全国の大学のおよそ90%が資産運用を行っていて、世界的な金融危機の影響で、私立大学の半数以上で損失が出ている

驚いた・・・。下記URLの引用。どうなるのだろうか。KCGは貧乏なので,資産運用などしていないが,それが,逆転して有利になってきたということ・・か。

47%の大学が定員割れを起こしており,3分の1の大学が赤字だという中で,こういった損失を出していると,いったい,どうなるのだろう?

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014477131000.html
3月1日 18時20分

全国の大学のおよそ90%が資産運用を行っていて、世界的な金融危機の影響で、私立大学の半数以上で損失が出ていることが、NHKが行ったアンケート調査でわかりました。

NHKは全国の国立大学86校と私立大学100校を対象にアンケート調査を行い、80%の148校から回答を得ました。この中で資産運用について聞いたところ、国立大学は91%にあたる71校が、私立大学は89%の62校が、金融取引による資産運用をしていると答えました。これらの大学に金融危機の影響で損失が出ているか聞いたところ、国立大学は、運用の方法が制限されているため損失は出ていませんが、私立大学は、資産運用をしている大学の55%にあたる34校で損失が出ていることがわかりました。ほとんどは保有する金融商品の価格が帳簿上の価格を下回る「含み損」ですが、中には数十億円の巨額な損失が出ている大学もありました。このうち、愛知県豊橋市の愛知大学は「デリバティブ」と呼ばれる金融商品の取り引きで28億円の損失が出ています。大阪・大東市の大阪産業大学では、デリバティブで60億円の「含み損」が出たため、調査委員会を設置して対応を検討しているということです。一方、損失が出ている大学に対策を聞いたところ、65%の22校が「現状のまま経済状況の回復を待つ」と答え、景気の悪化がさらに深刻になれば決算期の年度末に向けて損失が膨らむおそれがあるとみられています。大学の経営について詳しい日本総合研究所の吉田賢一主任研究員は「大学の資産運用はガイドラインもなく、それぞれの理事会の判断に委ねられているが、急速な景気の後退でかつてないリスクが生まれている。問題を先送りしていると、国でも支援しきれない状況に陥るおそれもある」と指摘しています。

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