90年代初頭に「情報リテラシー教育」というと、まずはPC98で一太郎を起動させてタイピング、そして検定試験合格を目指したワープロ実習でした。2級合格者となるとソンケイの眼で見られたものでした。それにあたるものは今は何でしょうか?メールを自在に使えること、MSOfficeを使いこなせること、Webから必要な情報をダウンロードできることなどでしょうか?
しかし今日の実教出版主催「情報」授業支援セミナーを聞いていると、高校の情報では「情報モラル」が非常に大きなウェイトを占めている、今後もその傾向のようだと思いました。それは確かに重要なことですが、なにやら技術が2番手になっていきそうでサミシイ。生徒はケータイを持ってこないようにとか、ネットいじめはいけませんなんてことまで、情報の授業範囲になりそうな気がしてきました。これは現代社会というか公民というか、昔の言葉で言えば社会科であり、ホームルームでやるべき内容です。
もっとコンピュータを使って情報を収集し法則を見つけることを学んでほしいものです。
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