来年は彗星の年になりそうです。11月末12月初にやってくるアイソン彗星は、-11等!
NASA/JPLのヨーマンズの表ではこれまで最も明るかった彗星は2007年のマックノート彗星ですがそれを一挙に5等級も上回るとか!満月クラスです。ハレーもへールボップも完敗です。
詳しいことは来年夏になってから、はしゃぐのはもう少し後にしましょう
「星々」カテゴリーアーカイブ
☆金環食を眺めよう1
☆日食観測勉強会
☆21日に皆既月食
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明後日の夕、 日が暮れて月が昇って来た時にはすでに皆既中です。
月食なんて珍しくない・・・そうですが
皆既中に月は見えるでしょうか?隠れて見えないのでは?
いや見えます。赤い月、ムーランルージュ、ルナロッサなんです。今年は黄砂やアイスランドの火山灰で大気中にダストが多く、いつもよりも赤いと言われています。
19時ころ復円しますが、その途中は右から?左から?
東側が白いのは太陽は月の東にいるからです。左(東)から白くなってくるはずです。
どこかの新聞が間違って皆既日食と書いてあったそうですが、月に行けば太陽が地球に隠されるのだから日食が起こったことになります。あながち間違いとはいえませんね
まあとにかく眺めてみましょう。
☆今夜晴れたら
ふたご座流星群が見られるはずです。
2010年12月14日 ふたご座流星群が極大
前半夜は月が残っていますが、夜半には沈むでしょう。
来週21日(火)には皆既月食が起こります。
【特集】2010年12月21日 皆既月食
昇ってくる東天の月をご覧ください
☆月が遠ざかっていく
現在、月は約38万kmの距離にいますが、年に3.8cmずつ地球から遠ざかっています。その原因は、潮の満ち干にあり、海水の動きは、海底との摩擦や地形などの条件によって、地球の自転にブレーキをかける働きをしています。このため、地球の自転速度は10万年に1秒の割合で遅くなっています。過去はもっと速く自転していました。古生代には1日は22時間、1年は約400日だったことが化石調査からわかっているそうです。ブレーキによって奪われたエネルギーは地球と同じ重心をまわる月の側へ移り、地球の自転が遅くなる分、逆に月の運動エネルギーに加わり結果として月が地球から離れていきます。とはいえ月は地球から永遠に離れ続けていくわけではなく、地球の自転周期と月の公転周期が一致すれば終わります。このとき月と地球の距離は現在の約1.5倍、したがって大きさは約2/3、皆既日食は起こらない。そして地球と月はいつも同じ面を向き合っているので、月はいつも天空上に浮かんでいて、出没は見られなくなります。
☆13星座
黄道上には明らかに 13個の星座があり、星占いで使われる時より1個多いのはなぜ?へびつかい座を入るかどうかで占い結果が違うというのは変ですね。
実は星座が現在のように決まったのは1928年の国際天文連合総会で、それ以前には個数も境界も乱立していました。この時、赤道に沿って境界線が引かれることになったため13個になったそうです。昔は黄道に沿っていた