寺子屋本舗のせんべい
京都情報大学院のある百万遍から東へまっすぐ歩くと,銀閣寺である。
銀閣寺への参道には,みやげ物屋や甘味屋が賑わう。
そこで,せんべいを焼きながら売っている店がある。写真は,お持ち帰り用で,綺麗に袋に入っている。
せんべいやおかき,あられの類は,米どころの新潟のが美味いが,京都のものは,はんなりとした独特の味がする。
色々な味付けのものがあるが,しそやゆずを使ったものは京都ならではであろう。
青森の銘酒,田酒である。
酒粕というか,米の匂いがたっぷり残っていて,個性の強い酒だが,これが美味い。甘酒の甘くないのみたいな香り高い酒である。決して甘口ではないが,香りが甘いと言おうか。青森の知人に薦められたのだが,なるほど,これにハマると抜けられないだろうと思う。
新潟あたりではまだピンと来ないが,青森から北海道へと北上していくと,水の味が大きく変わってくるのがわかる。硬度が上がるのだ。
日本酒も,基の水が硬いので,クリアに尖がった味である。たまに飲むと,清涼感があって透き通っていて,さわやかだから,そればかり飲んでいたくなる。
しかし,しばらくあちらの酒ばかり飲んだ後で,伏見の酒に戻ると,親しみ深い郷国の水の味に包まれ,やはり地元の酒が良いナと思う。京都の酒と京都の漬物,あとはなにもいらない,と思ってしまう。
酒も水も,米も,人は生まれ育った場所の味が一番良いのだろう。
今日はひな祭り。家にはお雛様が鎮座している。
鮨,寿司,うまいすし,ラーメン,うどん,そば,美味いもの,グルメ@京都情報大学院大学
下記は,京都コンピュータ学院と京都情報大学院大学のイベント情報です。
京都コンピュータ学院
KCGオープンキャンパス
3月15日ワークショップ「アート・デザイン好き集まれ!」
3月30日ワークショップ「電子メッセンジャーを作ろう!」
KCGスプリングコース(一般向け春の短期集中講座)
丸形の江戸きんつばを角形六方焼きにしたものも六方焼きというらしいが,京都で六方焼きと言うと,昔ながらのこれ。6つの面を焼いてあるので六方焼き。
どこが元祖なのかは知らないが,筆者になじみ深いのは,平安神宮東側,岡崎道の「六方屋」である。
どこにでもある下町の甘味屋,団子屋のひとつであって,決して,「別工場のある大規模老舗店」ではないのだが,この店の六方焼きは,ほのぼのとしてしつこさが無く,普通に,美味い。平安神宮にお参りした折には,東側の岡崎道で一服どうぞ。
家業でやっている,小さな店である。
「クルマ・バイク好き集まれ!」オープンキャンパス・ワークショップいよいよ今週です。
お祝いの京会席
平成20年如月吉日 京・南禅寺畔 菊水
京都の,結婚の祝い膳。いずれも京都料理ならではの味付けだが,慶事のために当て字で料理名・素材名が書かれているところが粋である。祝酒菜は乾杯をした勢いで箸をつけてしまったので写真は撮っていないが,後に続く料理の盛り付けの写真のとおり,いずれの料理も上品で美しく盛り付けられている。結構無造作にしているようだが,決めるところは決めている。器の選び方も違う。大勢の宴会なのに,小奇麗に纏めているところが上手い。もちろん味わいは絶品。さすがは京都の老舗である。
御献立
一, 祝酒菜
鈴子霙和え(いくらの大根おろし和え) 鯛求肥巻 慈姑(くわい)
賀寿の子(数の子) 梅貝 福豆塩蒸し(そら豆)
子宝若目(子持ちワカメ) 諸子万年煮(モロコの煮物) 柚田麩(ゆずの香りの生麩)
唐墨大根(カラスミと大根) 鮭絹田巻
一,祝い物
赤飯 胡麻塩
一,椀
清し汁仕立 海老 薯(しんじょ)丸 筍の子
花菜(菜の花) 柚子 薄氷大根 金箔
一,向附
造里三種盛り合わせ
鮃 勝魚 活車海老
あしらい一式 山葵 醤油
一,多喜合(炊き合わせ)
聖護院大根 鯛の子旨煮
湯葉 梅麩 水菜 木の芽
一,家喜物(焼き物)
鰆西京焼 葉治神(はじかみ)
富貴の塔(ふきのとう) 甘酢蓮根
一,お凌ぎ
利休豆腐 生雲丹 美味出汁
一,温物
蟹蕪蒸し 銀餡掛け 鶯菜
百合根 銀杏 木茸
一,寿の物
赤貝分葱沼田和え
一,留椀
八丁味噌仕立 野菜彩々
御飯 香の物
一,水物
メロン 苺
メロンも苺も,熟れ加減が丁度良い。こういうタイミングをきちんと慮るところも,京都ならではであろう。最後まで手を抜いていない。
めでたし,めでたし。
鮨,寿司,うまいすし,ラーメン,うどん,そば,美味いもの,グルメ@京都情報大学院大学
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2月24日 KCG AWARDS 2008 -卒業研究発表会-
3月2日ワークショップ「クルマ・バイク好き集まれ!」
3月15日ワークショップ「アート・デザイン好き集まれ!」
3月30日ワークショップ「電子メッセンジャーを作ろう!」
KCGスプリングコース(一般向け春の短期集中講座)
京都情報大学院大学
KCGI入学説明会
2月24日 KCGI課程修了プロジェクトの発表
京都情報大学院大学の学生さんたちが作った,京都コンピュータ学院伝説のカレー。
お持ちかえりのタッパー入りをいただいたので,帰ってから塩加減他を自分好みにチョイチョイと調整して食べてみたら,かなりなものになった。
そして,さらに残ったものを冷蔵庫に入れておいて,後で食べてみたら,熟成が進んでさらに美味かった。都合,3日寝かせたことになるのだが,塩気も混ぜてからしばらく経たないとなじまないということが良くわかった。なるほど。。。
カレーはやはり,3日間食べ続けないと,本質に達しないのであったか。カレーのレシピにも3日間続けて食べろと書いてあったな・・。
京都は大雪です。
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玉葱の匂いが強いから,外階段で調理する学生さんたち
後ろで頭を掻いているのは,微笑みのリーダー,あの,プロフェッサー。
大学院生が作った「伝説のカレー」に寄せて
KCGとKCGIの学生さんと先生達が,カレーで盛り上がっていて,楽しい。
今回は,「本物を食べた経験のない人たちが,レシピだけで作った場合にどうなるか」,ということがわかったように思う。そこそこ似通ったものになるのは,伝説の「華麗なる料理人」の書いたカレーのレシピが良くできている上に,コックの学生さんたちが優秀であることの証左だろう。もちろん直弟子?を自負する自分が作ったときとも,どこか違うのだが,これはこれでとてもよく出来たものだった。さすがは京都情報大学院大学の優秀な学生さん達,センスが良い。美味かった。兄弟子として言わせてもらえば,あと少し,塩加減や,スープストック,野菜果物類とスパイスのバランスがうまく行けば,完璧なものになると思う。
しかし,レシピを読んで作っただけで,ここまで達するということは,日本中で,「KCG伝説カレー」を食べている人が,かなり多くいるということなのだろうか?おそらくそうだろうから,是非,京料理のひとつとして,NHK教育テレビの料理番組で取り上げてもらいたい。ミシュランとニューヨークザガードにも一報すべきであろう。
冗談はさておき,KCGの伝説のカレーが,京料理であることの特徴は以下,四つある。
「KCG伝説カレー」の四大特徴;
華やかに,雅(みやび)。=オリーブオイル主体でしつこくなく,スパイスをたっぷりと入れるので,さわやかに刺激的。
都文化1200年の奥深さ。=刺激的なのだが,鶏ガラベースのスープがしっかりしており,玉葱・バナナの甘味が全体をひとつにまとめ上げる。
はんなり京都。=炒め玉葱とバナナが甘味の基本で,人参・ジャガイモ・小麦粉を入れないので重たくない。
京の粋(すい)。=砂糖入りの福神漬けやラッキョウを合わせず,砂糖抜きの酢漬け生姜を添える。
なお,調査したところ,KCGウェブサイトの「おいしいカレーライスの作り方」がアップロードされたのは,1997年の春であった。アップロードした後6月には,キーワード「Curry」では,当時の有名検索エンジンであるNTTディレクトリで1位,Infoseekで434件中14位でヒットしていたとの記録が残っている。同HTMLの原始的なキーワードの埋め込み方からも分かるように,今で言う,SEO 【サーチエンジン最適化】の走りであった。
以来10年余,同サイトはほとんど更新されておらず,当時イラストを描いた小学生も大人になった。しかし今なお,10年前のたった一枚のHTMLが,検索エンジンにヒットし続けており,来訪者の数が圧倒的に多い。
そして,昨年も,KCGの卒業生が集まって,KCG伝説のカレーを作る同窓会をしていたという報告を聞いた。
学内外でKCGカレーの伝説が,さらなる伝統を次々に生んでいることは興味深い。
花札やトランプの印刷会社であった任天堂を,世界有数のコンピュータゲームメーカーに育てたのは,KCGの卒業生たちであった。(初期の頃の任天堂の,プログラマとSEは全員がKCG卒である)
世の中から,もし,KCGの卒業生がすべていなくなったら,日本中の鉄道等交通システム,医療システム,金融システム,等など,あらゆる命脈がストップする。
一教員が,当時の検索エンジンのためのサンプルHTML,カレーのレシピ,を授業で提示したところ,それをさらに伝説化するほどにまで育て上げたのも,KCG卒業生たちである。
単なるコンピュータ技術学校に留まらない,教育機関としての伝統と実績の,もうひとつの証明であると思う。
KCG関連校は,クリエイティブで楽しい場である。だから,卒業生も社会で活躍するのだ。
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ダンスパーティの夜・・・
週末,旧友にダンスパーティに引っ張り出された。まだ足が痛い,なんでやろ?
宝ヶ池にあるグランドプリンスホテルでの,T2プロデュースという教室のパーティ。ここ数年,忙しくて,パーティと言えば企業や社団のなんとかで,オヤジばかりの定番宴会しか出ていなかったため,こういった華やかな席はひさしぶり。結構楽しめた。皆がワサワサ踊っているときにも,壁の花ならぬテーブルの主(ヌシ)となり,ムシャムシャ食ってばかりいたのだけれど。
以下,メニュー。簡単なコース料理。メニューに書かれていたフランス語は省略。日本のフランス哲学は,昔からこねくり回した日本語で意訳しているが,最近のフランス料理も日本語がややこしい。
【オードブル】
「カジキ鮪のクッサン仕立て バジルの香り 発芽マスタードをアクセントに」
・・・この最初の一皿は,タンゴであった。カジキを鮪と言うのはあまり賛成できない。鮪は鮪であって,カジキはカジキであり,カジキは,それはそれで大変に美味い魚である。それに,「クッサン」仕立てと言われてもなぁ。「漁師のオッサン仕立て」と言われるとたちどころに理解できるのだが・・・。(クッサンとは、フランス語でクッションの意味らしいが,日本語になっているクッションと書いたらどうかと・・。いっそのこと饅頭でも良いと思う。)
ともあれ,塩が効いた生のカジキで茹でた海老を包んで団子にして,バジルのソースがちょろっと添えてあって,とても美味かった。チャラッ,チャッ,チャッ,チャッとたいらげた。ジャー,ジャン!
【スープ】
「かぼちゃのクリームスープ」
・・・スローフォックスであった。これだけは分かりやすい名前の料理だったが,うーん,裏ごしかぼちゃにクリームとバターたっぷりでなかなか濃いィ~。日本では,フレンチのスープはどこに行っても,バター入れすぎだと思う。ゆっくりだったがぁ~,パンとともにたいらげた。
【魚料理】
「サーモンのエスカロップ アンチョビー風味のバター焼き」
・・・ルンバ・パソミックスであった。いや,これは軽ろやかであった。ふんふん,バターはドンとくるが,サーモンはアンチョビーを伴って軽くなるのか。トンチャカ,ポンチャカとたいらげた。
【肉料理】
「牛フィレ肉のロティ 温野菜添え しょうがの香りのソースで」
・・・ワルツであった。これはステーキなのかローストビーフなのか?ロティ(roti)とは、フランス料理用語で,焼いたもののことだそうな。オーブンで加熱調理したのが一般的なロティで,串に刺した大きな肉を焼くのもロティというのだそうだ。つまり,ローストビーフか。これは美味かった。
旧友が隣席のダンディなオヤジとフロアに出ている間に独り,ナイフとフォークで,ンチャッチャ,ンチャッチャ,と食べていたら,一枚だけなので,すぐに無くなってしまった。サーブされたときに,「肉は3枚くらい出してよ」と思ったので,写真↓を撮影した。
【デザート】
「イチゴアイスクリーム シャルロット仕立て フルーツ添え 杏子ソース」
・・・チャチャチャであった。ケーキかと思ったらアイスクリームだった。イチゴのアイスクリームは,クリームよりもイチゴを多い目にしたら生鮮に香り立って良いのだと,一口食べたらチャッチャと理解できて,それもシャルロットであるからこそ,重たそうに見えない。そうか,視覚も含めて,だからとっても,食後に軽いのかと,カメラのことなど忘れて納得し,チャッチャッチャと食べてしまった。(シャルロット=リボンや飾りの乗っかった婦人帽。そんな形をしているケーキのこと。 )
食後には,2007年の全日本統一チャンピオンの,谷堂&早野ペアがデモンストレーション。これはとてつもなく素晴らしかったが,ビデオは撮るなと言われて,写真も撮らずに満腹で見とれていた。胃がダンスしているのをコーヒーで鎮めながら・・・。
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大安 細牛蒡たまり醤油漬け
京都は漬物が美味い。野菜の自然の味をきちんと残して,漬物に仕上げてある。
大安は京都の漬物店として全国メジャーになった大手だが,繊細なセンスは今なお健在である。
写真のごぼうの漬物,妙に日本酒に合う。たかが牛蒡としてはちょっと高いが,数百円と買えない値段ではない。一度ご家庭でお試しあれ。
鮨,寿司,うまいすし,ラーメン,うどん,そば,美味いもの,グルメ@京都情報大学院大学
密集するカニ,,,酔夢。
さっぶいなあ~・・・。
雪がちらついていて,東山,北山,西山,全部雪で白い。
こういう日には,リカーマ●ンテン(満点?)に,雪山を偲ぶために立山を買いに行って,ついでにレジの横に置いてあった「かにの身入りかにみそ・480円也」も買ってきて,家で瓶詰めのなにやら得体のわからん,蟹の腐臭の塩辛を嘗めながら,日本酒に酔う。アキュームのバックナンバー,蟹の話,「雪見 城崎にて (アキューム vol.13所収)」など読みながら。目前のかにみそと立山の冷と比べると・・・。
えらい落差やなあ~・・・。
しみじみと,京の都の,底冷えする冬を感じるなあ~・・・。
さっぶいなあ~・・・。
月夜に東山の雪がほんのりと浮かび上がってるデ・・・。
ちなみに,「さっぶいなあ」は,「寒いなあ」の関西弁。
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ギョッとする魚,八角(ハッカク)
胴体を輪切りにすると八角形だから,八角。脂の乗った白身で,刺身や鮨にしても,焼いても美味い。そのままの姿を見ると,ちょっと驚くが,身はとても上品でさわやかに,コリコリ,しっとりとしている。ちょっと独特の香りがあるけれど,それは個性というもの。
札幌や小樽の居酒屋や炉ばた焼き,すし屋などでは,普通にお目にかかれる。出張や旅行の際は,注文してみてほしい。おいしいよ~。
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