日本語作文もパソコンで

「作文」の授業も少しずつ進み,みんなも慣れてきたようです。
そこで,今までは原稿用紙に手書きだったのを,
今回から,ワープロ打ち(WORD)で,メール添付で提出,
という形に変更してみました。
進学後は,基本的にレポート類は,ワードファイル等で提出することに
なると思うので,今のうちから慣れておくために。
とはいえ,パソコンに慣れていなかったり,
日本語入力に慣れていないと,時間がかかり,
作文を書くこと自体よりも,入力に力を注いでしまうことにも
なりかねないので,しばらくは,手書きでもOKということに。
さすがに,大連外国語大学軟件学院(ソフトウェア学院)出身の
学生たちは,何の迷いもなく,ワープロ打ちを選択。
やっぱり,慣れているんですね。頼もしいです。
それ以外の学生たちも,「一応・・・」と原稿用紙をもらったものの,
ちゃんと,ワープロ打ちで提出してくれました。
京都日本語研修センター京都コンピュータ学院の別科であるので,
コンピュータなども自由に使える環境が整っています。
コンピュータを扱う授業もあるので,
ファイルでの提出方法に自信のない学生は,
ITの授業担当の先生に助けてもらったようです。

日本人学生からすると,ワープロ打ちをすると,漢字がわからなくても
変換してくれるから楽・・・と思いがちですが,
留学生からすると,漢字は書けても,読み方がわからないと
入力できないので,なかなか大変なようです。
いざとなると,手書き入力をしているらしい・・・。
読み方も,ちゃんと覚えてね。

さて,今回のお題は,「貨幣には紙幣と硬貨の2種類があるが,2種類とも必要か」
というものでした。
たいていの学生は,どちらもあったほうがいい,という意見でしたが,
中には,紙幣だけでいい,という意見も。
さすがに,硬貨だけでいい,という意見はありませんでした。
高額になると,重いですからね・・・。
根拠も人それぞれで,硬貨のほうが,「神社で参拝するときに投げやすい」
という意見も。先日の初詣で,投げたのかな。
確かに,紙幣を入れる人もいますが,硬貨のほうが,多少遠くからでも
投げられますしね。
そのほかにも,硬貨のほうが丈夫で長く使えるから,
貨幣発行の費用も抑えられる,という意見もありました。
毎回,いろいろな発想で書いてくれるので,添削しているほうも
かなり楽しいです。

今はまだ400字程度ですが,だんだん,
長い文章も書けるようにがんばっていってもらいたいです。

京都日本語研修センター(KJLTC) ~留学生が学ぶ日本語学校
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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