スターウィーク

starweek

 明日から8月ですね。8月1日は何の日?Bさんのご先祖であらせられる菅原道真さんの誕生日らしいですが,わが業界では明日から1週間はスターウィークです。 天文屋さんでは最もTVによく出るW博士(かつて文化講演会の講師としてにきてもらったこともあります)が「バードウィークがあるなら、スターウィークがあってもいいんじゃない?」と言ったのがことの起こりとか・・・。全国各地の天文台では,このロゴマークを使って「明かりを消して星を見ようよ」と呼びかけてさまざまなイベントを行っています。明日の一番星は南天に輝くジュピターです。

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暦雑学・・・土用

24節気

 土用は年に4回あります。だから今日は正確には夏の土用丑の日です。土用の定義はアキューム14号p126に書いてありますが,太陽と地球の相対位置で決まります。図(見えにくくてスミマセン)のλが117度~135度の間が夏の土用で,17~18日間あります。干支は12個ですから,丑の日が2回あることも珍しくないわけですね。土用が明けると立秋ですが,処暑(8月下旬)までは暑さが続きます。もっともこの季節感は温暖化の起こる前のことですが。

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土用丑の日

暑ぅ,梅雨のうっとうしさが残っていて蒸し暑い毎日です。暦の上では今は土用のさなか。先週の月曜23日が大暑で,明日30日は「土用丑の日」です。今年は1回だけですが,昨年も来年も2回あって,それは決して珍しいことではありません。
土用丑の日といえばうなぎですが,この習慣は江戸時代に平賀源内が鰻屋から商売繁盛を相談されて、発案したとか・・・さすが奇才の蘭学者,経営コンサルタントもやっていたようです。ところが、真夏に鰻を食べることは古く奈良時代からあったらしく、こんな大伴家持の歌が万葉集に載っています。

鰻の歌

 石麿さんにうなぎを食べるよう勧めている家持さんは医療コンサルタントみたいですね。

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江戸の人口

 江戸の人口は18世紀中~19世紀初までは世界1でしたが,幕末に,ロンドンに抜かれたようです。ところが子供のころ「東京は世界1の大都市」と聞いたことがあります。1950年代にロンドン、ニューヨークを越えました。その後どうなったかよく知りませんが,今は東京より大きなアジアの都市がたくさんありますね。ソウル、北京、上海、カルカッタ、ムンバイ・・・、さらにメキシコシティやサンパウロも東京より大きいでしょう。
 京都は元禄時代(17世紀末)までは江戸より大都市でした。オモロイことに1000年前には世界で5番目の人口を擁したそうです。上位4都市に西ヨーロッパはありません、もちろん南北アメリカも。

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東下り

 SASユーザー総会で東京へ行ってきました。発表会場は大ホール(6Fよりやや大)だったが,半分もいない。今年は経費節減のせいか論文集が刊行されず,Webにアップされているのを各自でダウンロードしてプリントとなった。そうなるとやはり他人のは読みませんね。昨年よりややサビシイという感じでした。
 ところで会場は「***品川」だけどオブジェさんの言うとおり,そこは品川区ではなく港区でした。東京には西東京市なんておかしな名前の市がありますね。でも少しは東京を弁護すると18世紀中ごろに人口100万の世界最大の大都市となり(ロンドンやパリの2倍),かつ識字率が高く,ゴミや糞尿処理もピカ1で清潔な都市だったそうです。ちなみに京都は日本で2番目の都市でしたが,やがて大坂(当時は大阪ではない)に抜かます。

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京都が首都?

 今日から東京へ出張(SASユーザー総会)予定だったがホテルが取れず明日は日帰り。東京は「谷」がつく地名が多くて坂が多いのは江戸時代初期の乱開発のためでしょうね。
ところで明治2年,遷都の度に出される詔が東京(江戸)への「移転」の際には出されず,また東京を首都と定めた法令等も存在しないため,東京を首都とする法的根拠は無いという話もあるそうです。天皇も公家もちょいと行かけただけで,そのうち京都へ帰ってくるはずと思っている人も少なからずとか。
ですから東下りしてきます。

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小惑星の名前

比叡山

 宝ヶ池から撮った写真の上に,6月10日の水金地火Hieizan木土の配置・軌道を描きました。小惑星の名前はかつては神々(それも女神優先)の名が付けられていましたが,神様が品切れになってしまい,物語の登場人物や科学者・芸術家の名前が付けられました。それもそろそろネタ切れのようです。変わったのではカルメン,かぐや姫,たこやき,仮面ライダーなどなど・・あまりふざけたようなのは却下されますが,地名が一番無難でたくさんあります。京都の地名にちなむものには鴨川・比叡山のほかに京都,二条,花山など,人名は多いですが。

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Kamogawa&Hieizan

鴨川と比叡山

 前回のブログで鴨川と比叡山を結ぶキーワードは白川であることがわかりました。そしてもうひとつは「小惑星」です。どちらも小さいながら地球や火星と同じく太陽の周りを公転しています。それを解説したムービーをどうぞ。

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鴨川と白川

 現在私たちは賀茂川の源流は北山の奥地,鞍馬・貴船・雲ケ畑であることを知っていますが,京都盆地を開拓治水していたころには,鞍馬や雲ケ畑のことは知らず,貴船が水源を思ってそこに水神を祭りました。高野川と合流して盆地の東を流れるようになった鴨川に注ぐ川がさらにもうひとつ,白川があります。現在の白川は疎水に注いでいますがそれは明治からのこと,白川の水路の跡は志賀街道(川端丸太町のちょいと北から斜め北東へ,東一条、京大本部構内を斜断して北白川追分町の地蔵さんのそばを通りそのまま斜めに進み,山中越にいたる)に違いない。そしてそのまま遡ると比叡平(旧名姥ケ谷)となりますが,そのころの住民はでした。だから水神は祭ってありません。
 写真がなくてスミマセン。でも,やっとここまでたどり着いた。

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右と左

 あなたは廊下や狭い道を歩くとき右側を通りますか?左側を通りますか?エスカレータでは右寄りですか?左寄りですか?
 ほとんどに人が特別なことがない限り左寄りでしょう。四条河原町の横断歩道,京都駅の陸橋,電車の中の通路・・・などをよく見ると右側歩行は不自然であることがわかります。かつて街道を旅する人々はみんな左側を歩いていました。・・・そのわけは人間ほとんどの人が心臓は左にありかつ右利きであることが原因です。すまわち心臓を相手から遠いほうに置き,右手はいつでも自由に動かせるように,無意識のうちにこのような左寄りの行動をとるそうです。相手の左の近づくと警戒されますよ。

 

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