gnuplot 入門のページを作りました。
現在,電卓機能から3D描画まで載っています。順次加筆していきます。
ぐにゅ入門
KCG数値解析
月別アーカイブ: 2008年4月
N先生一周忌
gnuplotで 続々
gnuplot で下記のややこしい式を3D描画したもので,実は山が t の変化に伴って動くんです。
x,y -5~5 t 0~3
5*exp(-((x-t)**2+(y-t)**2))/4-0.2*exp(-(x**2+y**2)/4)
また.グラフを描くだけでなく,非線型方程式の解法,数値積分,微分方程式の解法,最小二乗法などの数値計算を行い,その結果を表示することもできます。詳しくは下記を
ぐにゅ
gnuplotで 続
gnuplotで
菜の花や月は東に日は西に
この有名な句は与謝蕪村(1716-1783)が安永三年(1774)に六甲山脈の摩耶山を訪れたときのものといわれます。当時は、摩耶山には見渡す限り菜の花が咲いていたそうです。
この句はいつの風景か?菜の花が咲くのは今ころですね。日が西へ沈むころ月が東から昇ってくるのは満月少し前だから旧暦で13日か14日です。安永三年三月十三日は1774年4月23日、まさに今時節。
ちなみに昨夜は満月でした。本日は旧3月16日です。
gnuplotで 続
定積分もできました。またもや図は薄すぎて見にくいですが
f(x)=4/(1+x*x) のグラフです。この関数は代数関数なのに積分するとarctan(x) になり,0から1まで積分するとπになることがわかっているので,種々の計算チェックに使われます。Simpsonの公式をちょっとだけ。
s=s+f(x)+4*f(x+h)+f(x+2*h);x=x+2*h;if(x<x2) reread
また微分方程式も解けました。RungeKuttaの式をちょっとだけ使って。グニュ君も成長しているが,やっぱり数値計算はScilabでやったほうがカンタンということがわかった。
コンパイラに頼り過ぎないで FreeSoft,OpenSource をもっと活用しましょう。
gnuplotで
gnuplotで
授業ネタ 解答
答えは間違い、第7戦までもつれ込む確率は3分の1もありません。
セリーグが4勝0敗する場合は1通りで,その確率は0.5の4乗×1=6.25%
セリーグが4勝1敗する場合は4通りで,その確率は0.5の5乗×4=12.5%
セリーグが4勝2敗する場合は10通りで,その確率は0.5の6乗×10=15.625%
セリーグが4勝3敗する場合は20通りで,その確率は0.5の7乗×20=15.625%
パリーグについても同様だから15.625%の倍で求める確率は31.25%。
すなわち第6戦で終わる確率と全く同じです。ややこしそうだが、すべての場合を書き出してみるとわかりやすい。
マテマテヤンのむしまるくさん,これで正解ですね。
もちろん実力は完全に互角で、引き分けはカウントしないという前提です。
なお、これには2項分布、期待値など重要な概念が含まれています。
情報処理学会@KCGI-2
ブログを教材に活用
いよいよ新年度開幕です。各先生方、教材作りに頭をひねっておられるころです。しかしこれまでのブログが大いに役立つはずで、それを活用しようと思っています。chappyさん、またお花の写真を使わせていただいていいですね。
そういえば、今度のアキューム記事も実はブログに書いた天津滞在記をまとめたもので,他にもそうされた先生もおられました。ブログを基にした論文や著書を書くこともできるはず、このままにしておくのはもったいない。
ブログを大いに活用しましょう。これもオブジェクト指向の実践例です。
授業ネタ
「今年の日本シリーズは大接戦です。両チームの実力は全く互角ですから、最終の第7戦までもつれ込む可能性が非常に高いでしょう。」 はたしてこの野球解説は正しいだろうか?
桜坂。さんから開幕早々何を!といわれるかもしれませんが、これは「ニュートン4月号」に載っているクイズです。今年度担当することになった「統計解析」のイントロにちょうどいいネタが見つかった。
解答は次回に