1987年2月23日の超新星爆発は16万光年かなたマジェラン雲に中で起こりました。そこから発したニュートリノが岐阜県のカミオカンデで検出され、これによって小柴博士の2002年ノーベル賞受賞となりました。超新星爆発が観測されたのとニュートリノ検出は同時で、これによってニュートリノも光速で飛んでいると考えられます。しかし今回の実験結果に従うと、光で発見されるより4年前にニュートリノは検出されるはずとなります。あるいはあのニュートリノは超新星爆発より4年後にマジェラン雲を出発したけど追いついて、地球には同時に着いたことになります。
超新星爆発において最初に大量エネルギーを運ぶのはニュートリノというのが現在ほぼ定説になっています。さぁ困った。
またニュートリノにも質量があるということがわかったのは最近ですが、そんなら光速にはなりえない。ましてや超光速には。光子には質量がないから光速で走れるのです。・・・なんやらヤヤコシイ