☆ブルームーン


 という言葉を聞いたことがありますか?
1)カクテルの一種
2)薔薇の一種
3)暦の上では1ケ月に2回満月があった時、2回目の満月をこういいます。今月は1日が満月で昨日も満月でした。だから昨日はBlueMoonだったのに忘れてた。
実はブルームーンが起こることは珍しくなく、2001年12月にもありましたが、今年は1月と3月、2回も起こります。なぜこんな名前がついたかわかりませんが、once in a blue moonとは「めったにない」とか「出来ない相談」という意味らしいです。
ブルームーンのバラやカクテルをもらったら丁重にフラれたということですから気をつけてくださいね。

なお今年は2月には満月はありません。新月は14日、旧正月=春節ですね。バレンタインデーと重なりました。

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☆今日はお彼岸ネプチューン


 今日は秋分の日、お彼岸です。と同時にネプチューン(海王星)の日です。1848年 の今日、海王星が発見された。これは単に新天体発見のみならず科学史上、非常に重要な事件なのですが、詳しくは冥王星物語の序章をご覧ください。
 ところで昨日は「国民の休日」で一昨日は「敬老の日」で、今年は5連休でしたね。シルバーウィークなんてだれのネーミングか知りませんが、今までなかったですね。敬老の日が第3月曜になったために起こる現象です。次は何年後?9月1日が火曜であれば起こること。曜日は毎年1つづつずれるから7年後?いやうるう年があると2つずれるから6年後、2015年です。でもそのような規則で続くわけではなく、2020年、2026年、2032年、2037年、・・・・。実は秋分の日も9月23日に固定されているのではなく22日になることもあります。Koyomi

いやいや、暦学はヤヤコシイ。1000年前の陰陽師の主たる仕事は暦計算で、専門技術を要します。占いは多分余暇のバイトだったと思っています。

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☆本能寺の変と改暦

 本能寺の変より9年前、1573年に信長は自分が担ぎ出した足利義昭を室町将軍から追放して、ここに室町幕府は終わるのですが、その後朝廷に強要して元亀から天正へ年号を変えさせています。これは改元の権限を奪うもので、朝廷へのものすごい干渉です。

 そして天正十年、武田へ出兵の前に公の京暦を三島暦(当時尾張美濃で使われていた)に変えることを要求したそうです。変更は閏月の置き方なのですが、京の公家衆からするととんでもない越権行為、もうしそうなれば陰陽寮の役人は当然総入れ替え、その次に来るのは朝廷人事への口出し、ひいては朝廷乗っ取りです。左大臣右大臣も藤原氏ではなく信長の息のかかったもの、そしてついには天皇にもおよびかねない。すでに正親町天皇は嫌気がさして退位するとか言いだす始末。武田を滅ぼし毛利・上杉・長宗我部ももうじき制圧する信長はしつこく三島暦の採用をせまります。

 もうやるしかない、そこで極秘のうちに信長包囲策ができます。実行犯は光秀、その後は秀吉か家康かそれとも義昭の返り咲きか、謙信のいない上杉や、元就のいない毛利では頼りない・・・結果的に改暦は回避され、朝廷の思惑はうまくいきました。家柄のない秀吉は莫大な金銀で高位高官を買いました。

 こうなると源平合戦のストーリーを思い出しますね。平家追放は木曽義仲にやらせて、その後は頼朝を使う。自らの手は汚さず、武士同志を争わせて、最終権力だけは保持して生き延びた後白河とその取り巻き公家衆を。

暑い真夏の夜の夢でした。
☆本能寺の変と天変 | ほしぞら.・古代史・コンピュータ

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☆本能寺の変と天変


 天正十年には数多くの天変が起こっています。

・3月にはオーロラが出ました。京都でも安土でも見えたという記録があります。
・5月には彗星が現れました。その記録は中国やヨーロッパにもあり、特にチコブラーエが観測しています。彼は最後最大の眼視観測者で視力は3.0(?)、彗星は気象現象ではなく天体であることを明言した人です(中国では紀元前から知られていましたがね)。
・6月には日食が、これについては既述
☆本能寺の変と日食 | ほしぞら.・古代史・コンピュータ
本能寺の変の後にはないようです。

 この年の春、武田を滅ぼして、夏には上杉・長宗我部・毛利を徹底的にたたくつもりだった信長はあっけない最期。年末になって一番得をしたのは、武田の旧領を併吞した家康ではないでしょうか。織田家の跡目争いで秀吉と勝家が争っている隙に、かつての武田領今川領を合わせた大大名になった。

本能寺の変の原因は光秀の個人的な恨みによるものとされて、真相は闇のままですが、秀吉や家康よりアヤシイ人々がいます。そこになんと暦が関係してくるのです。

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☆本能寺の変と日食

日蝕


 これも「宇宙からのメッセージ」(斉藤國冶著)からの話です。

 本能寺の変は天正10年(1582年)6月2日の早朝、実はこの暦日は旧暦で、西暦では6月21日です。旧暦2日といえば前日は1日・・・新月です。ひょっとしたら?そう実は日食があったのです。
6割欠ける部分食でした、といってもピンと来ないので、日食ソフトからのキャプチャ。
見にくいですが、クリック拡大で見てください。15時半ころこんな感じで見えたはずです。なのに日食の記録はない!
ある公家の日記によると、この日は雨だった、夜になってから晴れたそうです。

 ところが『天正十年具注暦』なるものには、ちゃんとこの日の日食が予告されているそうで、この暦は朝廷の陰陽師が細々と作っていたものらしいです。だからこれを見て日食を知っていた公家もいたでしょう。また晴れたら日食を見て中国出陣を延期するよう信長にアドバイスした公家もいたでしょう。信長が京都に来たのは明智光秀を従えて、毛利攻めに出発するためだたのです。
しかし迷信嫌いな信長のこと、たとえ日食を見ても人の忠告など聞かなかったでしょうね。

 本能寺の変と日食と何の関係あるんや?? 実はあるんです。

☆本能寺の変の黒幕 | ほしぞら.・古代史・コンピュータ
 

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☆春節(続)

 日本と中国では1時間の時差があり、同じ現象でもそれが起こる時刻は異なります。新月(満月でも)は一瞬の出来事なので、日本では16時でも、あちらは15時というように。もし新月が日本時間0時半に起こったとすれば、中国時間では前日の23時半に起こったことになり、日付は1日ズレるわけです。決して中国の正月が1日早まるのではない。日本中国は同じ日でも、べトナムでは前日ということもあります。
 それが2027年と2028年に起こりますからご注意を。でも18年後にもまだ旧正月という行事が続いているでしょうか?日本は明治初に太陽暦に変えましたが、旧正月祝いは昭和の中ころまでやっていました。今はほとんど忘れていますね。中国、韓国、北朝鮮、台湾、ベトナムなど東アジアの多くの国で、元日と正月は使い分けています。

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☆春節

 あけましておめでとうございます。
東アジアのほとんどの国にとって今日はお正月ですね。一去年行った天津科技大学の学生から年賀メールが来ました。
旧正月とは1月中旬~2月中旬の新月の日で、毎年変わります。新月ですから日食がおこることもあり、実際今日もインドネシアでは金環食が見られます。

ところで旧正月の日が国によって異なることがあります。2027年には日本は中国より1日遅れる・・・なぜでしょう? ヒントは時差です

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☆天文学史研究会にて

曜日

 金土に行われた「天文学史研究会」で「曜日の起源と具注暦」という発表をしてきました。日本に曜日が入ってきたのは1200年前平安初期に空海が唐から持って帰ったもの、それを陰陽師が作った具注暦に書きくわえられて、貴族の間では曜日が使われていたこと・・・これはご存知の方は多い。各国の曜日の名を調べてみると面白いことがわかります。
 英語では土・日・月曜は天体名,火曜から金曜までは北欧神話の神々の名がつけられていますが,ドイツ・オランダ・スウェーデン・デンマークなど北欧では一般にそうです。フランス・スペイン・イラリアなどラテン系では日曜(主の日)と土曜(安息日)はキリスト教にちなむ名前で,他は天体名です。中国や西アジアは一般に1,2,3と番号にちなむ名前です。またロシアなどスラブ系では基本は番号ですが,いろいろなものが混入されています。すべてに天体名を使っているのはインド・タイ・日本・韓国など東アジアと古代ギリシアというのは不思議ですね。

七曜

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☆10月1日は

10月1日は数多くの記念日になっています。
衣更えの日、赤い羽根の日は昔からありました。特に衣更えは江戸時代からの風習です。香水の日、コーヒーの日、ネクタイの日は販売促進用にできたものでしょう。
土地の日とメガネの日のイミはおわかりですか?えっ、わからん?実は十と一で土、1001はメガネを表す。
ちなみに今日は(もう昨日か)はとうふの日でした、もう理由はおわかりですね。

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☆暑さも和らぎ

shosho

 今日は暦の上では処暑(しょしょ)、暑さも和らぎ秋の訪れが始まる日です。地球は図のように処暑の位置にあります。
これって何時何分何秒の位置かって?はい、9時ジャスト、日本標準時で9時とは世界時で0時です。
 今年は文字通り、暑さの処分ができそうですが、これから台風のシーズン(今年は少ない?)です。

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