こんにちは、ペンギンです。
秋ですねー。
いや、もう冬のようですねー、寒い寒い、おお嫌だ。
というわけで、今日は久しぶりに工場見学のお話をしたいと思います。
これまでの工場見学レポートはコチラ☆
工場見学へ行こう①~京都ヤクルト工場編~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・上~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・下~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・上~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・下~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・チキンラーメン体験工房編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・マイカップヌードルファクトリー編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・写真集~
工場見学へ行こう⑤~造幣局 編・上~
工場見学へ行こう⑤~造幣局・下~
工場見学へ行こう⑥~関西国際空港・わくわく見学ツアー・ダイナミック関空コース~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・上~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・下~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・1~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・2~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・3~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・4~
工場見学へ行こう⑨~明治乳業ヨーグルト館編~
工場見学へ行こう⑩~八ツ橋を作る・おたべ本館・前編~
工場見学へ行こう⑩~八ツ橋を作る・おたべ本館・後編~
工場見学へ行こう⑩~おたべ番外編・福井工場と瓜割の滝~
夏が近くなるとテレビCMでおなじみ状態になる、”三輪そうめん山本”です。
ちなみにKCGもテレビCMでおなじみだから、チェックしてくださいねー。
一緒に伝統の翼、羽ばたかせようではありませんか。
さて、話をそうめんに戻しましょう。
三輪そうめん山本。創業285年の老舗です。
すごいですねー、長いですねー、そうめんなだけに。
いったいどこでどういうふうに作っているのでしょうか? 気になります。
気になります。
けれど、こちらでは工場の公開は行っておられないようです。
ちょっと残念。。。
でも、今回、私が行ってきました”そうめん手延べ体験”では、工場の様子を収録したVHSビデオでそうめんの歴史と、作るまでの過程等を映像で見せてもらうことができます。
だからまあ、ある意味”工場見学”と言えなくもないかも? ”手延べ体験”がすごく楽しいので、行ってみる価値はあると思います。
というわけで、小雨降る寒いある日に、会場の”三輪そうめん山本 麺ゆう館”までやってきました。
入ったところは、こんな感じでそうめんのオブジェが飾ってあります。
なんだか美しいですね。
奈良時代の貴族の食事が置いてありました。
当然、食品サンプルです。
ああ、懐かしいですね、食品サンプル…。
そうこうしているうちに開始時間になり、まずは三輪そうめん山本のPRビデオを見せてもらいました。
ここでは、三輪そうめん山本の紹介とそうめんが出来るまでの過程等を見ることが出来ました。
せっかくなので、手のべそうめんが出来るまでの工程をご紹介しましょう~。
~1日目・早朝~
①なかだて……小麦粉をこねるための塩水をつくります。ミネラル豊富な塩と水を、配合。塩と水の配分は天候などにあわせて変えてゆきます。
(ペンギン注:この配分がうまく出来るようになるには、10年やそこらではきかないそうです by三輪そうめん山本の人)~1日目・午前中~
②こね・団子ふみ・いたぎ…小麦粉を塩水でこね、昔ながらの「団子踏み」の要領でのし餅状にした後、渦巻き状に切り目を入れ、帯状にします。
③油がえし・ほそめ・こより…帯状にした後、麺の乾燥と付着を防ぐために表面に綿実油を塗り、「より」をかけながら、少しずつひも状に延ばしていき、最終的に直径5mm程度の細さにまで延ばします。~1日目・昼~
④かけば…細くした麺に「より」をかけながら2本の管に8の字にかけた後、約3~4時間熟成させ、さらに麺を良い状態にしておきます。~1日目・夕方~
⑤こびき…かけばを終えたひも状の麺を約60cmまでのばし、室(むろ)と
呼ばれる箱に入れ、翌日まで熟成させます。~2日目・午前中~
⑥かどぼし…前日の麺を機(はた)にかけ、そうめんの細さまで少しずつひきのばして、天日干しにします。
⑦こわり…乾燥させたそうめんを19cmの長さに切りそろえます。~蔵入れ~
⑧熟成…できあがったそうめんはその後、蔵で長い期間保存され、さらに
旨みを増します。~出荷~
厳選された素材と丹念な手作業によって出来上がった製品。
お早めにお召し上がりください。(三輪そうめん山本・手のべそうめんが出来るまで より引用)
さすがは手のべそうめん!
時間がかかってますね~。
しかも、蔵に入ったら、そうめんによっては何年か眠らせることがあるとか。すごいですね、まるでウイスキーです!
…ああ、懐かしいですね、ウイスキー……。
ところで微妙に豆知識ですが、手延べそうめんと手延べないそうめんの違いは、パッケージの裏の商品名に”手延べ”の文字が入っているかいないかだそうです。
なるほど、なるほど。
さて、そうこうしているうちにビデオ上映は終わり、隣の部屋に移動しました。そうめんを手延べるために、暖房を切って冷たくした部屋の中で、さあ、体験教室の始まりです~。
「おぉ~、箱に入ってるコレが、手延べそうめんのもとなのね~」
この続きはまた次回、じっくりレポートしたいと思います。
・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。
マタキテネーー(‘∇’)