お正月の読書感想文その2

見えないもので宇宙を観る―宇宙と物質の神秘に迫る〈1〉 (学術選書)

 私たちは大昔から星空を眺めてきて、望遠鏡という強力な道具を手に入れてから今年でちょうど400年です。それによって宇宙の認識は大きく変わりましたが,限られた波長域でしか理解していませんでした。ところが1960年代後半からX線や赤外線は宇宙の活動や太古の姿を生き生きと明らかにしてくれました。見えるはずがないといわれたラックホールが見えたり,逆に見えたものが虚像だったり・・・宇宙の広さは私たちの固定観念を打破してくれました。
この本は3人の先端宇宙物理学研究者の講演をもとにしてまとめられています。物理を学んでいる人,学んだ人,また学んだけど忘れた人にもオススメです。
ケド難しい

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