エリミネーター 750

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エリミネーター 750

関係先の某社長がエリミネーターに乗り始めた。お付き合いで,もう一台を借り出し,エリミネーター2台でいつもの海まで往復したのだが,エリミネーター750の実力には感心した次第である。

①普通に車の流れに乗れる。
②ポジションがこじんまりしているので,取り扱いが楽。
③扱いきれるパワーとトルク。

他にもあるが,長所ばかりである。シャフトドライブは癖があるが,問題視するほどでもない。エリミネーター750を二台で走るのはとても楽しかった。

エリミネーター 750

いつもの海を背景に。

エリミネーター 750

地球温暖化のお陰で,真夏になると空冷は辛い。水冷を一台持つとしたらニンジャだと思うが,オールマイティさを考えるとエリミネーターである。

理由は,
①空冷から水冷化していく道程の初期のエンジンであるから,各所のマージンが大きい。そのおかげでエギゾースとノイズ・振動がキツイ。それにより,楽しみが増す。
ニンジャ初期の頃のエンジンはバランスシャフトが唸り,エンジン音が交響曲になる。(ZRX1100の時代になると工作精度も上がり,エンジンがやたら滑らかになってしまっていて楽しくない。)

②シャフトドライブということは,裏を返すと,メンテナンスフリーである。

③リアタイヤは150あれば,今時の交通事情で十分である。

④水冷であるから,メンテナンスさえきちんとしておけば,真夏でも心配がない。GPZ900R・750Rと同じエンジンだがラジエターが大きいのか,水温上昇はさほど気にならない。

⑤ポジションが楽ちんである。安楽長距離型。しかし,さすがカワサキ,コーナーで踏ん張るポジションも取れる。カワサキの創るアメリカン,ストリートドラッグは,走りを犠牲にしていないと言われるが,そのことがよくわかった。

というわけで,一台ですべてを賄うなら,あるいは空冷のセカンドバイクにするなら,エリミネーター750はイチオシの一台である。

この後,オヤジ二人で寿司を腹一杯食べて,帰還したのであった。
その頃,京都ではイオンモールKYOTOがオープンしていた。。

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