そうめんのレシピ

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暑いときに美味いのがそうめん(素麺)であるが,これはじつは結構難しい。
茹でる加減は,袋に書いてある時間より20秒から40秒は短く,硬い目に茹でる。
水にさらすのは,大きなざるに入れて大量の冷たい水で流し,全体に冷めたら氷水に漬ける。

さて,出汁であるが,市販のもので好みのを選べばよいが,本醸造の醤油を少し足らす。付け合わせは,土生姜を下ろしたものと,わけぎのような細い青ネギ。それだけで良い。

と書いてしまうと,何が難しいんだと叱られそうだが,麺の茹で加減と冷え加減が,きわめて難しいのだ。
細い麺なので,ちょうどよい硬さで,ちょうどよい温度に仕上げるのは,茹で時間も,水にさらす時間も,氷水に漬ける時間も,最適の時間プラスマイナス10秒以内である。それよりも長くても短くてもいけないのだ。居合抜きの心意気で,神経を集中して仕上げなくてはならない。

ざるにあけて水を切った素麺に,氷を散ばすと,部分的に温度が変わり,氷のように冷たいところとヌルイところとが混在する。そのようなのは論外である。すべてが同じ程度の冷たさで,しかも,冷たすぎないように,配慮を徹底すべきである。

そのような違いがわかるようになると,かなり神経を使う料理であることがわかってくる。単純であるものほど,奥が深い。

麺は,揖保素麺が一番入手しやすく,美味いのだが,隠れた逸品というのも結構ある。いろいろ試してみると面白いと思う。

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京都情報大学院大学

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