というタイトルの本(庄子大亮著:PHP新書)を読みました、メッチャおもろかった。
12000年前に沈んだと言われるこの島(大陸)はどこにあるか?2000年以上も探し求められ、無数の候補があります。それらを紹介していく過程で、大陸移動、海洋変化など地球物理学の解説も加わって、著者の博識には驚かされました。
そして何よりのショックはこの伝説の生みの親であるプラトンの真意に迫っていることです。アトランティスとはアンチ・ユートピアなんですね、結局。今のところこれ以上のコメントはできませんが、ぜひ読んで欲しい。古代ギリシアの知識が多少要るが、やさしく語りかけている文体でわかりやすいです。
実は今月末発売で、著者(歴史学担当のS先生)からもらって2日で一気に読んだ。