☆日食余話2

 わが国最古の日食の記録は『日本書紀』に載っている推古三六年三月二日(=628年4月10日)のもので,その記述は「日有蝕盡之」のみです。このときの皆既帯は日本列島上にあったか、それとも外れて太平洋上か?は議論が分かれているそうです。
 日食は必ず新月のときだから旧暦では1日になるはずなのに2日とかおかしい。これは当時の暦が不正確だったためといわれています。
 この日食の5日後に最初の女帝である推古天皇は75歳(当時としては非常に長寿)の生涯を閉じるのです。さぁ,何かアヤシイですね!。このとき人々の間に「日が隠れて女王が亡くなる」と言われてきた微かな記憶(いつのことか女王の名前すらわからなくなっていた)が蘇ってきたのではないか?その女王はもちろんヒミコ,推古女帝より約400年も前の人。ここから先は下記をお読みください。
☆○○コの日食-2 | ほしぞら.・古代史・コンピュータ
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