カワサキZの講義,後期はすでに始まっているのでした。

 実はすでに後期は始まっていて,もう二週目が過ぎていたのであった。

 夏休みの間の補習でだいぶ進んだものの,まだエンジンのブラストが残っている。

 フレームの塗装剥離や補強などに入った。フレームを並べてみると,カワサキZ1/Z2のフレームがどのように変遷していって,Z1Rとなり,そしてZ1000Rのフレームになるのか,その経過が見て取れる。Z1でよく言われるガゼットの部分や,ネックの部分がどのように補強されていったのか,フレームだけを並べてしげしげ眺めると興味深い。

 Kawasaki純正の補修パーツと,PMCのパーツも届いて,手分けしてパーツリストと睨めっこ。カワサキの純正パーツは品番が統合されて,パーツリストと異なる番号のものが届くことがある。一見してわかるものはいいのだが,Oリングや単なるボルトだと,いったいどのパーツの代替品なのか,なかなか分かりづらい。一台分のパーツだけを発注するとなんとか推測できるだろうが,一度に五台分注文したもんだから,いまだになにかわからんものがある・・・。組みながら推測していくしかない。パーツの整理だけでかなり時間が取られる。

 カワサキZ1/Z2,Z1000R,Z750A4,Z1Rを題材としたものの,もうすこし台数を絞ったらよかったかも・・。

 Z1Rのフレーム補強は仕上がっているが,Z2のほうはまだ。フレームを待つ間に,各種小物パーツの剥離と再塗装にかかるようにする。エンジンを組み上げていくのは,一機ずつ丁寧にしていこうということになった。

 

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