『ウーマン・イン・ホワイト』の大千秋楽を観てきました。
『オペラ座の怪人』や『CATS』で有名な,
アンドリュー・ロイド・ウェーバーの作品です。
主演は,笹本玲奈さん。
2008年に,この作品で杉村春子賞(活躍が目覚しく,
今後が期待される新人に与えられる賞)を受賞しています。
歌唱力もすばらしく,凛としたマリアンを演じていました。
ただし,設定は確か30代のはずですが,
その年には見えませんでした。。。
ハートライト役の田代万里生さんがよかったです。
元々テノール歌手で,約1年前に観た『マルグリッド』が
確かミュージカル初挑戦だったと思うのですが,
そのときはまだ,「クラシック界から借りてきました・・・」
という感じで,かたさもあったのですが(歌はすばらしいけど,演技部分で・・・),
今回は,すっかり「ミュージカル俳優」になっていました!
これからがますます楽しみです。
ストーリーはミステリーで,なかなか楽しめたのですが,
正直なところ,ウェーバーがなぜこの小説をミュージカル化しようと
思ったのかは,理解できませんでした。
楽曲もよかったし,ストーリーもよかったのですが,
ミュージカル的な華やかさや壮大さはないような。
うーん,まだまだこの作品の奥深さがわかってないのかな。
再演されたら,また観にいこう・・・。
後ろの列に座っていた方は,東北から来たらしく,
カーテンコールでは,「次は九州で!」と声をかける人もいて,
ミュージカル好きのみなさんは,本当に好きなんだな・・・と思いました。
東京の公演情報などを観ていると,その数の多さに
うらやましくてしょうがなくなりますが,
関西在住のxiaoはましなほうかも。
ミュージカルのチケットは,早いときは半年前から買うこともあるため,
常に手元には何枚かのチケットがある(昨年は,最大で6枚持ってました)のが
普通だったのに,なんと,今は手元に1枚もありません。。。
次のチケットを取るまでは,元気ないかもしれません。。。