情報システム部門における人材育成(2)@NAIS特別講演会メモφ(..)

NAIS講演会の続きです。

今回は、前回の「情報システム部門における人材育成(1)」の続きになります。

まず、NAIS特別講演会の概要とこのメモについて、

簡単に振り返ります(以下コピペー)

○NAIS講演会について:

2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、

お題は「情報システム部門の役割」で、

講演者は川崎重工グループのIT子会社、

「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。

○このメモについて:

私は日本語のネイティブではありませんし、

聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、

私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。

もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。

今までのメモ:


一回目:べニックソリューション株式会社

二回目:情報システム部門を支える3本の柱(1)

三回目:情報システム部門を支える3本の柱(2)

四回目:情報システム部門における人材育成(1)

さて、情報システム部門における人材育成の話を続けていきます。

情報システム部門に限らず、以下の「人材育成の課題」は、

あらゆる業種に当てはまるじゃないかと思います。

1.期待どのギャップ

「勉強は、しなければならないからするのではなく、したいからするもの!」

というのは、会社側の主張です。

つまり、「楽しい」から技術の勉強をしたい…というのは一つの理想な形ですが、

最近雇用される情報システム部門の人員は、

どうも、「しなければいけない」と考える人が多い…らしい。

私もいくつかの学校で色々教えたりしていますが、

教員として、やっぱり、学ぶことを「強制する」よりも、

学ぶことを「手助けする」姿勢が理想じゃないかと思います。

もちろん、そのためのサポートをいろいろします。

例えば「なぜ学ぶのか?」の意味を整理したり、学ぶやすい環境を整備したりします。

しかし最終的に、学生が「学びたい」と思うことは、非常に大事ですね。

私の今までの経験からしてみれば、

「楽しいから学びたい」、「役立つから学びたい」と思う学生は、

「単位取らないと卒業できない」、「仕方ないから学ぶしかない」学生よりも、

す~っと成果を出していて、

結果として、自分の夢に繋がっています。

2.育てられる側の言い分:

-研修に行かせてもらっていないから出来ません!
-教えてもらっていません!
-勉強する時間がありません!

スキルは自ら習得するものではなく、「与えてもらうもの」との認識が強い。

一見、もっともらしいのですが、

スキルは決して「与えてもらうもの」ではなく、

自分で「育つ」、「盗む」、「奪い取る」ものですね。

指示待ちだけなら極端な話、ロボットでも出来そうですね。

やっぱり自発的に、自ら習得する姿勢を持たないと、

成長に繋がりにくいのです。

3.育てる側の言い分:
-昔は、ほったらかしても人は育ったのに…。

おじさん世代の感覚とは異なる世代であるとの認識が必要…ということですね。

そこで、何をするべきかを考えることは、

人材育成の大きな課題になります。

4.キャリアパスの不一致

○プロジェクトXへの憧れ
-開発やソリューション系の業務が魅力に感じる
-運用は日陰?と思っている。

これについて、前回もちょこっと話が出ましたが、

誰でもドラマチックな仕事をしたい…と考えているわけですね。

しかし、会社の仕事というのは、

その「ドラマチック」の部分はあくまで一部であり、

多くの業務はそういう壮大なものではありません。

例えば、野球で言うと、

「チーム全員が四番バッターにすればうまくいくのですか?」っと言うと、

そうでもないですね。

バンドがうまい人や、守備職人も必要ですね。

更に裏方として、例えば選手の体調管理をしているドクター、

グランドや練習場の整備を行っている方など、

強い野球チームには、さまざまな人材が必要です。

誰でも「オレを四番バッターに育ってくれ!!」と思いたいところですが、

現実では、そういうわけには行きません。

○やりたい仕事ではなかった場合はモチベーションが低下
-学校で学んだことへのこだわり
-入社時の志望動機へのこだわり

つまり、今まで学んできたものを生かしたい!と思うのはアタリマエですが、

世間はそんなに甘いものではありません。

これも野球を例で説明すると、

例えば、野球のドラフトで選ばれる選手は、

恐らく全員元のチームのエースと4番バッターだらけです。

「今まで四番バッターを学んできたから、それ以外の仕事はしたくない」

「今までずっとエースだったから、リリーフなんて論外」

に成ると、会社はうまく回りません。

更に、場合によって野球選手として入団したが、

気がついたらサッカーをやったり、水泳をやったりしないといけません…、

というのが現実です。

もちろん「やりたいことをやりたい」の気持ちもよく分かりますが、

そこらへんは、あんまり固執せずに、

柔軟に会社(ある意味、社会の)の希望に応じて、

さまざまな体験をすることは、決して損にはならないと思います。

野球で言うと、

「リリーフを経験したら、より先発として成長した」…みたいな感じですね。

やっぱり長くなってしまいましたので、今回はここらへんで切り上げます。

次回は、以上の「人材育成の問題点」に対する、

ベニックソリューションが考案した、会社側の解決案を紹介したいと思います。(‘◇’)ゞ

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来年の三月は鹿児島で学会。ヽ(´―`)ノ

私は、進化経済学会という学会に所属しています。

日本に来てから、ほぼ毎年この学会で学会発表を行ってきましたが、

去年2006年度、いろいろ忙しかったので、

春の全国発表大会に参加できませんでした…。

で、今年は頑張って参加しなければ…っと、

最近は研究のタネ(ネタ?)を吟味しています。

今のところ、「エージェント・ベース・シミュレーション」という手法を利用して、

会社経営に伴う意思決定を行うことが出来る人口知能を作成し、

株式投資でよく使われている投資尺度を基準に投資することは、

本当に会社の成長や経済の発展に繋がるかを検証する…、

というテーマにフォーカスしようかと考えています。。

今のところ、とりあえず投資尺度として、

PER(株価収益率)、BPR(株価純資産倍率)、

DCF(割引現在価値)などを会社の目標として設定しようと考えています。

これらの「株主が希望する会社の目標」は、

株主の利益に繋がると予想されますが、

「株主の利益=会社の成長」という等式と、

「株主の利益=経済の発展」は成立かどうかを考える…、

というのが今回のテーマになります。

ちなみに、同じモデルを利用して、

人工知能によるコンピュータシミュレーションだけではなく、

人間参加型のビジネスゲームも構築しようかと考えています。

この場合では、目的はちょっと違ってきますね。

今回のビジネスゲームは教育目的なものになりそうです。

参加者に購買、雇用、生産などの経営意思決定を行ってもらい、

それらの意思決定によって、

会社の財務諸表はどう変化するかを勉強し、

さらにどのような意思決定は会社の成長に繋がるかを考えさせう…、

などがこのビジネスゲームの目的になりますね。。

順調に進みましたら、

もしかしたら11月に予定されているKCGのワークショップ

「君も社長だ!ビジネスカトレーニング」で披露出来るかもしれません。Ψ(`∇´)Ψ

なにかともあれ、今は構想段階なので、

さらにいろいろ詰めていかないといけないと思います。

何か進捗がありましたら、またこのブログで報告したいと思います。(‘◇’)ゞ

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情報システム部門における人材育成(1)@NAIS特別講演会メモφ(..)

久しぶりに、NAIS講演会のメモの話。

まずはNAIS特別講演会の概要とこのメモについて、

簡単に振り返ります(以下コピペー)

○NAIS講演会について:

2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、

お題は「情報システム部門の役割」で、

講演者は川崎重工グループのIT子会社、

「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。

○このメモについて:

私は日本語のネイティブではありませんし、

聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、

私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。

もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。

今までのメモは:


一回目:べニックソリューション株式会社

二回目:情報システム部門を支える3本の柱(1)

三回目:情報システム部門を支える3本の柱(2)

さて、今回は情報システム部門の人材育成の話です。

ここらへんの話は、

京コンKCGIに深く関わっていますね。

何れも情報システム部門の人材を育成していますので。

ベニックソリューションの資格取得状態ですが、

国家資格所有者は約50%、ベンダー資格所有者は約90%だそうです。

やっぱり、川重の子会社なだけに、人材の質が高いのですね。

しかし、会社側からしてみれば、

「人が資産」と考えていても、

その資産をなかなか育ててくれない…という現実もあるようです。

その理由として:

○ビジネスマインドを持った社員が少ない
ビジネスマインドは、ビジネスマンにとって重要なアビリティです。
簡単に言うと、ビジネスマインドとは「常に収益性を重視する意識」ですね。

○若手社員は自分の将来像が描けない
自分の将来像がイメージできない、
将来どうなるか?不安で仕方ない。

○モチベーションが低い
やらされる仕事と当初の希望との落差が大きい。
誰でもドラマのような鮮烈な仕事をしたいが、
実際にそういう仕事がゴロゴロしているわけではない。

○自分のスキルレベルが分からない
自分の技術を過小評価したり、過大評価したり。

○教育研修に参加できない
日々の業務に忙殺されています。
しかも、有能な人ほど忙しくなりますので、
もっとも成長して欲しい有望な人材は成長しきれない。

○必要なスキルを持った人材を確保できない
ITスキルのトレンドの変化が早い。
必要とされるスキルの種類も多いので、
どうしても理想な人数を揃え切れない。

○スキルトランスファーができていない
各自のスキル範囲が狭く、
重ねている部分が少ないので、伝えるのが難しい。
基礎を学ぶ機会も少ない。

○人材育成のローテーションが難しい
出す側の都合、受ける側の都合があり、
そう簡単にスケジュールを組み立てれない。

○スペシャリストは尊重されていない
スキル持っていても、口下手だと伝えられない。
理解も、評価もしてもらえない。

○原価意識が薄い
コストセンターからプロフィットセンターへの転換が必要。
コストセンターとは、直接利益を創出しない組織のこと、
一般的に、経理や人事などがコストセンターです。
一方、プロフィットセンターとは、利益を作り出す組織ですね。

従来の概念では、情報システム部門はコストセンターと分類されましたが、
今の時代だと、情報システム部門も、
自ら利益を作り出す意識を持たす必要があります。

ちょっと長くなりましたので、今回はここで切り上げます。

次回は、今回のメモの中に、もっとも若い学生達に見てもらい部分です。

内容はズバリ、

会社側の立場から見た際、

「なぜ今の若者は育ちにくいのか?」の話です。

次回の話に、現在の日本社会の若者にとって、

どうすれば「会社が望む人材に成れる」ためのヒントが隠されていると思いますので、

是非読んで欲しいところですね。(*゜ー゜)

というわけで、次回に期待してください!

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究極な「プリント配り」Ψ(`∇´)Ψ

今日は今期の三回目の「京女の日」です。(^~^)

一回目は水曜日は京女デーΨ(`∇´)Ψ

二回目は効率的な「プリント配り」(‘~’)でした。

今回は前回に続き、プリント配りの話題です。

前回の記事に、

KCGのベテラン教員である桜坂。が、

丁合機を使うといいよ~というアドバイスをいただきました。

ほぉ~世の中にそんなに便利な機械があるとは~

というわけで、今週はそれをチャレンジしてみました!Ψ(`∇´)Ψ

場所は京女のコピー室、

うろうろうろしたら、発見しました!

桜坂。先生が紹介した「ホリゾン」の丁合機!!!

が、使い方わからず(´・ω・`)

とりあえずボタンを押してみる。

「へんじがない、ただのしかばねのようだ。」

(;´д⊂)

ん~っと、丁合機をじ~っと見ると、

機械の下に、マニュアルがあるジャマイカ!?

というわけで、

マニュアルを取り出して、使い方をチェック。Ψ(`∇´)Ψ

大体3分で一通りの使い方を確認しました。(^~^)

というわけで、まずスイッチ・オン!

次に、教材のプリントをセット。

さらに、一番したの板(名前忘れた)を調整。

そして、名前のよくわからないレバーを上げる。

んで、まず「チェック・ボタン」を押す。

おぉおぉ~綺麗に丁合されてるジャマイカ。

最後に「すたーとぉぉぉぉぉ」じゃぁぁぁ~Ψ(`∇´)Ψ

おぉぉ~コレは早いぃぃぃ~

もう~科学の力に感動ですわ。ъ(`ー゜)

結果として、

今日は割りと素早くプリントを配ることができました。(‘◇’)ゞ

もう~桜坂。先生に感謝ですネ。

丁合のために、若干私の昼休みの時間が取られますが、

学生たちの授業時間のロスの減少を考えると、

まあ、ほどほど良い感じじゃないかと思います。ъ(`ー゜)

というわけで、これから半年間、

丁合機の世話になってみようかと思うぉぅぇぃでした。(*゜ー゜)

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効率的な「プリント配り」(‘~’)

今日は今期の二回目の「京女の日」ですヽ(´ー`)ノ
一回目は「水曜日は京女デーΨ(`∇´)Ψ

さて、実にいうと、

京都女子大学における授業に関して、

ちょっと困ったことがあります。

どんな問題かというと、

「プリント配り」…です。(@_@)

私自身は教材作り魔であり、

基本的に、教えようとする内容は、

すべて教材のほうに書き込みます。(^0^)

まあ、「学生に無駄な労力をかけたくない…」とか、

「伝えようとする内容が多いので、書いてしまわないと忘れてしまう…」とか、

「黒板で書くのがめんどくさい…」など、

理由はいろいろあります。ヽ(´ー`)ノ

でも、まあ、何かともあれ、

私が作った教材の分量は多いのです。

ページ数が。(;´д⊂)

パワーポイントで作ることが多いのですが、

スライド数はほとんど軽く50枚をオーバー。

「配布資料」として印刷しても、

約8~10ページになる…というわけですね。(⊃д⊂)

で、京コンKCGIの学生は基本的にパソコン慣れしていますので、

基本的に作成したデジタルコンテンツをウェブ上に置いたら、

勝手に見てくれます。

従いまして、量が多くてもさほど問題になりません。ъ(`ー゜)

が、しかし、京女の麗しいヒポリタ女子大生達は、

それほどパソコン慣れしていませんので、

パワーポイントで教材を作っても、

ちゃんと紙でプリントしてあげないと、

ちょっと勉強しにくい…というわけですね。(@_@)

で、そこで出てくる課題は、「プリント配り」です。

一枚二枚のプリントを配るなら楽なんですが、

私の場合は、8~10枚になるのがほとんどですね。(;´д⊂)

そんで、今受け持っている授業では、

学生約55名居るわけで、一回の授業で、

55x9=約500枚のプリントを配らないといけません。

コレだけの数のなると、配るだけでも一苦労…というわけです。(;´д⊂)

で、先週の授業は、普通に配ったら、

エライ時間掛かってしまいましたので、

今週は、その時間の短縮に乗り出しました。Ψ(`∇´)Ψ

というわけで、

今週の実験結果を報告します!(‘◇’)ゞ

方法:

紙を九つの山に分けて、前のテーブルに置いて、

学生たちは一列に並んで、一枚一枚拾ってもらう…、

という方法を試してみました。

ちなみに、今回のこの方法は、

工場に使われている、「ライン生産方式」をイメージしてみるといいかも。ъ(`ー゜)

イメージとして、

学生たちがベルトコンベアの上に乗って回ってきて、

資料を一枚目から九枚目まで取ったら完成…、

って感じですね。ъ(`ー゜)

ちなみに、「ライン生産方式とは!」に興味がある方は、

ライン生産のWIKIでも参考にしてください。ヽ(´ー`)ノ

気になる結果ですが…、

約6分くらいで500枚の紙をすべて配りきりました!Ψ(`∇´)Ψ

大体一秒で約1.38枚っと、

まあ、そこそこのペースかな?

まあ、それでもやっぱり遅いと思いますので、

来週はまた別の方法をチャレンジしたいと思います。(‘◇’)ゞ

セル生産方式でプリント配りするには、

どうしたらいいのか、考えてみたいと思います。Ψ(`∇´)Ψ

ちなみに、「セル生産とは!」っと興味のある方は、

やっぱり「セル生産方式のWIKI」を見てください。Ψ(`∇´)Ψ

あ~あ、超手抜き大魔神の巻Ψ(`∇´)Ψ

ちなみに、おまけのおまけですが、

KCGIでは、

こんな話よりもず~っと次元の高い生産管理関連の話を、

生産システム工学特論」って授業で教えています。(‘◇’)ゞ

今度担当のY先生やK先生に、

「PLM」や「工程計画」の観点で、

効率の良いプリント配りの方法を尋ねてみたいと思います。ヽ(´ー`)ノ

あるいは、どなたかイカス案がありましたら、

ぜひご提案を。(^~^)

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情報システム部門を支える3本の柱(2)@NAIS特別講演会メモφ(..)

前回の「情報システム部門を支える3本の柱(1)@NAIS特別講演会メモφ(..)」の続きです。

まずはNAIS特別講演会の概要とこのメモについて、

簡単に振り返ります(以下コピペー)

○NAIS講演会について:

2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、

お題は「情報システム部門の役割」で、

講演者は川崎重工グループのIT子会社、

「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。

○このメモについて:

私は日本語のネイティブではありませんし、

聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、

私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。

もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。

さて、前回は「情報システム部門を支える3本の柱」の一つ目の、

「スキル」を簡単に紹介しましたが、

次に残りの二つの柱に行きたいと思います。

ちなみに、三本の柱というのは:

1.スキル
2.プロセス
3.システム

です。

まず、「プロセス」の話。

この場合の「プロセス」は何を意味するかというと、

「誰がやっても同じ結果になるような仕組み」ですね。

代表的なもので言うと、

ISMS(Information Security Management System:情報セキュリティマネジメントシステム)
ITIL(IT Infrastructure Library:ITインフラストラクチャ・ライブラリ)
CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合版)

などがあります。

ここらへんのことを語ろうとしたら、

それこそ山のような文章を書かないといけないので、

ここは軽くスルーします。

詳しく知りたい方は、グーグルなどで検索してください。

最後の柱は「システム」です。

これもいろいろありますが、

「ネットワークシステム」
「サーバーシステム」
「アプリケーションシステム」

などがあるわけですね。

情報システム部門は、この「システム」の

開発、構築、運用などが主な仕事になります。

よいシステムを維持できないと、今時の企業はうまく稼動しません。

情報システム部門は、以上の三本の柱、

すなわち「スキル」「プロセス」「システム」の三つによって支えられています。

良い情報システム部門とは、

十分なスキルを持つ人材、

あらゆるタスクをこなせることが出来る、可視化されたプロセス、

そして強固なシステムによって成り立つ…ということですね。

前回と比べると、やや短いのですが、

キリがいいので、今回はここで切り上げます。

次回は「システム部門の人材育成」について、

紹介していきたいと思います。

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曜日の話@チャイナ☆( ̄ー ̄)

えっと、Castor先生の天津より-11に、中国での「曜日」の話がありました。

それについてちょっと補足したいと思います。(‘◇’)ゞ

なお、台湾流の話なので、

中国とはちょっと違うところもあるかもしれませんので、

ご了承ください。

さて、Castor先生によれば、

チャイナさんの「曜日」は、

日曜日→星期日(シンチ・ル)
月曜日→星期一(シンチ・イ)
火曜日→星期二(シンチ・ア)
水曜日→星期三(シンチ・サン)
木曜日→星期四(シンチ・ス)
金曜日→星期五(シンチ・ウ)
土曜日→星期六(シンチ・リォウ)

でした。

「日曜日」に限って、呼び方は:

「星期日(シンチ・ル)」と「星期天(シンチ・テン)」の二種類があります。

ちなみに、実は曜日にはもうひとつの呼び方があり、

どんな感じかというと:

日曜日→礼拝天(リィパイ・テン)
月曜日→礼拝一(リィパイ・イ)
火曜日→礼拝二(リィパイ・ア)
水曜日→礼拝三(リィパイ・サン)
木曜日→礼拝四(リィパイ・ス)
金曜日→礼拝五(リィパイ・ウ)
土曜日→礼拝六(リィパイ・リォウ)

個人的な推測ですが、

礼拝という呼び方は多分キリスト系宗教の影響じゃないかと思います。

で、これで終わると思ったら大間違い、もうひとつパターンがあります。

日曜日→週日(ゾゥ・ル)
月曜日→週一(ゾゥ・イ)
火曜日→週二(ゾゥ・ア)
水曜日→週三(ゾゥ・サン)
木曜日→週四(ゾゥ・ス)
金曜日→週五(ゾゥ・ウ)
土曜日→週六(ゾゥ・リォウ)

このパターンでは、「週日」はありますが、

「週天」という呼び方がありません。

理由は不明です。

まあ、歴史を調べれば、何かしらの原因はあるかと思いますが…。

で、ちょっと気になりましたが、

Castor先生の記事では、

昔々中国にも「日~土」という使い方があった…、

ということでしたが、これについてあんまり記憶にありません。

というのも、

私はそこそこ中国の古典な小説を読んだりしましたが、

その中に「曜日」という概念はあんまりなく、

「時間」の概念といえば、

年単位といえば、「24節気(立春など)」、

「端午」、「中秋」などの祝い事、

月単位で言うと、「旬(十日)」、「朔望(新月と満月)」になります。

「週」という概念はあんまりなかったような気がします。

で、ちょっと話を展開します。

うわさによれば、七つの曜日という概念を作ったのはバビロン人で、

月の周期(約28日)を4つの週に分けて、

毎日一人の神様を祭る…という制度だったらしい。

んで、「日」「月」「火」「水」「木」「金」「土」の七つですね。

中国の五行(金木水火土)+日月=7耀…だったのか、

7耀ー日月=五行だったのか、

私はわかりません。(Castor先生ならわかるかと思います。)

んで、バビロン人が作った7耀が、

ローマにも伝わったわけだが、

ローマ人は彼らの信仰に合わせて、

日→Sun’s-day(サン)
月→Moon’s-day(ムーン)
火→Mars’s-day(マーズ)
水→Mercury’s-day(マーキュリー)
木→Jupiter’s-day(ジュピター)
金→Venus’-day(ヴィーナス)
土→Saturn’s-day(サターン)

(セーラムーン的なノリで見ればわかりやすいかも?)

で、さらにこのローマ人バージョンをアングロ・サクソン人に伝わり、

アングロ・サクソン人はやっぱり自分の信仰に合わせて、

四つの神を入れ替わりました。

どんな感じかというと:

Tiw(戦いの神、マーズも戦いの神ですね)→Tuesday
Woden(別の名はOdin=オーディン=神々の神)→Wednesday
Thor(トール:雷の神)→Thursday
Frigg(フレイヤ:愛の神)→Friday

ここらへんは、北欧神話の神々です。

結構ゲームの中に出てきたりしますね。

最近でいうと、「ヴァルキリー・プロファイル」とかを遊んだら、

割と名前になじみがあるかと。

結局、それが現在の英語の一週間になったわけですね。

お日様→Sunday
お月様→Monday
戦いの神様→Tuesday
神々の神様→Wednesday
雷の神様→Thursday
愛の神様→Friday
土の神様→Saturday

という感じです。

それも含めて考えると、

日本人はチャイナさんよりも英語の曜日を覚えやすい…はず。

なぜなら、チャイナさんのセンスからしてみれば、

月曜は「星期一」なので、英訳するなら「First Day」とか、

その次に、「Second Day」「Third Day」になる…っと

想像してしまうわけですよ。

気がついたらなんやらムーンとか、サンとかが出てくるので、

ちょっとわけわかめ…って感じですね。

まあ、おチャイナさんが日本の「日曜」「月曜」を覚えるのも、

同じくらいわけわかめですね…。

っと、思い切ってCastor先生の縄張りに入ってしまいましたが…、

私の貧弱な知識(しかも間違い多いかもw)よりも、

Castor先生のほうは、

私より300倍語ることがあるかと思いますので、

とりあえず呼び水的にこの記事を書かせていただきました。(‘◇’)ゞ

というわけで、舞台を整えましたので、

Castor先生どうぞ(‘◇’)ゞ

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カタカナは難しい(⊃д⊂)

外国人からしてみれば、

日本語の「難しい」要素はいっぱいあります。

まあ、漢字文化圏出身のぉぅぇぃは、

もっとも難しいとされる「漢字」の問題はラクラク・クリアになるわけだが、

それでも、やっぱり難しいものが多い…。

例えば「カタカナ」。

何故か知りませんが、

私の知り合いの非日本人のほぼ全員は、

「ひらがな」よりも「カタカナ」が難しいと考えています。(@_@)

推測してみると、恐らく日本語を学び始めた時は、

ほとんどの人は「ひらがな」から入っています。

というよりも、普通に見回っても、

新聞なりテレビなり、やっぱり圧倒的に「ひらがな」文字が多いのですね。

例えば、有名な言葉で言うと、

「皇国の興廃コノ一戦ニアリ、各員一層奮励努力セヨ」とか、

こういうの見ると、私はスグ理解できません。

「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」なら、

瞬間で意味を理解できますが、

カタカナの場合は、数秒掛かります。(@_@)

あるいは、時々ゲームとかに出てくるロボットのキャラクターも、

全てカタカナで話すやつが居たりします。

例えば、「ハジメマシテ、ボクハココヲマモッテイルロボットデス」とか、

本当に一文字一文字読み上げないと、何を言っているかはサッパリ。ヽ(;´Д`)ノ

私が遊んでいるファイナル・ファンタジー11(FF11)も、

やっぱりこんなキャラクターが居ます。

ウィンダスという国のガーディアンというカカシ型ロボットは、

「星なんちゃら語」という言葉を話している設定ですが、

彼らのセリフは、こんな感じになったりします。

「*ワタシ★ハ……オバケ デハ アリマ★セン。」

こいつらに関わるクエストなどは、やっぱり普通よりも解読時間が長いのデス(;´д⊂)

さて、今までのカタカナの話とはちょっと違いますが、

最近学校のオフィスで「カタカナ」に関連する失敗を犯してしまいました。(´・ω・`)

どんな話かというと、

ある日、何気に同僚のディスクの上を見ると、

こんな宛名が印字されている封筒を見かけました。

「株式会社ワロス

こ、これはΣ(゜д゜|||)

2ちゃんねる愛好者団体が作った会社か!?(´Д`;)ヾ

確かにこの名前はインパクトあります!

一回聞いたら一生この会社の名前を忘れることはないだろう!

しかし、会社の名前にこんな言葉使ってもいいんだろうか!?

関連会社に株式会社メガワロス・株式会社ギガワロス・株式会社テラワロスとかあったりするだろうか!?

っと頭の中でグルグル回って、

思わず「かぶしきかいしゃわろす!?」っと、声を出したら、

「*あ、株式会社ワロスロスですね。」っと同僚のお嬢様にさりげなく訂正されました。ヽ(;´Д`)ノ

いやぁぁぁぁぁ~、恥ずかぴぃぃーー(⊃д⊂)

というわけで、外国人はカタカナに弱いのです!(違ぅ)

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情報システム部門を支える3本の柱(1)@NAIS特別講演会メモφ(..)

この記事は、前回の「べニックソリューション株式会社@NAIS特別講演会メモφ(..)」の続きです。

まずはNAIS特別講演会の概要とこのメモについて、

簡単に振り返ります(以下コピペー)

○NAIS講演会について:

2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、

お題は「情報システム部門の役割」で、

講演者は川崎重工グループのIT子会社、

「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。

○このメモについて:

私は日本語のネイティブではありませんし、

聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、

私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。

もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。

さて、前回はべニックソリューション株式会社の概要の話でしたが、

次に、滝本さんは「情報システム部門に支える三本の柱」という話をしました。

簡単に言うと、会社の情報システム部門を支えるために、

三つの重要な要素がある。

それはまるで建物の柱のように、

一つでも欠けたら、いい仕事ができない…、ということですね。

で、その三本の柱はどんなものかというと:

1.スキル
2.プロセス
3.システム

です。

ここから、少しだけ詳しく説明していきまね。

まず、「スキル」。

ITの学校で「スキル」を言うと、「プログラミングのスキル」とか、

「システムデザインのスキル」とか、

国家資格というと、システムアドミストレータとか、

基本情報技術者とか、ソフトウェア開発技術者とか、

そういう「スキル」だと思われがちですが、

滝本さんに言わせれば、いわゆる「ITのスキル」は、

スキルの一種にしか過ぎません。

では、ここで言う「スキル」とは、どんなものかというと、

-テクニカルスキル
-ヒューマンスキル
-ビジネススキル

の三種類に分類できます。

以下、これらのスキルについて解説しながら、

個人的な見解を述べさせていただきます。

まず、テクニカルスキル。

想像の通り、「情報技術的なスキル」ですね。

プログラミングの技法とか、ネットワークとか、セキュリティとか、

データベースとか、オブジェクト指向とか、UMLとか…。

まさにKCGやKCGIで学ぶような内容ですね。

そういう意味では、KCGやKCGIで真面目に学べば、

とりあえず情報システム部門の第一のハードルを越えれる…、ということですね。

二つ目の「ヒューマンスキル」とは、

人間性というか、良い人間関係を構築するスキルですね。

もちろん、ここでの「人間関係」とは、

社内の上下関係や同僚との関係はもちろん、

取引先との良好な関係を築くことも大事ですね。

簡単言うと、自分も相手も周りの人も、

「気持ちよく」仕事が出来るようにするのがこのスキルです。

最近の流行の言葉で言うと、KY(空気を読める)…かな?

有能な人材でも、傲慢だったり、無口だったり、無愛想だったりすると、

そのよさは半減されてしまう…可能性もあります。

ヒューマンスキルに関して、よほど特殊な教育機関じゃなければ、

コレはさすがに「正規の授業」で教えるものではありません。

じゃ、どうすればいいのか?

っと言うと、ぉぅぇぃが思うには、

とりあえず出来るだけ多くのトモダチを作ったり、

部活やクラブに参加したり、ゼミの合同プロジェクトに参加したり、

飲みニケーション(飲み会、合コン、懇親会など)をしたりなど、

自然に身に着けていくしかありません。

そういう意味では、これはKCGと一般の専門学校と異なるところかもしれません。

普通の専門学校だと、とりあえず「資格じゃ!」とか、「勉強じゃ!」とか、

「テクニカルスキル」の部分だけしか強調しないところが多いのですが、

KCGでは、テクニカルスキルももちろん重視しますが、

「友達をいっぱい作ろう!」とか、

「クラスメートと助け合いましょう!」とか、

「楽しく飲み会しようぜ!」と言った価値観を推奨しています。

更に、KCGの教育理念では、

「知性・感性ともにすぐれた人格の育成」という項目がありまして、

そういう意味でも、ヒューマンスキルを大事にしている学校だな~っと思ったりしますね。

最後に、ビジネススキル。

ビジネススキルとは、簡単に言うと、「会社人の基本素養」ですね。
社会人ではない、会社人=ビジネスマン

「ビジネススキル」とは?って言うと、それこそいろんなような定義法がありますが、

よく言われるのは、

相手と意思疎通を円滑にする「コミュニケーションスキル」とか、

相手から知りたいことを引き出す「ヒアリングスキル」とか、

相手に理解してもらうための「プレゼンテーションスキル」とか、

ロジックに沿って合理的な判断をするための「クリティカルすシンキング」「ロジカルシンキング」などですね。

これ以外にも、「文書力」とか、「企画力」とか、「プロジェクト管理」とか、

それこそ数え切れないくらいあります。

ここらへんのビジネススキルは、

一般的に「MBA(Master of Business Administration=マスター・オブ・ビジネス・アドミストレーション=経営管理学修士号)」などのコースに含まれています。

KCGにも「プレゼンテーション技法」など、

ビジネススキルを学ぶ授業があります。

そういう意味では、全く触れていないわけではありませんが、

しかし、その質も量も、KCGIには及びません。

KCGはテクニカルスキルという地盤をきっりち固める学校であり、

KCGIは、その土台の上で建物を作り、

更に上を目指す…っと言った感じじゃないでしょうか?

KCGIでは、プレゼンテーション・ディスカッションは日常茶飯のことであり、

企業相手のヒアリングなども行われたりしますし、

あらゆるところでチームワーク、プロジェクト・ベース・ランニングなどが行われていますので、

結構なビジネススキルを身につけれますね。

こういうスキルって、決して難しいものではありませんが、

何故か義務教育の中には取り込んでもらえません。

ナポレオンの嫁は誰々…とかよりもずっと役立つと思いますが…。
いや~歴史は歴史のよさがありますが~
例えば、ナポレオンの嫁ジョゼフィーヌの愛犬はパグという豆知識とかマジ最高っす!

…。

おっと∑(゜△゜;)

語りだしたら、「スキル」だけでこんないっぱい話してしまいました。ヽ(´ー`)ノ

というわけで、「プロセス」と「システム」の話は、まだ今度にします~

ア~ディオ~ス(*゜ー゜)ノシ

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べニックソリューション株式会社@NAIS特別講演会メモφ(..)

一日遅れましたが、

2007年8月24日、KCGI(京都情報大学院大学)で特別講演会が行われました、

お題は「情報システム部門の役割」で、

講演者は川崎重工グループのIT子会社、

「べニックソリューション株式会社」のIT基盤本部の滝本郁也さんです。

この方は京大工学部航空工学科卒業後、

川崎重工の航空宇宙事業本部企画室情報システム部、

航空宇宙カンパニー企画本部を経て、

現在べニックソリューション株式会社の取締役を勤めています。

この方は、仕事人…というか、IT職人というか、

そういう気質の方ですね、目の奥に非常に力強いモノを感じ取れます。

講演の内容は非常に充実で、話し方が非常にうまい方でした。

聞いてみたら、頷く内容ばかりです。

まさに日本のベテランの企業戦士…、って感じですね。

お話になった内容については、KCG&KCGIの学生・卒業生は勿論、

日本の20~30代の若い世代の全員に、

是非聞いて欲しい内容ですね。

折角なので、ここで個人で取ったメモの一部を紹介したいと思います。

なお、そもそも私は日本語のネイティブではありませんので、

聞き間違い、勘違いなどもあるかと思いますので、

私のメモを100%信用…ではなく、参考程度に留めてください。

もし誤りがありましたら、ご指摘を頂きましたら幸いです。

まず、べニックソリューション株式会社の紹介から入りました。

この会社は川崎重工グループのIT基盤部門を、

分社化というか、法人化というか、そんな感じで独立した企業です。

主な業務内容は、川崎重工のIT基盤の開発、運営管理を行っています。

具体的に言うと、川崎重工の会計関連と人事関連のほぼ全てを管理している…って感じらしいです。

その他、会社にあるべき基本的なITのサービス、

例えばメール、ウェブ、セキュリティ、ネットワークの運営なども担当しているそうです。

そして、川崎重工グループの各企業は、

各々の生産・購買・販売などのシステムを独立に利用して、

会計と人事だけは、べニックソリューション株式会社のシステムを利用している…、って感じですね。

川崎重工みたいな大規模の企業グループだと、

そこらへんの連携はかなり大変になります。

特に、昔は少数のメインフレーム(大型計算機)の中で、

システムはほぼ一括して管理されていましたが、

現在では複数のハードウェアに、異なる複数のOSを載せ、

いろんなベンダーが作ったあらゆるサーバーやアプリケーション・パッケージなどを利用しながら、

それらを連携して会社の業務の遂行していますので、

そこらへんの統合は非常に大変ですね。

ある意味では、昔だと、システム部門の全社員の全知全能をこめて、

一つ良いシステムを作ってしまえば、

システム部門は30年安泰…、みたいな雰囲気だったのですが、

現在では、ITの進歩が非常に早いので、どんなにいいものを作っても、

ライフサイクルは約10年っと、短くなっていますので、

だから実際に、各社は自分で1からシステムを作る…、

ということはほとんど無く、自分の会社の業務にあわせて、

いろんなベンダーのパッケージを組み合わせしながら、

最小のコストと最短の時間で、

最大のパフォーマンスを叩き出す…、っと言った感じになりますでしょうか?

勿論、実際に操作するシステムは既存のものでも組み合わせでよいのですが、

会社全体に関わる抽象的なシステムのデザインは、

やっぱりかなりの大仕事になるそうです。

今時、会社のほぼ全てのものは電子化、デジタル化されていますので、

もしIT基盤のところにバグや不都合が生じ、

情報漏洩やハッキングなどされてしまいましたら、

それころ会社の屋台骨が崩れかねないことになりますね。

考えてみると、情報システム部門は課長島耕作ワールドのように、

例えばマーケティングとか、新製品開発とか、

大きな商談を成功させたとか、M&Aとか、

そういう鮮やかで華やかなビジネス・サクセスの世界ではありませんが、

しかしこれらは、確実に会社と社会を支えている渋~い仕事です。

今時の大企業に耕作さんがいなくでも恐らくやっていけますが、

情報システム部門の人が居なければ、一日にも成り立たないでしょう。

べニックソリューションは、このように、

川崎重工グループにとって、非常に大事な仕事をしている会社です。

(*つづく)

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