カワサキZ考古学;概論(空冷カワサキの各車種を紹介しています。)
車台番号とエンジン番号・カワサキ1Z1,Z2,Z1000R
レストア・カワサキZ1,Z2,Z1000R
空冷Z関連の技術に関するtips・カワサキ空冷Z
カワサキ空冷Z系,J系
———————————————
Z1000R ローソンレプリカのカスタム
教育関係の仕事では,外の関係の方々との打ち合わせは,通常は5時頃には終り,いわゆる残業になることはあまり無い。予定していたよりも早く終わることもたまにはある。
それで,チャンス到来!
祇園祭の宵山の日に出来上がったZ1000Rだが,昨日,8月の初日には夜中に大原までテストランを終えた。そこで,今日,いつもの海まで。その到来したチャンスを活かして。
(ヘッドライトとカウルの位置関係は調整中である)
慣らし運転には,前半は1000kmから2000kmくらいを見込んでいた。だからというわけでもないが,その初期の慣らしが終わるまではローギヤードで良いかと思い,手元にあったAFAMのドリブンスプロケット48Tを装着していた。ドライブ側は17Tである。丁度ドライブ側を17Tにしていたので,ドリブン48で良かったわけだ。(ちなみに,ドライブ側を16Tにしていたら,48Tは装着してはいけない。定数倍の歯数を装着すると,チェーンが同じところを回り,すべての駒がすべての歯に当たらなくなるからだ。ドライブスプロケットとドリブンスプロケットは,「互いに素」の数でないといけない。)
そこで,実は,「目から鱗」だった。1100ccのフルチューンのエンジンには,ドライブ17T,ドリブン48Tというのは,一般的にはローギヤード過ぎるのだが,これが,慣らし運転で5000回転より上は回さないということと相俟って,結構楽しんだ。京都市内から北上して小浜まで,山間の高速ワインディングなのだが,1速から5速まで,十分使える。
高速道路での上限の100kmは,まあ,ギヤ比から計算すれば大体ご想像のとおり,5速4000回転で100km/h程度である。つまり,合法速度内ですべてのギヤを使って,しかも,軽々と吹けあがるものだから,面白かった。
走るコースによってスプロケットのギヤ比を変更するのは,サーキットでは当たり前のことだが,公道ではそうそう簡単なものではない。しかし,自分がいつも走るホームコースに合わせて,ギヤ比を設定するというのは,実はとても重要なことなのだ。その意味で,いつものホームコースで,実に面白い走りを体験できた。200km超なんてスピードは出さないから,合法速度域で,最も楽しいギヤ比を探すというのは,趣味の世界では重要なカスタム作業だ。そして,自分が使いたいエンジン回転数に合わせて,ギヤ比を変えて適切な比率を見つけられたら,ワンランク上の楽しさがやってくることだろう。
スプロケットのギヤ比を変えると,大抵はチェンの駒数も変えないといけないから面倒なのだけれども,官能的な楽しさは,適切なギヤ比にあるのは自明だろう。高価なパーツをとっかえひっかえしてカスタムを楽しむのも良いが,自分のコースのために最適のギヤ比を探すということは,走ることの楽しさをもたらしてくれる。
夕方から発ったものだから,いつもの海はすでに夕暮れも終わりつつあり,暗くて蒼かった。
夕暮れの暗くても蒼い海と空は,明日の予感に満ちている。
———————————————
京都コンピュータ学院自動車制御学科
日本最初のCarITの学科です。就職は100%(トヨタ,ホンダ,デンソーなどのIT部門など)。自動車とコンピュータを学んで,より良い就職をゲット!
京都コンピュータ学院
日本最初のコンピュータ教育機関。IT関係は,一生職にあぶれることはありません!
京都情報大学院大学
日本最初のIT専門職大学院。大学院卒で生涯賃金3000万円アップ!京都コンピュータ学院から進学可能です!