☆要らなくなったもの-3

 その3は要らなくなったものというより要らなくしたいもの、それはハンコです。色々な書類にハンコを押すように言われていますが、実はただ習慣的にやっているだけ。そもそも捺印とは書類の内容に責任を持つというしるしのはずなのに、「とにかくここに三文判でもいいから押しといて」と言われて押していますね。実印なら届けているので本人のものとわかるが、三文判なんてどこでもだれでも買えて使えるのです。要するに無責任になるのです。
 かつてハンコを忘れて困った時がありました。取りに帰る時間はなし、こんな珍しい名前のハンコを売っている店はなし、作ってもらうと日数がかかるし金もかかる。ところが鴨川校の南にあるあの店でたったの15分で、たったの300円でできたのです。しかも免許証も保険証もなく身分を証明をするものは一切不要。そんなハンコに何の意味があるのでしょうか。署名なら筆跡鑑定して本物か偽物か判別できますが、ホームセンターで作った三文判(=スタンプ)ではできません。
 そんなハンコを押すのはやめよう。意味のない捺印は拒否しよう。まずは身の回りの書類から

戦国大名の花押は立派ですね。あれなら責任が伴っているとわかります。

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