今年も一年,無事終了した。
カワサキ エリミネーターには火が入り,エンジンが始動した。
あとは保安部品などを取り付ければ車検を受けるだけ。
皆さんご苦労様でした。
年明けからは,カワサキZ750A4と,Z1Rを仕上げたい。
①理工系は難しいから,嫌いだから,「だから,IT系はダメ」とか,②「IT系の仕事はキツイ」とか思い込んでいる方々がまだ多くおられるようだが,,,
①IT系,コンピュータ関係は,理工系の仕事だけではない。ひところ流行ったIT革命は,ITが文系人間のものになったという意味でも革命だった。いまや,多くの分野でまさに文系的なITの仕事が発生している。
②IT系・コンピュータ系の仕事はキツイというのは90年代の話。今どき,キツイと社員が来てくれないから,どのソフト会社でも,かなり待遇を良くしている。キツイどころか,待遇が良いほうだろう。ソフト会社で仕事は9時ー5時で残業なし,産休,育児休暇はなんと3年,などという例も多数見られる。
景気が急速悪化したが,IT系は全体として横ばい状態。IT系の仕事で身を立てる,ということを考えてみて欲しい。全国で理工系離れが進んでいるということは,競争相手が少なくて勝ち目があるということなんだが・・・。
以下は学校からのお知らせ。
■景気悪化受け緊急対策,無利子の奨学制度4種を新設
KCGでは,教育方針に基づいた本学院独自の奨学制度を設けていますが,昨今の深刻な景気悪化による緊急対策として,2009年度から新たに4種の奨学制度を設け,学業援助を拡大することになりました。新しい奨学制度は、いずれも学費等を無利子で貸与し,返還は卒業後から(毎月2万円以上)という内容です。新入生,在学生とも対象です。
昨今の深刻な景気悪化を受けて,国内外の企業では,採用の手控えや,大幅なリストラが増えています。来春に進学を控える学生の中でも,家計の経済的な理由で進学を断念せざるを得ないといった残念な話が聞かれます。さらに来春卒業予定の学生も,採用内定が取り消されるといった事態が生じているほか,就職活動が不調に終わり,さらにスキルアップするため学業を続けたいにもかかわらず,経済的な制約にさらされているといった状況も耳にします。
多くの方々に支えられながら,ことし創立45周年を迎えた私どもKCGは,これまでに卒業生(校友)3万8千人以上を送り出してきました。昨今,ITの人材不足が深刻さを増すばかりであるということもあり,今後も社会の根幹をなすIT発展のための人材育成を,より一層進めなければならないと責任を痛感しています。
私どもは,このように奨学制度を充実させるなど何とか学生を救済しようと努めてきましたが,財源にも限りがあります。これら奨学金の資金に充てるため,広く企業の皆様に寄付を募っています。最先端のIT・コンピュータ技術を身につけた多くの人材の育成に尽力することにより,ご厚情に応えていきたいと考えています。
空冷カワサキ,自動二輪特論のクラスと,ポルシェレストアチームと合同で忘年会。
今年も一年ご苦労様でした。帰省する人も多い。遠路,気をつけてね。正月明けには,皆元気で顔を合わせよう。良いお歳をお迎えください。
今年最後の作業;
カワサキ エリミネーター750のエンジンに火が入った。エンジンがかかったので,全員で拍手喝采。その後の乾杯のために,良き瞬間であった。
カワサキ Z1000Rのタンクなど外装をタイムグリーンに塗装した。次なる作業はラインステッカー貼りと再度のクリア仕上げ。横で自分のホンダのタンクに,紫のラップ塗装をしていた人も,上手に塗り上げていた。皆,塗装が上手になった。
ポルシェのレストアは,タイミングベルトを交換して組み付け調整中。
バイクいじりと宴会ばっかりやってる学校のように思われるかもしれませんが,プログラミング,制御系の講義もしっかりやっています。来年春の卒業生は皆,CAR IT関連の企業に就職が決まっています。景気が悪くなったけれど,IT系は横ばい状態がほとんどとのこと。やはりIT業界は強い。
FCR キャブレター
カワサキZ2にFCRキャブレターの例。エンジンは1045ccで,FCR33パイ。排気量がこの程度以下だと,33が丁度良い。
キャブは,必要以上に大口径にするよりは,アクセルの開度に応じて滑らかに回るようにしたいものだ。
kawasaki Z1 Z2系の場合は,ベースエンジンが最大でZ1000AやZ1Rの1000cc程度だから,ボアアップするとしても,1100ccくらいで十分である。
大排気量,大パワー,もトルクフルになって良いのだが,セルモーターに負荷がかかりすぎるとか,ワンウェイクラッチの耐久性が落ちるとか,それなりに問題の出る可能性が高くなる。
また,後のさらなるボーリングのことを考えて,スリーブの入れ替えをする必要が無い程度におさえておきたい。
それらを考えると,Z1000の丸Zをベースにすると,ボーリング時にもスリーブの入れ替えは必要ないので,一番安上りに丸Zができる。外観をZ1 Z2にしたがる人が多いが,今となっては,Z1000A,Z1000LTD,Z750D-1,などの外装のほうがずっと希少価値があるのだから,誇りを持って乗ってもらいたい。
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参考URL:
http://reader.livedoor.com/guide/rssreader.html
http://www.itmedia.co.jp/info/rss/reader.html
http://e-words.jp/w/RSSE383AAE383BCE38380E383BC.html
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FCR キャブレター
カワサキZ1000RにFCRキャブレターを装着した例。FCRの性能は抜群である。形や伝説からCRを選ぶ人も多いけれど,走るという性能を追うならば,FCRである。
FCR独特の吸気音があって,パキッ パキッ という弾けるような音が断続的に出る。したがって,音を聞いただけで,FRCだと解るのである。
排気量に対して,少々小さい目が良い。写真のZ1000Rは,ワイセコで1100ccにまでスープアップしており,FCR39を装着しているが,大きすぎる。
1100cc程度ならば35が丁度良いと思う。口径が大きいと,アクセルを少し開けただけでガバッと吸気してしまい,完全燃焼していないような気がする。また,アクセルを戻したときの回転の落ちも遅くなる。
角ばったデザインに好き嫌いも多いが,一度装着してみて欲しい。コレしかないと思うようになるだろう。走ってナンボ。そして空冷カワサキは,それらの周辺装置を最新にすると,今でも路上最強の走りを示す。
内定取り消しが増加し,あちこちの大学で問題になっている。一般の大学では,就職活動をする時期や内定の出る時期が一定で,時期を逃すとほとんど就職の機会がなくなるからだ。
KCGでも,過去に内定取り消しは何度かあったが,問題化したことがない。IT系は,企業からの求人が時期を問わず,年がら年中,多数寄せられるので,ある企業の内定が取り消されたところで,別の同ランクの企業に即座に就職できるからだ。
一例として,東京のあるソフト会社で,親会社の業績悪化により業務継続が不可能になり,内定が取り消されたという例を示そう。夏頃にその会社に内定していた3名の学生が内定取り消しを喰らって青くなっていたが,その後,それぞれ他の会社に応募して,1~2ヶ月で同等かそれ以上の会社に内定した。
そのように,KCGの場合,基本的に,そのレベルの企業の内定をゲットできる学生ならば,卒業式を過ぎても,同等の条件で就職している。
求人の数も,一般の私立文系とは比較にならないくらい多い。私立文系では,大学に寄せられる総求人数が,卒業生の数に達しないところも多々ある。KCGでは,景気動向によって変動するとしても,卒業生1人に対して,50社~80社くらいからの求人が寄せられる。単純計算では,一人で数十社を選べるというわけだ。(勉強せず努力せずして就職できるというわけではない。念のため。)
文系大学卒や高卒で,企業の終身雇用の対象となり,時期を同じくして採用され,定年までの間の人員確保の対象となり,ある会社に一生勤め上げる,という生き方が,一般の就職という概念である。それはそれで日本的な美徳であるし,否定する根拠はない。
しかし他方,IT系,ソフト会社,コンピュータ関係というのは,昔から転職がいわば当たり前の業界であり,スキルアップや待遇の向上のために,割と気軽に転職する。会社経営側から見ると,あまりありがたい話ではないにしても,働くビジネスマンは,転職を機になんらかの好転を結果するのが多数派だろう。
そういうところを考えてみると,IT系というのは実に時代の先端を行っているといえるのかもしれない。
自動車産業では,生産台数の縮小から,F1やWRCから撤退したという,マニアには面白くない話まで,様々に不況の影響が語られているが,生産台数が減少しても,車載ソフトウェアの開発業務の数は減らない。開発車種が減るともちろん仕事も減るが,ソフトウェアは定期的なバージョンアップが必至だから,就労者数の変動はさほど多くは無いだろう。また,業務量を変動させると,会社側は,開発の仕事はできなくなるので,極力変動をなくす方向への力学が働く。
こういった量的な変化と質的な変化を見極める必要があるのだが,マスコミの各種報道の説明不足で,自動車ITの開発も同様に極端に減少しているような誤解を招いているのではないだろうか。自動車産業が不況になって大変だが,自動車関係のIT開発要員の需要は,まだまだ増えるし,いまこそ,自動車制御の第一世代なのだから,生涯その業界で生きていくために,その職を目指してほしいと思う。今,この業界に入っておくと,将来絶対得する筈だ。
エコ(古い言い方で省エネ)とか,環境問題に対応していくためにも,CarITの開発業務は,人類にとって最大の課題である。
そして,自動車やバイクの本当の素晴らしさがわかる人にこそ,その業界のIT部門で先頭に立ってもらいたい。特に,空冷カワサキを理解できる若人たちにそれを期待している。
化石燃料で走るバイクがこの世から消えたとしても,動力が電気や水素になったとしても,カワサキZ1,Z2のような名車を創出してもらいたいものだ。
全国のライダーの受験生,学生,若人たちよ,自動車制御学科に集まってほしい。(絶対,面白いぞ。)
空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
京都コンピュータ学院自動車制御学科
カワサキ Z2 京都狐坂
(↑クリックで拡大します。夕暮れの空が綺麗。)
宝ヶ池から京都の盆地へと降りる坂は「狐坂」と言って,旧道は有名なヘアピンカーブだった。近年新しい道路ができて,昔のようなヘアピンではなくなった。写真は,今のカーブ。
下りの右コーナーを駆け下りていくと,京都ノートルダム小学校の正門前に出る。集合管から響くエギゾーストノートが,京都盆地に木霊するようだ。
急に冬になり,走ると凍てつく風に包まれる。
しかし,この季節こそ,空冷カワサキがいい。
空冷エンジンの暖かさを,実感する。
Z1000Aのクランクにコスワースピストンを組み込んである。
キャブはFCR33パイ。
71mmピストンで,1045ccである。
このサイズ,この組み合わせが丁度良い。
自動車の製造部門が急激に縮小され,トヨタ,日産,ホンダで1万人程度の派遣社員が解雇されたなど,多くの業界で失職の話が聞かれます。
景気の急速悪化により,学費捻出が困難という就学希望者に対しては,京都コンピュータ学院は奨学金・学費貸与などの対応を行います。
希望者はお気軽にお問い合わせください。
京都コンピュータ学院自動車制御学科の今年度卒業生の就職は好調です。自動車メーカーのIT部門関係の投資は,多少縮小したとしても,無くなることはありません。
空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
京都コンピュータ学院自動車制御学科
Bito R&D KAWASAKI Z2
カワサキ空冷Zも,オリジナルで残っているものが少なくなってきたようだ。それでかもしれないが,オリジナルにこだわる人が増えてきたように思う。
しかし,実際に,現代の道路事情で走るなら,少々は改良したほうが良い。
とことんやっても良い。
Zはとことん改良すると,現代のバイクでは比べるべくもないところにまで達して,出来上がる。
水冷の中ではカワサキニンジャGPZ900Rのエンジンが面白いと何度か書いたが,空冷カワサキフラッグシップのエンジンほど迫力あって楽しいエンジンは他に無いと思う。
写真は,Bito R&Dの美藤さんの手による,カワサキZ2のカスタムである。
ワインディングを走っていると,車体が身体に吸い付いてくる。実にバランスが良い。
エンジンは以下の通りである。
コスワース71mmピストン。1045cc。
Bito ビッグバルブ&強化バルブスプリング。
Z1000クランク。
ライダーの体重にも大きく左右されるが,71mmピストンは,普通に走るのに,丁度良いサイズだと思う。
他には,下記のパーツを含むBitoコンプリートである。
JB-POWER FCR33パイ(71mmにはこれ)
JB-POWER マグタンJB1 前後ホイール
JB-POWER 鋳鉄 フローティングディスク φ320 (6pot)
JB-POWER 鋳鉄 フローティングディスク φ320 (6pot)
JB-POWER ライディングステップキット
JB-POWERφ38mmスペシャルフロントフォーク
JB-POWER アルミ削り出しフォークブリッジセット
JB-POWER フロントフォーク&リアショックアブソーバー
JB-POWER アルミスイングアーム
JB-POWER チタン手曲げマフラー
JB-POWER フレーム補強,粉体塗装
AP6Podのブレーキと鋳鉄ディスクの組み合わせは,最高である。JB-POWERの前後ショックもピッタリと合っていて,フロントフォークは,ブレーキの効き加減と同時に動く。これが,素人がアッセンブルすると,なかなか上手く合わないのである。
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KCGが全面支援し,天津科技大学に中国初の自動車制御学科が誕生! 2008年9月19日(金)
京都コンピュータ学院自動車制御学科 日本最初のCarITの学科。
京都コンピュータ学院 日本最初のコンピュータ教育機関。
京都情報大学院大学 日本最初のIT専門職大学院。