夏のニンジャ

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,水冷GPZ900Rニンジャのカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

ニンジャGPZ900R,水冷関係のカスタム

北海道洞爺湖でサミットが行われているが,メインテーマは地球温暖化である。「夏はバイクの季節」というのは,今は昔の物語だ。最近の夏は暑くて,バイクには乗れないくらいである。Z系の空冷エンジンも,イマドキの京都では辛い。それで,真夏はカワサキGPZ900R,ニンジャに乗ろうと思う。しかし,最近の真夏の渋滞では,その水冷ニンジャでも,水温計がピークを指すほどである。まだ梅雨は明けておらず,曇り空でも暑い。

ニンジャGPZ900R,水冷関係のカスタム

空冷Z,すなわちカワサキZ1,Z2から約10年後の1984年に発売されたGPZ900Rのエンジンは,水冷でありながら,にぎやかな音を発する。その音は,まるで交響曲で,セルを押すと,ジャーン!と始まるのだ。最近のZRX1100や1200のエンジンは,このGPZ900Rのエンジンがベースなのだが,機械加工精度が上がったことなどから,やたら滑らかである。そのZRXなどと比べると,音は,かなり空冷Zに近い。空冷Zだけの信奉者もニンジャエンジンならば許せるだろう。
車体は,イマドキのスーパースポーツに比べると,しなやかで,長距離でも楽である。そして,普通に走る限りでは,コーナーでも安定している。空冷Zとニンジャ系の二台を持つのが理想である。ニンジャと同じエンジンのエリミネーターでも良かろう。

ニンジャGPZ900R,水冷関係のカスタム

ニンジャで気に入らないのは左右非対称のメーターである。センターがどこなのかわかりづらく,メーターを見るといつも戸惑ってしまう。GPZ1100Fあたりから始まった左右非対称の大きさのメーターは,あまり好きではない。左右非対称というものは,どんな道具であろうと,使いづらいと思う。左右非対称のスポーツも苦手だ。

地球温暖化への対策として,原子力発電が脚光を浴びている。原発大国のフランスは,今回のサミットで化石燃料の消費を抑えるために,原発を売り込もうとしているらしい。原子力は放射能が恐い。

多くのCMやプロパガンダでも,地球温暖化に関するものが増えてきた。工場や産業が消費する化石燃料やCO2排出量は,莫大なものである。それとは比較にならない程度のものなのだが,個人レベルでも,排出を極力押さえようという動きが当たり前になってきた。ガソリンも値上がりして,ハイオクを焚くのも大変である。

バイクは,長距離を移動するのに,化石燃料の消費が少ない(=CO2排出量が少ない)乗り物である。一人で移動するなら,4輪よりも2輪である。と,言い訳がましく書いておこう。

京都コンピュータ学院自動車制御学科


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