先般来手間取っていた剥離は,強力な剥離剤がきたから,急にはかどりだした。剥離剤をかけてから,しばらく放置しておくのがコツと言えばコツ。中まで染み入ると,古い塗装がペラペラとはがれてくる。
1号車(カワサキZ2=Z750RS)のホイールとスイングアームはモトマーチン。ショックは赤いマルゾッキ。当時の雰囲気のレーサーである。ホイールも剥離に手間取っていたが,この新規の剥離剤で,急に綺麗になった。当初予定していたフレームは修理に費用がかかりすぎるので,塩漬け。代わりのフレームがやっと来た。エンジンはもう組み上げ準備が完了している。
2号車(カワサキ Z1000Rベースのサーキットレーサー,エディ・ローソンの実車がモデル)のフレームはほぼストリップ。小物がまだ。エンジンはクランクケース下側のブラストと,全体の塗装が残っている。
3号車Z1000R(カワサキ ローソン レプリカのストリート仕様)と5号車Z1Rのエンジンの塗装が始まっている。ブラスト処理したオイルパンから始めて,クランクケースに至る。こちらも,まだまだ準備過程。Z1Rはフレームの修理中。
4号車Z750 A4は,錆びたパーツをどうするのか,再メッキにするのかどうかが問題。山の中の倉庫で錆びて眠っていた車体だから,なかなか大変。
以上,空冷カワサキ5台,今年中に走り出すのはどれかな?