エビータ

劇団四季の「エビータ」(京都劇場)に行ってきました。

1952年に亡くなった、アルゼンチンの元大統領夫人、エバ・ペロンの物語。
数年前(だいぶ前?)にマドンナが主演で映画にもなりました。

貧しい私生児として生まれたエビータことエバが、女優として成功し、
ついにはアルゼンチンのファーストレディとなりながらも、
癌に倒れる、激動の人生。

こういう、野心的で、目的のためなら手段を選ばないような女性は、
個人的には大好きです。
ただし、物語として。近くに実在されたら、さすがにちょっと・・・。

国を私物化したと非難されながらも、民衆には聖母とあがめられたエビータ。
悪女か、聖女か。
ミュージカルだけでは表現しきれない、時代的背景や実際の記録などにも
興味があります。
「エビータの真実」をはじめ、何冊か出版されていますので、
読んでみなくては。

ファーストレディとなったエビータが歌う
「共にいてアルゼンチーナ」(原題:Don’t Cry For Me Argentina)は
とてもいい曲。ミュージカルナンバーの中でもかなり好きな曲です。
泣けました。
ストーリー的には、泣いてる場合じゃないのですが。。。

前回見たのが10年以上前。
今回の新演出では、舞台装置もかなり大がかりになっていました。
メロディに訳詞がのりきっていないところはあるけれど、
やっぱり好きな作品です。

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