想いの詰まった箱

今回,IDCE(海外コンピュータ教育支援活動)のパソコン寄贈でパプアニューギニアに53台のパソコンを贈ることになりました。

以前書きましたが,このパソコン寄贈のための清掃作業や梱包作業には,京都コンピュータ学院や京都情報大学院大学の学生がボランティアとして手伝ってくれているんですよ。

そしてパプアニューギニアは,約10年前に私が青年海外協カ隊として2年5カ月を過した思い出の国です。

今回のパソコンの寄贈先は,その協カ隊時代の友人である仲間が,ICTマネージャーとして働いているゴロ力大学です。

現在,ゴロカ大学には約1,900名の学生が在籍しているのですが,パソコンの数は約300台。学生が使用できるパソコンは,3分の1の約100台のみです。

19人の学生に1台のパソコンということになりますね。

ゴロカ大学では,今年2009年には学生10人につき1台のパソコン所有台数を目標とし,2010年には学生6人につき1台のパソコン所有を目標としているそうです。

PCBOX

寄贈の話があってから動き出してから,かれこれここまで半年以上かかってしまいましたが,ようやく今日,ほぼ箱詰めが終わり,来週火曜日に封をし,ラベルを貼って来週末に送り出します。

古着

今回は,寄贈先が友人が働く大学なので,少しですが古着なども送る予定です。
この古着は,自分のものと職場の人が寄付してくれたもの。

自分が着ていた服をパプアニューギニアの人が着てくれる。
これって,想像すると楽しくないですか?

私の父が亡くなったとき,私はパプアニューギニアにいたのですが,父の衣服などをパプアニューギニアに送ってもらって,みんなにもらってもらったんですよ。

さて,期間を延長し,火曜日まで古着を募集します。
(鴨川校まで持参,または送ってください)

送った古着は友人が関係している村の人たちにプレゼントする予定です。
その古着とともに村の人たちの写真を撮ってもらい,送ってもらうことになっています。

無事に荷物が南の国に届きますように。

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