スンデ(韓国式腸詰め)

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パエリア パエジャ のレシピ

スンデ

 スンデ(韓国式腸詰め)

一般には豚の小腸に豚肉やもち米を詰めたもので,豚の血をいれたりもする。李氏朝鮮時代の中期(17世紀後半)に書かれた「飲食知味方(いんしょくちみほう)」に,その記載がある。
唐辛子の粉を混ぜた塩で食すのだが,オキアミの塩辛で食べても美味い。同じ皿に盛られるのはレバー,腎臓,小腸など各部分の内臓と尻尾の輪切りである。これらがまた大変に美味である。豚の内臓や尻尾の輪切りを蒸しただけなのだが,素材が良いから,塩だけで食べても飽きるどころか,凄まじく美味い。

日本人は家畜を食する歴史が浅いからか,豚や牛の内臓には疎いが,新鮮な魚と同じで,きちんと飼育された動物の内臓は美味いものである。日本で豚肉が礼賛されないのは,その飼育方法と貯蔵方法に問題があるのだ。
狭いところに閉じ込められ配合飼料や残飯を食わされて育った家畜の肉は,肉にも内臓にも臭みが残る。しかもそれが長期間冷蔵される。その臭みを,肉の味だと誤解している日本人はことのほか多い。

韓国済州島の黒豚は,きちんと飼育され,内臓までが滋味溢れる。豚肉は新鮮でなくてはならない。

烏賊や鱈の胴体に具を詰め込んだものもスンデと言うのだそうだ。

スンデ

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韓国済州島の黒豚

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黒豚

朝鮮半島の南端に浮かぶ美しい島,済州島に,済州国立大学がある。日本で言う「旧七帝国大学」みたいな国立大学が韓国には八校あり,済州大学はその中のひとつである。

本学とは学術交流提携をしており,今回はeラーニングのセットアップ等で訪問したのだが,例によって昼夕美味いものばかりご馳走になった。

韓国済州島の黒豚は,これ以上美味い肉は無いと思うくらい,美味い。脂身と赤身が5層になっている部分が最上である。日本では皮をいっしょに食する習慣が無いのだが,豚肉は皮ごと食べるのが美味いのである。

目の前で焼き,ある程度火が通ると,例の如くハサミで切り分ける。肉自体が,あまりにも美味であるから,塩だけで食べても,飽きることが無い。韓国式基本で胡麻油と塩でも良い。そしてサンチュ(チシャ菜)に胡麻の葉,玉葱,辛子味噌をつけて巻いて食べると,誇張無く,いくらでも食べられる。辛子味噌の代わりにオキアミの塩辛をつけると,また異なる世界が広がる。写真でおわかりのように,脂身のほうが多いくらいの部分で,一枚が一人前なのだが,一人で3枚くらいは軽い。日本やアメリカの豚肉は,脂身がくどくて,一口食べると胸焼けするが,済州島の黒豚は,そういうくどさが一切無いのである。

韓国済州島には,豚肉以外にも美味いものはいっぱいある。美しい海に囲まれており,魚介類も最上である。青い空と青い海,自然の中で平和な気分になるところ。アジアで,いや世界で一番の場所では無いかと思っている。

焼肉

 ひとつ料理を頼むと,小皿に色々な料理が出てくるのが韓流。キムチ,青菜は必ず出てくる。青いしし唐辛子は,すさまじい辛味で,ちょっと齧るだけで飛び上がる。

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KCGの自動車制御学科が中国進出

京都コンピュータ学院の自動車制御学科が中国に進出した。天津科技大学との合弁コースで,現地学生のうち希望者は日本のKCGに留学して単位取得することも可能である。

日本最初のCarITの学科を開設した京都コンピュータ学院,中国にも中国最初の自動車制御学科を開設したのである。

開講,おめでとうございます。

天津科技大学 自動車制御学科

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IT・コンピュータ関係への進学と業界に関する誤解について

あなたと違うんです??

IT・コンピュータの分野について,一般社会が誤解していることが多々ある。高度経済成長期にわが国に蔓延した誤解とともに,これは由々しき問題であると思っている。実は今日もその大きな誤解に遭遇したので,思いつくまま書いておく。誤解とは,「大学の文系学部に進学するとツブシが利く」という昭和のなごりのような思い込みと,「IT・コンピュータは理工系である」という思い込みである。

【文系学部はツブシが利く,というのは思い込みに過ぎない】
高度経済成長期に,高校の数学や物理・化学が苦手だという理由で,高校のクラス分けで文系を選び,いわゆる私立文系へと進学する層が増えた。
昭和の戦後にできたいわゆる新制大学の大半は,予算不足が大きな理由で文系学部しか開設されなかったから,そういった高校生は大挙して私立の文系大学に進学した。
それらの大学内では,卒業後就職を望む学生に対して,あまり関係の無い文系の「学問」を教えてきた。言うまでも無く,文系学部で勉強する学問の大半は,就職後の仕事と関係が無い。(昭和の当時,理工系の大学の認可を得るには,それなりの設備が要求されたから,私学で理工系を開設するのは非常に難しかったのである)

現在,日本のビジネス界で出身大学を尋ね,専門の勉強は何をしたかを聞くと,「学生時代はクラブばかりしてました」とか,「学生時代は何も勉強しませんでしたわあ~」などと答える人がかなり多いのはご存知だろう。世界の他の国で同じ質問をすると,「大学時代は○○を勉強した」と,普通は答える。「学生時代は勉強していない」などと答えたら最期,「コイツは馬鹿か」と思われてそれで終わりである。なぜそういった差異が生じるのか。ここに戦後日本の大きな問題が横たわっているのだが,詳述はまた別の機会にしよう。

実のところ,「文系学部はツブシが利く」というのは,「大学では職業に関することは何も勉強していない」=「何にも染まっていない」ので,「企業の色に染めやすい」から,企業に歓迎されたということなのである。あまりにもそういった例が多すぎるので,日本は,「学生時代は勉強しなかった」と平気な顔で言える国に成り下がっているのだ。

ともあれ,日本という国は,「大学で勉強してもそれが就職や生涯の仕事に関係が無い」という常識が出来上がってしまっているのは事実であろう。戦前から続く「とりあえず大学へ」という信仰が根強いために,そしてまた,日本の私立大学は文系が大半であるから,上述の常識が出来上がってしまっていて,「理工系への進学者が増えない」=「理工系と思われている仕事の従事者が増えない」ことの大きな理由になっているのではないかと思われる。

・【IT・コンピュータは理工系だけではなく,文系の仕事も多くある。】
高等学校の進学先としても,京都コンピュータ学院へ進学したとか,某大学から京都情報大学院大学へ進学した,というと,「理工系へ進んだのだ」と思われるのだそうだ。
プログラミングは,確かに,数学の応用が多用されるので,プログラマーという仕事は理工系の仕事だと思い込まれている。しかし,実はどちらかというと文系の仕事であり,プログラミングは文学の一種ともいえる。そして,ひところ喧伝された「IT革命」という言葉の真の意味は,そういった理工系と思われていたコンピュータが,文系人間のものになったという意味を含んでいた。つまり,人類社会に必要不可欠なコンピュータの利用方法は,今まさに文系的な視野でもっての対処が求められているのである。

ところが,である。今なお世間の大人の大半も高校の先生たちも,「コンピュータは理工系の分野だ」と思い込んでいるので,高校生たちもそう誤解する。大学生もそう誤解している。これには情報系やコンピュータを,いまだに工学分野に分類している文科省の責任も重いのだが,そういったことの結果,IT・コンピュータ業界では慢性的な人材難が継続しているのである。

【そして必要な認識は?】
コンピュータは空気と水の次に大事である。人間社会ではすでにコンピュータは無くてはならないものになっている。すでに,コンピュータが無くては人間社会は成り立たない。経済に関するあらゆる事物や航空や鉄道等の交通制御システムから,家庭での自動車や電化製品まで,コンピュータがかかわっていないものはない。皆が持ち歩いている携帯は,あれは小型のコンピュータである。

「人類社会に必ず必要な分野で仕事をしていく」,「生涯の生業をIT・コンピュータ分野に求める」,ということが,実は昭和の時代に出来上がった「経済学部はツブシが利く」などといった妄念を遥かに超えて,現代においては,最も食いはぐれの無い賢い選択なのだが,上述の「理工系だ」との思い込みと,高等学校での理数系教育の不成立など様々な理由によって,敬遠されているのが実情だ。

結果,コンピュータ業界での求人は多いまま,就職活動という意味での売り手市場が継続しているのだが,進学に直面している高校生とその親たちと,多くの先生たちは,まだ,社会の実情からかけ離れた判断をしている向きがあまりにも多いように思う。

今,日本全国の数多のコンピュータ関連企業で,人材が求められている。大量に仕事があるのに,人が足らないという状況に陥っている。高校の先生たちも,文系大学の教授たちも,家庭の親御さんたちも,その現実を知ってもらいたいものだ。日本のソフトウェア産業界にかかわる一人として,声を大にして言っておきたい。

IT・コンピュータについて客観的に判断して,その分野に進学して,その分野の仕事に従事し,「あなたと違うんです!」と言ってみては??(笑

京都コンピュータ学院
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新生姜の炊き込みご飯のレシピ

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針生姜の炊き込みご飯 レシピ

  新生姜の炊き込みご飯

一般に食べられているショウガには,新生姜と土生姜(ひね生姜・囲い生姜とも言う)がある。前者は土から掘り出してすぐのもの,後者は,それをしばらく貯蔵したものである。すし屋の生姜(ガリ)は新生姜を酢漬けにしたものである。
今ではハウス栽培が普及しており,新生姜は5月から10月,地方によっては12月頃まで出荷される。街のスーパーでもよく見かける,芽がピンクのものである。

写真は,その新生姜を細く切って炊き込みご飯にしたもの。京都市内のとある飲み屋で出てきたものであるが,美味かったので後日自分で作ってみた。

作り方

およそ炊き込みご飯というものは,醤油,酒,出汁になる鰹節・いりこ・貝柱の干物など,の三つの調味料と,混ぜ合わせるものがあればなんとかなる。みりんや砂糖を入れる人も多いが,筆者は辛党なのでそういったものは入れない。ただし,醤油も酒も添加物の少ない,できるだけ良いものを使うようにしている。良い醤油はそれだけでかなり美味い出汁になる。良い酒も無論。

米は普通に洗って炊飯器に入れる。
規定の水の分量に対して,酒を入れたら酒の容量を引いた分の水を入れる。とは言っても,そんなに酒を大量に入れる必要は無い。少々でOKである。

醤油は,炊き上がったご飯に,ここまでかけると辛いだろうなと思う程度,注ぎ込むのだが,その醤油の容量の分も多少は差し引いて水を入れる。

あとは鰹節などの出汁になる乾物であるが,最近はティーバッグや出汁用のナイロンの網袋が売られているので,出汁取りも簡単になった。鰹節やいりこなど,大抵の場合は煮すぎると臭みが出るので,最初に湯で出汁をとっておいて,その湯をすこし冷ましてから炊飯器に入れればよい。

ともあれ,あまり難しく考える必要は無い。以上を用意して,新生姜を細く切る。2合に生姜1カケくらいでよいと思う。いわゆる針生姜にして,炊飯器に放り込む。
あとは電気スイッチをONにする。

出来上がったら,混ぜるのだが,そのときに味見をして,塩気が足りなければ,塩を入れる。炊き込みご飯というものは,塩分が米の中に染み込むので塩分の取りすぎになりやすいから,最初から十分な塩気を入れるよりは,出来上がったときに表面に塩分をまぶすような感覚で味付けするのが良い。炊き上がった飯に醤油をかけると,醤油の臭みが出るので,後の味付けは塩だけにすること。

酒と醤油で煮えた針生姜の辛味が,米の甘みと混ざり合って美味いものである。
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