テレビの時代からネットの時代へ

テレビの時代からネットの時代へ

地デジ移行に黄信号が出ているという。地デジ対応テレビの売れ行きが不振で, 放送業界が2011年7月に計画している地上デジタル放送への移行は黄信号だそうだ。

テレビ番組は,昔は温泉と食べ物と子供と動物をテーマにしたら,とりあえず視聴率を稼げたのだそうだが,今はそれも通用しない時代になったという。

視聴率ベスト30の中に,20%を超えるものは5本ぐらいしかないようになっているという。視聴率という数字が取れないので,番組にスポンサーがなかなかつかないのだそうだ。そういえば,大晦日の紅白歌合戦も,視聴率は60年代の黄金期に比べると,半減しているという。

そしてこの急激な不況で,テレビCMの出稿が激減しているのだそうだ。今,テレビCMでは,「不安産業」といわれる保険業,占い,消費者金融,などのCMが目立つ。あとは,テレビ通販である。昔は,通販のCMは深夜くらいしかしていなかったが,今は日中にも多い。

インターネットが普及してすでに15年。コンピュータというものは,人類社会を変革し続けている。ITの進化により,時代が大きく音を立てて変わり始めている。
メディアは,完全にネットの時代になりつつある。

ITですよ,みなさん。

comments

ダイエット②

二週間でちょうど6kg減量した。
途中で流感になったこともあって,薬を飲んでへたばりながら,ビタミン剤とか多少のサプリメントはとりつつ,すえぴーさんの助言に従い,晩酌も止めた。
こう軽くなると,歩くのも楽になる。いったい,なぜあんな荷物を持ち歩いていたのかと,思い返す。あと3kgくらいは落としておこう。

熱も下がったので,今日あたりから,パワーの出るものを食べ始めようと思っている。すこしペースを落として,一日500gではなくて300g減量くらいを目指すとしたら,あと10日間か。あまり食べないと,機嫌が悪くなるのが自分でもよく解るので,他人に迷惑にならない程度に多少は食べながら,減量を続けようと思う。

comments

ダイエット

昨年からまた太りだして,年末にスキーに出かけたら,運動するとよく食べるから,さらに増えた。
それで正月2日からダイエットをしている。

基本的に,朝昼は食べない。
晩酌は日本酒で2~3合。
アテに,野菜のみそ汁や漬物。
韓国の塩辛でカプサイシンをたっぷりとる。
炭水化物はほとんど無し。これが夕食。

とは言っても,新年会だの賀詞交歓会だのと,色々会合もあるので,食べることもあるが,極力控えている。

急激なダイエットは健康に悪いとか,リバウンドが来る,とか言うけれど,面倒くさいので,イッキに減量するのが常である。太りすぎて,嫌になって,ダイエットしようという精神的発作が起こるのだろう。

筆者は基本的に代謝が良いみたいで,自動車的に言うと,燃費が悪い。一日食べないでいると,400gから500gは減る。他方,中国や韓国に出張に行って,毎日食べ続けていると,一日500gは増える。学生時代は,一日1kg増えたこともある。食べれば食べるで暴飲暴食系であり,ダイエットするときはイッキ減量である。
あまり健康にはよろしくないだろう。

今日で10日目で,4.3キロは減ったかな。メタボの腹がかなり軽くなった。この際だから,あと4キロぐらい落としておこうと思っている。

comments

七草粥(七種粥)

「河海抄(かかいしょう=四辻善成作の『源氏物語』の注釈)」における,「芹,なづな,御行,はくべら,仏座,すずな,すずしろ,これぞ七種」という一文が最古の記述であるとされる。

野菜というよりも,野草である。最近はスーパーにパックで七草が売られているが,昔は,大根,蕪以外は自分で野原に採りに行かなければならなかった。

以下の野菜(野草)を入れて,塩で味をととのえる。特段,どうということもない,野菜粥であるが,正月明けの行事として,押さえておきたい日本の心。

芹(せり)
薺(なずな,ぺんぺん草)
御形(ごぎょう,母子草[ははこぐさ}
繁縷(はこべら,はこべ)
仏の座(ほとけのざ,小鬼田平子{こおにたびらこ})
菘(すずな=蕪{かぶ})
蘿蔔(すずしろ=大根)

comments

あけましておめでとうございます。御節料理(おせちりょうり)

おせち料理

御節料理(おせちりょうり)

単に「おせち」とも言う。地方によって様々にバラエティがある。
最近は家で作ることも少なくなって,料亭のものからコンビニで注文するものまで,出来合いのものが主流なのだそうだ。かく言う筆者も,最近は年末年始に出かけることが多いので,あまり食べない。写真は,京都のものだが,買ってきたものである。重箱二つにあれやこれや詰め込んであるので,本当は,家で盛り付けをしなおすものなのだろう。

おせちの基本は三段重ねの重箱である。

一番上を一の重と言い,そこには祝肴,口取りの類を入れる。数の子は子孫繁栄,黒豆はまめに働く,ごまめは豊作祈願,など,それぞれに意味がある。

二の重には,主として焼き物や酢の物を入れる。ブリや鯛が多いが,関西では祝い鯛と言って,鯛の浜焼きを別添えにする。 紅白かまぼこを口取り,一の重にするところもあるが,かまぼこは焼き物である。

三の重には煮物を入れる。くわいや煮しめなどである。父方の祖母のセオリーでは,甘く煮た金時豆も欠かせないものだった。

祝い鯛

本式には,三段重ねの重箱に,祝い鯛,そして白味噌の雑煮が我が家流である。祝い鯛は,子供がいるときは,小さめのを人数分用意したりするが,一般には,大き目を一匹,家族皆で分け合う。
ある禅和尚が,「順番に箸をつけるときは,遠慮せずに,一番良いところから取っていきなさい。そうすれば,最後の人まで,一番良いところを食べることができる」と言っていた。最初の人が遠慮すると,最後の人まで遠慮してしまうということだ。

お屠蘇

お屠蘇は器だけで,普通に日本酒を注いで乾杯している。本式には山椒・細辛・防風・肉桂・乾薑・白朮・桔梗などからなる屠蘇散を入れた薬酒であるべきなのだが,大して美味くないので,酒のストレートである。

雑煮は,白味噌に丸餅,細い大根の輪切りを入れて煮て,盛り付け後に鰹節を乗せるのが,天皇家流であり,京都でも最もポピュラーなパターンである。白味噌は,甘くまったりとした京都の白味噌でなくてはならない。雑煮を食べる,ではなくて,「雑煮を祝う」と言う。

comments