天文教育研究会近畿支部集会に

本日、大阪市立科学館で行われた天文教育研究会近畿支部集会に行って来ました。この研究会の会誌の編集委員としてまた、自分の関わった活動についても報告してきました。もちろん11月17日の天文ワークショップについても。下記の写真もスライドに入れて。来年は誘致しようかな、45周年記念行事の一環としてさまざまな学会・研究会・カンファランス・フォーラムなどを共催で行いましょう。
天文WS

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3Dプロットはgnuplotで

gnu

 3Dプロットはgnuplotを使うのが一番便利のようです。プログラム,操作は簡単でソフトはロハだし。SASやScilabでもやってみたけど,やはりこれがオススメです。図は z=sin(xy) のグラフです。ただしz=・・を与えて描画させるのはいいが,ファイルから数値を読む込むときは時間がかかりそうですが。
Myぐにゅぐにゅぎゃらりーへどうぞ

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暑かったのに寒い

 寒いサムイさむい  8月の40度を越す猛暑を取り返すような寒さです。これは一時的なものか?それともこのまま冬に向かうのか?専門家の桜坂。さんにお尋ねします。
 現在は過去1000年間で最高温度時代らしい。過去1万年間で最も高温時は約6000年~8000年前(縄文時代)で、海面は現在より数m高かったというから、このままではまたその状況がやってきます。ツバルとかサモアとか太平洋の島国が海面に沈むという話は他人事ではありません。そのころは大阪はアブナイ。枚方から先はもう海です。京都へは関西沿岸にいる多数の人が避難してきますから、パニックになりそうですね。

過去の気温変化

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IT技術って

IT技術ってほとんどに人が違和感ないようですが、やっぱ変ですね。同じような言葉でSASシステム銀閣寺Temple・・・など。
 中学のとき(大昔だなぁ)国語の先生が言っていた駄洒落を想いだしました。「昔の武士の士は馬から落ちて落馬して女の婦人に笑われて」・・・もちろん悪文の例としてです。

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2nd SPPの裏に

 SPPも成功裏に終了しました。その裏にはオブ脳さんのすさまじい血と汗の努力の跡があります。夏も秋も近畿2府6県の教育委員会を訪問し後援を取り付けたことです。さらに自分の所属する学会・研究会・MLに呼びかけ、これまでKCGと縁の薄かった学校にまでアピールしたことです。ホントにごくろうさまでした。このような地道な努力は今後、引き継いで広げていかねばなりませんね。
 天文WSでのcastorアピールはその何分の1にしかすぎませんが

第2回SPP

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天文ワークショップ終了

M57

 
昨日はなが~~い1日でした。やるならいっそ同じ日にということでダブルのイベント、さすがにふぅ~。ミニ講演では星の誕生と死にまつわる星雲、そして彗星さらに銀河・宇宙の年齢の話を大急ぎで。欲張りすぎたと思ってたけど、アンケートをみるとやはり天文好きが集まってきただけに、ダークマター・重力レンズ・ブラックホール・超新星などが面白かったそうです。
 後半の天体画像処理実習はすばらしかった。Linuxのコマンドなんかでて高校生には難しかったかもしれないが、とにかくノイズだらけでどこに天体が写ってるのか?というようなデータから、なんときれいなリング星雲が現れしかもRGB画像が合成されていくのです。まるで泥と砂の中から砂金を探すようなプロセスです。かつて天文学者は占星術師だったが,すばる☆さんは錬金術師に見えてきた。

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今夜の星空

 寝る前に外に出て星空を眺める。火星がカストルに近づいてきて異様に明るい。これからポルックス方向に向うはず。ホームズは広がってきたようで、やや暗くなったようだが、まだ何とか見える。ほとんど天頂、首が痛い!
あっ、流れた、かなり明るい。東の空ぎょしゃからふたごに向けて。願い事を唱えるには短すぎる。そういえば、もうじきしし座流星雨のころだ、ピークは18日のはずだが今年は話題に上っていない。2001年はすごかったなぁ・・・

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かぐや

探査機“かぐや”月の謎に迫る~史上初!月からのハイビジョン映像~
明日夜20:00~、NHKでかぐや(家具屋ではない!ニッポン月探査機ですぞ)による、史上初の月面ハイビジョン映像は放映されるそうです。おきなおうなはかぐやの子衛星なんです。ちょっと変だけど。
出演者は 稲垣吾郎、眞鍋かをり・・・そして渡部潤一 さん(この人天文スポークスマンですね)。
現在、月は遠ざかっています。すなわち、かつては地球にもっと近かった。そこで地球から分離してできたという説があったが、今では否定されています。月はなんと1ケ月でできたそうで、これはコンピュータシミュレーションの結果です。
17日の天文ワークショップのネタにはちょっと難しいです。

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宇宙線はブラックホールから!

 最高エネルギー宇宙線、地球に近いブラックホールから飛来というニュースが出ていました。えぇ~なんやろと思いよく読んでみると実はその飛来方向は特に強い電波などを放射している「活動銀河」に近いことが確認されたという。観測された最も近い飛来源は、ケンタウルス座にある銀河「NGC5128」だった。NGC5128は50年前からとかく天文屋の噂に上る銀河で、強力な電波・X線を発しここ100万年間に何回か爆発を起こしている(もちろん現場を見たのではないが)銀河です。南半球にあるので日本からは見えないが、見えたらきっとボクも観測しています。その銀河の中心にあるブラックホールによって加速されたということがこの記事の結論でしたが、銀河中心のブラックホールなんて今やあってアタリマエです。
 正確にはブラックホールから飛来ではなく活動銀河の中心から飛来とすべきですが、これじゃニュースバリューが落ちるのかな。

YahooNews

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星の終末と私たちの前世

Helix

 (http://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_314.html)
 みずがめ座のらせん状星雲とよばれる有名な星雲です。中心星からガスが噴出しているように見えますが、実際そのとおりで、星の終末の姿です。太陽も50億年後にはこうなるでしょう。膨れ上がった赤い表面からガスが流出して、星間空間に広がっていきます。拡散したガスは数万年後にはわれわれの眼には見えなくなってしまい、銀河の中を漂いながら、いつかどこかで、収縮し次世代の星を作ります。ということはわが太陽もかつてどこかの星から噴出したガスから作られたのです。地球も地球上の生物もみなそうです。人は死んでお星様になるというのは逆で、実は私たちは前世にはどこかの星にいたのです。
ーーーなんてことをある講演会で話したら、終わってから真剣な眼差しで質問に来られたおじいさんがいました。いやいやいや、もののたとえは慎重に話すべきですね。

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