戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校(PSP)の続報!

最新情報:
戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめ(09/07/24版)

先日お伝えした「戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校!?」の続報です。

「戦場のヴァルキュリア2?」の謎のティザーサイトだったものが、

公式サイトになりました!

戦場のヴァルキュリア2 公式サイト

URLは同じだけどね…。

で、現在公式サイトに掲載されている内容をまとめてみます。

キャラクターについて:

キャラクターx3人確定。

位置関係的に、ワイルドぽい赤い髪の主人公とドジっ娘ぽい金髪のヒロイン、

そして目つきが悪い(鋭い?)友人orライバル(ダルクス人か?)1人…ですね。

ヒロインは出前のラグナイトを持ってるぽいので、衛生兵か?

絵柄は、水彩画風の「CANVAS(キャンバス)」ぽさが残されています。

仕様については、前回お伝えした内容とほぼ同じです。

戦場のヴァルキュリア2の製品情報

タイトル名
戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校
ジャンル
アクティブ・シミュレーションRPG
プラットフォーム
PSP
発売日
今冬発売予定
価格
未定
CERO
審査予定

ストーリーはこんな感じですね。

戦場のヴァルキュリア2の製品情報

ストーリー:
帝国との戦いから2年後。ダルクス人排斥を唱える武装勢力"ガリア革命軍"が公国南部で蜂起したことで、ガリア公国は再び危機を迎えていた。帝国との戦いで疲弊していた正規軍が、革命軍の鎮圧に失敗したことで内乱は激化。内乱鎮圧を目的に義勇軍を編成することが法制上不可能であったため、公国政府は、士官学校の生徒を戦線に投入する――

スタッフはこんな感じ。

戦場のヴァルキュリア2の製品情報

スタッフ:

チーフ・プロデューサー
田中俊太郎さん
「戦場のヴァルキュリア」チーフ・ディレクター
「サクラ大戦1・2」「エターナル アルカディア」
(前作のチーフ・プロデューサーは西野陽さんだった)
プロデューサー
本山真二さん
「SEGA×BLEACH」シリーズ プロデューサー
「忍-Kunoich-」「どろろ」
(前作のプロデューサーは野中竜太郎さんだった)
ディレクター
小澤武さん
「戦場のヴァルキュリア」メインプランナー
「ドラえもん のび太の新魔界大冒険 DS」
(前作のチーフ・ディレクターは田中俊太郎さんだった)
キャラクターデザイン
本庄雷太さん
「戦場のヴァルキュリア」 キャラクター原案
音楽
崎元仁さん
「戦場のヴァルキュリア」 作曲
「ファイナルファンタジー」シリーズ 「オーディンスフィア」他

う~む、キャラクターと音楽はそのままで、製作側に若干の変動…かな?

って、「チーフ・プロデューサー」と「チーフ・ディレクター」って、何が違うんだろう~

「ディレクター」と「メインプランナー」の違うも良く分からないし、

「キャラクターデザイン」と「キャラクター原案」の違いもよくわからんのじゃー

通りすがりのKCGデジタルゲーム学系の先生が解説してくれないかな~

桜坂。先生とか~ファラン先生とか~

その他の情報といえば、第7小隊のアイドル、イーディ・ネルソン様による突撃取材があります。

こちらも重要なところだけ抜粋してみます:

「戦場のヴァルキュリア」オフィシャルブログ 【陣中日誌】:戦場のヴァルキュリア2

作品の基本コンセプトは?
戦争という過酷な状況のもとで重厚な人間ドラマを描くという、作品の基本コンセプトは何も変わっていません。
なぜPSP?
より幅広いユーザーのみなさんに『戦場のヴァルキュリア』の魅力を知ってもらいたい
PSPならではの機能は?
アドホックモードでの通信プレイに対応した。
「戦場のヴァルキュリア2」は正統な続編?
はい。外伝ではない、正統な続編ということで「2」にした。“本気度”もすごいらしい。
主人公は?
士官候補生たちが主人公です。戦争に参加していないときは、授業を受けたり、遊んだり、恋もする普通の学生です。
ゲーム自体は大きく変わるの?
シミュレーションゲームにアクションの要素がドッキングしたあの画期的なシステム「BLiTZ」がそのまま遊べる。
さらに「戦車のカスタマイズパターンが大きく増えた」や「兵科のバリエーションも大幅に増えた」など、ゲームシステムは大幅にパワーアップした。
好評な「兵科レベル」はそのまま残されるため、メンバーを入れ替えていろいろと試して欲しい、というコンセプトは変わっていません。
井上さんの友人のクロネコが好むハーレム部隊作れる?
作れます。さらにキャラクターをカスタマイズできる要素を増やした。
イーディ出る?
…。(出番なさそうだ。)
チーフプロデューサーの田中俊太郎のヴィジュアルは?
インパクトあります!
他の情報は?
しばらくの間、毎週「陣中日誌」で少しずつ小出ししていく予定…らしい。

っと、まあ、こんな感じですね。

【陣中日誌】:戦場のヴァルキュリア2には、ゲーム画面のキャプチャーx5枚あります。

これらのキャプチャー画像から読み取れる情報は:

  1. 戦場マップは前作のような一枚の大きいマップ…ではなく、モンハン方式で複数の小マップを切り替えるような感じになりました。その影響で、マップごとの出撃数やマップごとに表示される兵数も少なくなっているかも?う~む、これは携帯ゲーム機のPSPに転向した弊害かもね。
  2. 主人公の赤髪さんの名前は「アバン」?兵科は戦車長ではなく、偵察兵。ただし、ウェルキンも戦車から降りたら偵察兵扱いだったような気が…。…まさかと思うが、主人公がヴァルキュリアに成るわけじゃあるまいな…。
  3. 戦車の種類が増えたかも?前のようにエイデルワイズ号x一台…ではなく、車体は「中戦車A」とかから選べれそう。
  4. 戦車のカスタマイズは、少なくとも「車体」「砲塔」「ショルダー」「アーマー」「バックパック」「迷彩」を選ぶことができる。装甲重視・火力重視・走行距離重視などの設定が出来るかも?
  5. キャラクターごとの兵種の変更・アップグレートが可能。突撃兵から上級突撃兵…のような感じ。アップグレートしたら、能力のほか、見た目(制服?)も変わる。
  6. 全体に影響を及ぼしそうな「Morale(士気)」パラメータがあるみらい。撃墜や死傷など、戦況によって上下するかな?
  7. アドホックモード(ワイヤレス対戦・協力モード)では、各プレイヤーが同時に動くぽい?

まあ、現在公式サイトでゲットできる情報はこれですべてかな?

一応、現時点の大手のゲームサイトの戦ヴァル2関連の記事もまとめました:

ファミ通(情報量はダントツ1位!先に読めばよかった!)
『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』人気シミュレーションRPGの続編がPSPで
電撃オンライン
『戦場のヴァルキュリア2』始動!! 戦火の中での新たなドラマは今冬幕開け
GAMESPOT
新作はPSP!–「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」の発売決定!
4Gamer.net
「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」,戦場をPSPに移した続編が今冬発売決定
Game Watch
セガ、PSP「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」を発表
ITmedia
今冬、戦場をPSPに移して帰ってくる――「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」

とりあえず「BLiTZ」の健在は嬉しいですね!ぉぅぇぃはコレが好きなんだよねー。

戦車やキャラクターの細かなカスタマイズが出来るようになったのも結構嬉しかったりします。

ただし、前作同様、「兵科レベル」が残っていて、

逆に言うと、キャラクターごとのレベルが無い…ということなので、

贔屓しているキャラクターを集中して強くすることが出来ない…のはそのままですね。

画面ですが、「携帯ゲーム機にしては上出来」のようなレベルだったような気がします。

さすがに、据え置きの次世代機と比較するわけには行かないかよねー

ただし、ゲーム画面で例の水彩画の「CANVAS(キャンバス)」って感が

あんまりしないのは、ちょっと気になります。

ぉぅぇぃ的に、一番痛いのはマップが小さくなることです。

狙撃兵の超長距離狙撃が出来なくなったり…とか、

戦場が狭くなったので、敵兵の裏に回れにくくなった…とか、

色々なデメリットが出るような気がします。、

しかし、極近距離の小規模の市街戦をうまく演出が出来れば、これはこれでアリかもしれません。

しかし、PSPに確定した…ということで、

お嫁様のPSPの画面をテレビかモニターに出力をする方法をマジメに調べないとダメだな~。

携帯ゲーム機をじっくり遊べるほど、ぉぅぇぃは若くないからね~。

調べてみた:

大画面で遊びたい!PSPゲーム画面を外部出力する時の解像度と黒枠について

なにはともあれ、「戦場のヴァルキュリア2」の発売はほぼ100%決定ということで、

前作を大いに楽しんだぉぅぇぃは、ブランド買いということで、続編はとりあえず購入決定です。

これからも積極的に「戦場のヴァルキュリア2!」を注目していきたいと思います!

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戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校、PSPへ!?

最新情報:
戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめ(09/07/24版)

GameWatachと電撃オンラインの記事ですが、戦場のヴァルキュリア2、来るかも!?

セガ、「戦場のヴァルキュリア2」か!?謎のティザーサイトオープン

株式会社セガは、タイトル不明の謎のティザーサイトを、7月15日に開設した。

 開設されたティザーサイトは、アドレスが「valkyria2.jp」となっていることから、「戦場のヴァルキュリア」の続編ではないかと思われる。また、背景の地図には、「Gallia(ガリア)」、「Randgriz(ランドグリーズ)」など、「戦場のヴァルキュリア」の舞台となった地名が見られることからも、ほぼ間違いないだろう。

これは一体? 『戦場のヴァルキュリア』新作をにおわせるティザーサイトが!!

昨年4月にPS3用ソフトとして発売された『戦場のヴァルキュリア』。その新たな動向を思わせるサイトが本日よりオープンしている。
 そのサイトでは、“09 7.17 Friday”という赤い文字と、背景に地図が表示されているのみ。その地図からは、“ガリア公国”の文字をはじめ、“征暦1930年のヨーロッパ”を思わせる単語の数々を読み取ることができる。

というわけで、ぉぅぇぃも早速このティザーサイトとやらを見に行きました!

「戦場のヴァルキュリア2?」の謎のティザーサイト

おぉーこれは左から見ても、右から見ても、どの方角からどう見ても戦ヴァルの新作ですね!

ウェブページのソースコードも読んでみましたが、

見事に、情報となる文字列を何一つ入れませんでした。

セガもKCGブログと同様、

グーグルアナリティクスを導入していることくらいしかわからなかったのですー

このティザーサイトで分かることを列挙しますと:

1.2009年7月17日金曜日に、何かの情報が出てくる。
2.地図の中心はガリア公国なので、今回のストーリーは前作の戦ヴァルと同じく、ガリア中心の話になると思われる。

今のところはこれくらいですね。

ちなみに、グーグル大先生に、「戦場のヴァルキュリア2」について聞いてみましたら、

なんかいろいろ情報が出てきましたので、合せて紹介します。

「戦場のヴァルキュリア2」がPSPで2009年冬に発売決定

戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校

ハード
PSP
発売日
2009年冬発売予定
ジャンル
シミュレーションRPG
メーカー
セガ
備考
無線LAN機能・アドホックモード対応予定
キャラデザ本庄雷太・キャンバス採用・季節変化あり

     

東ヨーロッパ帝国連合との戦いから2年後。
ガリア公国南部で革命軍が出てきて学徒出陣。

学校という日常と、戦争という非日常の世界を行き来するのが基本コンセプト。

このサイトに、ゲーム雑誌の緊急速報のキャプチャ画像ぽいものが載っています。

これが本物ならば、本当に本当かもしれませんね!

機種はPS3ではないみたいですが、まあ、ぉぅぇぃ的に、

戦ヴァルの良さは、別にグラフィックに集約されているわけではなく、

むしろS・RPGのバトルシステムの主軸の「BLITZ」が大事なので、

ちゃんと「戦ヴァル」をやってくれるなら、別にPSPでも構いません~と思います。

ただし、やっぱり据え置き機ではなく、

携帯機だと、目が疲れる、肩がこる…などの点が気になります。

う~む、PSPの画面をモニターやテレビに映る方法を調べてみようかしら。(;´д⊂)

戦場のヴァルキュリア2を出してくれるのは嬉しいのですが、

サブタイトルの「ガリア王立士官学校」には一抹の不安をもたらします。

えっと、なんかテレビアニメの戦場のヴァルキュリア・エヴォリューションと同じノリで、

学院中の学生らがラブコメを展開してしまうような予感が…。

まあ、ぉぅぇぃ自身はラブコメそのものは嫌い…というわけではありませんので、

描き方次第で、それはそれで楽しめるかもしれません。

ただし、三角成分少なめでお願いします。

後、ちゃんと「戦場」をやってくれれば、それで十分!

なにはともあれ、戦場のヴァルキュリアを大いにハマったぉぅぇぃにとっては、

戦場のヴァルキュリア2の発表はかなりの朗報ですね。

いや、もう続編出ないかも~っとちょっと心配していましたので。

これからも、新情報をゲット次第、ここで紹介していきたいと思います!

戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校の続報!はコチラ

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第15章「歌姫の過去」

このアニメの真の名は、「戦場のヴァルキュリア・エボリューション」かもしれません。

第15話「歌姫の過去」まで見て、ようやく気付いたのですが、

このアニメはゲームに描ききれなかった部分を補完するようなようなものではなく、

そもそも、「戦場のヴァルキュリア・アニメ版」として作られなかったかもしれません。

ストーリーも、完全にパラレルワールドです。

ゲーム版と照合すると、膨大な数の矛盾が生じてしまいます。

ゲーム版にノータッチの方に対し、

「何言ってんの?訳分からん」といわれても仕方ない意味不明な言葉を放って、

非常に申し訳なく思います。

しかし、ゲーム版のファンであるぉぅぇぃは、

これ以外の言葉が見つかりません。

戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html

第十五章「歌姫の過去」

アマトリアン基地に戻った小隊メンバーは、これまでの連戦で心身ともに疲れていた。その様子を見ていた、中隊長のバーロットの計らいで宴の席を設けることに。
各隊で出し物を披露することになり、ウェルキンは第7小隊の代表としてロージーに歌って欲しいと頼む。しかしロージーは「ダルクス人の前では絶対に歌えない」と頑なに拒否するのだった。
そんな中イサラは、ロージーと少しでも分かり合うために、思い切って話し合おうとするが…。悲しい過去を持つロージーと苦悩するイサラ。二人は分かり合うことができるのか……。

15話のあらすじ:

  1. 基地の食堂、重い空気の中、ウェルキンとアリシアが現れる。そこにファルディオもくるが、ファルディオは肩を並べる二人を見てムッとする。その後、ファルディオは何事も無かったように笑顔で挨拶し、アリシアにちょっかいを出す。その様子を見て、ウェルキンは無表情。その後、ファルディオはウェルキンに中隊長による全小隊長召集を伝える。
  2. バーロット中隊長の執務室にて、葬式ムード脱出のため、宴の席を設けることを通達した。ファルディオがそれにはしゃぐと、バーロット小隊長、ファルディオは気を使いすぎていると指摘。
  3. ウェルキンの執務室にて、ファルディオは各小隊に出し物をすることを提案。その後、ファルディオはアリシアラブラブの話題に及び、ウェルキンは無表情と困惑が混ざり合い。アリシアは自分と無関係と主張する。
  4. 第7小隊隊員の集まりの場に、ロージーの歌を出し物とウェルキンは指示するが、「ダルクス人の前では歌えん」と拒否される。退室するロージーにウェルキンが説得に動く、それにアリシアが同行しようとしたら、ウェルキンは先ほどの「ファルディオはアリシアラブラブ」を思い出し、「大丈夫、ボク一人で行くよ」とアリシアの同行を拒否する。アリシア:「変なの。」
  5. 森の中、ウェルキンは唄う小鳥の話題を持ち出しながら、ロージーにアプローチするが、見通される。「命令なら聞く」とロージーが反発すると、ウェルキンは黙り込む。「大丈夫」発言は真っ赤なウソである。
  6. 兵器庫の中、エーデルワイズ号を洗車をしている暗い顔なイサラに、ラマールが近づくと、びしょ濡れ。美少年上半身裸のサービスシーン。イサラに「ぶつかっていく感じがイサラ」とラマールはテレながら逃げてゆく。
  7. 森から戻って来たロージーに、イサラが呼び止める。ロージーは過去を語る。
  8. 幼少の頃、幸せに暮らしているロージー一家に、帝国兵のダルクス人狩から逃げようとするダルクス人が逃げ込み、ロージーの父も匿ってあげたが、帝国軍が踏み込むと、限界状態のダルクス人は銃を乱射し、ロージーは一気に父と母を失う。
  9. 再びロージーとイサラの場面に戻り、「あたいだって、あんたが悪いわけじゃないって分かってるさ。でもね、頭じゃ分かってても、心は言うことを聞かないだよ」
  10. 去ってゆくロージーに、どうしてもみんなのために歌って欲しいとイサラが懇願し、その代わり、宴に出席しないことを約束する。
  11. イサラが出席しないことをウェルキンに伝えると、ウェルキンはもう一度説得しようとするが、イサラに止められる。止められたらあっさりと引く。
  12. アリシアはウェルキンから、イサラが宴に参加しないことを知る。ウェルキンのやる気の無さにアリシアは憤慨する。アリシアに対し、ウェルキンは目を逸らすばかり。
  13. 兵器庫に引きこもるイサラに、ラマールは打つ手が無い。出てくるラマールに、ファルディオが颯爽と現れ、ラマールに救うの手を伸ばす。
  14. その場に、怒るアリシアが現れ、ウェルキンに対する不満をこぼす。
  15. 夜になり、月光の下に佇むイサラの元に、ファルディオが颯爽と現れ、上手いことを言って、上官の命令で強引にイサラを会場に連れて行く。
  16. ステージの上、司会はヤン。ステージの裏、ロージーが登場のために歩いていると、そこにファルディオとイサラが現れ、ファルディオはロージーに「命令」を通す。
  17. 「今夜は特別、あたいはみんなのためで歌うのさ」とロージーは言葉を残し、ステージに上がる。イサラは、ソレは自分に対する返答であることを感じ取り、感激する。
  18. ステージの前、ロージーの歌を聞きながら、アリシアは舞台袖のイサラに気付き、驚く。すぐさまファルディオはアリシアにウインク。その様子はスージーとイーディにからかわれる。
  19. 舞台の裏にウェルキンがとことこ歩き、イサラとファルディオを見た後、月を見上げる。
  20. 宴の後、舞台の裏に居るファルディオに、アリシアが礼を言いに来る。ファルディオがアリシアを見つめると、アリシアは頬を赤く染め、その場から去ろうとするが、手はファルディオに握られる。「アリシア、オレ、君のこと、好きだ。」
  21. とことこ歩くウェルキンは月を見上げる。

28年前の1981年に、あだち充さんが描いた、「タッチ」というマンガがありました。

主人公の上杉達也は、幼馴染の浅倉南に好意を寄せてたが、

そのやさしさゆえに、一卵性双生児の弟の上杉和也に遠慮して、

その素振りを全く見せず、毎日ダラダラと暮らしていた。

しかし、不慮の交通事故で弟の和也君が亡くなると、

達也君は日々努力し、

最終的に、「甲子園に連れて行って」という浅倉南の夢を叶えた。

今回の「歌姫の過去」を見ると、

どうも、同じ方向に行ってしまうような気がします。

ファルディオの「アリシア好き好き宣言」をしてから、

ウェルキンは完全に勢いを失い、

すべてに置いて精彩を欠けています。

戦場の用兵家としてだけではなく、

一人の人間としても、見えない迷宮に完全に迷い込んでいます。

ウェルキンが主役として復活するのは、

タッチとは異なるキッカケがあるような気がします。

この葛藤・そしてそこから脱却する人間模様を上手く描画できれば、

この「戦場のヴァルキュリア・エボリューション」は、

別の意味で傑作になりうると思いますが、

それが出来なければ、この作品は、

大金を突き込んだデキの悪い同人作品に成り下がってしまうかもしれません。

無論、以上の話は、戦場のヴァルキュリア・エボリューションは、

ウェルキンを主役として扱う前提にしか成り立ちません。

主役として登場し、途中に脇役に「食われてしまう」芝居も、

存在してないわけではありません。

ただ、芝居の場合は、主役の演技力の不足で「食われる」が、

アニメの場合は、それは完全に書き手の意向になりますね。

仮にそうなった場合、なぜ製作者にそこまで嫌われているかを、

どこかのインタビューで聞きたいところです。

さて、アリシア・ウェルキン・ファルディオの絡みを置いといて、

少しだけ「歌姫の過去」の話もしましょう。

本家の「戦場のヴァルキュリア」では、

ロージーがダルクス人が嫌う理由は、

両親がダルクス人に射殺された…ではなく、

「ダルクス人狩に巻き込まれた」ような、

少しオブラートを包んだ表現だった。

アニメの戦場のヴァルキュリア・エボリューションでは、

それをストレートに描いたのですが、

なんだかチープなドラマになったような気がします。

本家の「戦場のヴァルキュリア」では、

人種による「衝突」の部分ではなく、その「和解」の部分に着目していました。

アニメの戦場のヴァルキュリア・エボリューションでは、

「和解」を本家と異なるような解釈になるかは知りませんが、

それはこれからの展開次第ですね。

さて、戦場のヴァルキュリア・エボリューションは、

ゲーム版の本家、戦場のヴァルキュリアのすべてと、あんまりにも大きい落差があり、

それは回が進む毎に、どんどん増幅されていきます。

いつ、臨界突破の「最後の一滴」が垂れてくるかがは分かりませんが、

折角ここまで見てきましたので、ギリギリなところまでは付き合おうかと思います。

あぁあ、しかし実に残念だ。

出来れば、この作品をずっと贔屓し続けたかったけどね。

次回の「語られなかった想い」は、とりあえず録画予約済みです。

しかし、このアニメの予告、本当に当てになりませんね。

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*戦場のヴァルキュリア・エボリューションとは完全に別物ですが、良かったら是非本家の戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューも見てみてください。

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第14章「ファウゼンの選択」

2クール目の一回目です。

オープンニングもエンディングも一新しました!

OPは格好良いのですが、いきなりそんなネタばれしてもよいだろうか?

EDも良かったのですが、

元EDの二頭身(三頭身)デフォルメキャラが見れなくのは、それはそれで残念ですね。

OP/EDが一新されましたが、アニメの本質そのものはそれほど変わりませんでした。

ファウゼンの選択というのは、

まあ、戦争物に良くあるシチュエーションですね。

味方を犠牲するまでも勝利にこだわるのか、

あるいは味方を犠牲せずに、勝利ところが、自分らの命も捨てるのか。

あるいは、第三の選択である、「味方を犠牲せずに、勝利する」ための奇策を編み出すのか。

それが、今度の「ファウゼンの選択」ですね。

それでは、ボチボチ行きましょう!

まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html

第14章「ファウゼンの選択」

作戦が開始された。ダルクス人を毛嫌いするロージーだが、ザカと一緒に強制収容所の解放作戦のサポートを任される。
反発するロージー。しかし、収容所の劣悪な環境に置かれたダルクス人たちの姿を観て言葉を失う。
一方、採掘基地の制圧作戦を率いるウェルキンたち。山岳地帯独特の地形に苦しみつつも徐々に戦線を上げていく。
そんな中、この作戦がただのレジスタンスによる反乱ではないことを見抜いたグレゴールは、ついに装甲列車エーゼルを発進させることにする。
ロージーたちが線路に仕掛けた爆弾は、エーゼルの息の根を止めることができるのか。緊迫の時が訪れた…。

第14話のあらすじ:

  1. 前回の復習パート1+パート2(約55秒)
  2. トンネルの中に黙々と進むロージーとザカら。ロージーは前回ザカとのやり取りを思い出す。
  3. 一方、山道を黙々と進むウェルキン・アリシア・ファルディオたち。陽動作戦のため、ここで大暴れすると意気込む。ここで、ウェルキンがひらめき、一つ作戦を思いつく。
  4. 再びロージー側。気付かずに潜入することを試みる。
  5. ザカ、次々と帝国兵をナイフで仕留める。
  6. ザカ、ロージーにハンドサイン(手話)で指示を送るが、「早くてわかんないよ」byロージー。
  7. ザカ、ロージーに苦情を言うと、逆切れされる。
  8. 再び「大暴れ隊」。派手に暴れまわる。ファルディオは物陰に隠れずに、まっすぐ立って、正々堂々と戦う。
  9. その隙に、ザカらはダルクス人収容場を解放する。
  10. 収容場に入るロージー、ダルクス人の境遇に言葉を失う(ザカの解説付き)。
  11. トンネルに待機している装甲列車エーゼルの中、グレゴール中将の元に、レジスタンスによる襲撃の知らせが入る。グレゴール、レジスタンスの行動にしては規模が大きいことに疑念を持ち、反撃を指示する。
  12. 戦場。アリシア弾切れ、ファルディオ弾を渡し、ムダ弾を撃たないように指示する。ファルディオは物陰に隠れずに、まっすぐ立って、正々堂々と戦う。
  13. 照明弾が上がり、グレゴールは索敵最優先と指示する。
  14. その後、ダルクス人収容場が解放されたことの知らせが入る。
  15. グレゴール、ダルクス人の解放は敵の主要な狙いと(間違った)判断を下す。そして敵の正体はガリア軍と見抜く。その後、戦車隊の出撃を命ずる。
  16. ロージー・ザカらは黙々と鉄橋に目指す。その間、ロージーは心の中で色々葛藤する。
  17. ロージー・ザカらは鉄橋の上の線路に爆弾を設置する。装甲列車エーゼルの足元を狙う作戦のようだ。
  18. 帝国軍の兵舎より、戦車隊が出撃。その最後尾の戦車は不審な動き。
  19. 最後尾の戦車に乗ったのはイサラとラマールだった。これは先ほどのウェルキンがひらめいた作戦だった。
  20. イサラらの戦車は、先頭の帝国戦車らをぶち抜き。一転義勇軍の盾となった。
  21. 義勇軍の歩兵は、戦車と共に前進に転じる。
  22. 撃破された帝国戦車から、帝国兵が現れ、アリシアを狙撃しようとする。
  23. 前に向かって走っているファルディオは、気で敵の存在を感知したのか、あるいは背中に目があるのかが知りませんが、狙撃を察知し、弾丸からアリシアを助けるために、アリシアを押し倒す。
  24. その敵兵に、ウェルキン振り向き、仕留める。
  25. アリシアを馬乗りしているファルディオに対し、「もし良かったらどいてくれるかな?重いし。」と頬を赤く染めているアリシアはリクエストする。
  26. 「残念、もう少しこうしていたかったけど」と、戦場の中でも、銃声の中でも、ファルディオは口説く。
  27. ウェルキンはつまらなさそうと顔を背ける。
  28. グレゴールの元に、戦車部隊音信不当の知らせ。絶対的な戦力の差に、なぜこのようなことになるのか、グレゴールは疑問を持つ。
  29. さらに、敵の中に、ガリア義勇軍の第7小隊が居るとの知らせが入り、グレゴールは温存している装甲列車エーゼルの出撃を命じる。
  30. 逃走を指示しながら、ダルクス人の制圧を図る帝国軍に、ラルゴは反撃する。
  31. 爆走するエーゼル号を、ザカとロージーが見守る。鉄橋に到着した瞬間、ザカは爆弾の起爆スイッチを押す。
  32. しかし、爆弾は半分だけ爆発し、エーゼル号の足止めを成功するが、仕留めきれず。
  33. ザカとロージー、残りの爆弾をライフルによる起爆を目指す。
  34. その時、エーゼル号よりグレゴールが放送する。「第7小隊に告ぐ、直ちに攻撃を中止し、ファルゼンから撤退せよ。要求が受け入れられなかった場合、我々は脱走したダルクス人を攻撃する準備がある。撤退の意思を表さなければ、ダルクス人達へ列車砲を発射する。」
  35. グレゴールの真意は、第7小隊の居場所を正確に把握するための時間を稼ぐことでした。
  36. ザカ・ロージーら、イサラ・ラマールら、そしてウェルキンたちは対策を苦慮する。
  37. 敵の要求を受け入れずに、他の方策を模索するのも、ファルディオに「何生ぬるいことを言っているんだ、ここは戦場だ」と一蹴される。
  38. ウェルキンの頭の中に、前回イサラが語った大義(ダルクス人を圧政で支配する帝国軍は悪)がフラッシュバックする。ウェルキンはダルクス人を犠牲にすることが出来ない。
  39. アリシア、ウェルキンに奇策を求めるが、有効な策が浮かび上がってこない。
  40. そこで、痺れを切らしたファルディオは全軍進撃の命令を出す。ウェルキン、それを止めることが出来ない。
  41. グレゴール、それを見て「当然な判断だな」と冷笑を浮かび、列車砲の発車を命じる。
  42. 例のクラスタ爆弾らしき兵器で、ダルクス人死屍累々。
  43. それを見て、ロージーは「やめろ!」と絶叫し、血が頭に上り、エーゼルに特攻する。
  44. が、反撃を食らう。一発目はサガがどうにか避けさせた。
  45. 二発目が発射される寸前に、砲台にイサラ戦車の砲弾が命中する。どうやら静かに接近してきたようだ。
  46. ザカ、イサラ戦車にエーゼルの足元を狙えと指示すると、一発命中。
  47. 燃えるエーゼル号の中、ひざまづく血まみれのグレゴールが居た。「流石だな、第7小隊。だが、これだけは忘れるな。」「ダルクス人を、罪の無い民間人を犠牲にしたのは、お前たちの・・・。」。ここで、エーゼル号は大爆発した。
  48. ダルクス人の死骸の前に、ロージーは倒れこむ。
  49. しかし、「それでも」とロージーの幼少の頃(両親と、銃を持つ帝国兵など)がフレッシュバックし、「許すわけには行かないんだ」と。

以上。「ファウゼンの選択」でした。

と言っても、戦術的にこういう二択をしざるを得なくなったのは、

結局戦略レベルの誤りですね。

最初の最初、ダモン将軍はウェルキンら義勇軍を亡き者をしようとし、

難攻不落の要塞を義勇軍の兵力のみでどうにかしようとするのは、

このような結果になった根本的な原因ですね。

しばしば、次元の高い意思決定者の判断により、

下部組織の実働部隊の選択肢が狭まれます。

しかし、この「ファウゼンの選択」は、案外戦場に限らず、結局色んなところに現れます。

要するに、「大局のために、一部の人を犠牲してもいいかどうか…」ということですね。

ぉぅぇぃ自身は社会科学、というか経済学を専門としているわけですが、

とりわけ「効率」と「平等」の両立の困難さを、度々直面します。

例えば最近の日本に言われている「格差」の問題。

これも何気に「効率」と「平等」の問題です。

経済成長を加速させるために、一部の人を先に儲けさせるのか、

あるいは平等を図るために、経済成長を犠牲するのか。

もしくは、「効率的な経済成長を促進し」&「平等性を保つ」のような、

ミラクルを起こす奇策を、神業で実現させるのか…という三択ですね。

だがしかし、ミラクルはそう頻繁に起きるものではなく、

結局「効率」か「平等」の中から、一つ選べなければならないのですね。

どっちにしても、ベストな解はそもそも存在していませんので、

「効率」と「平等」の間の妥協点を見つけ出す必要があります。

但し、効率を求めるのほとんどの場合では、

「犠牲されるモノ」は立場の弱い人で、

自分で意思で決めることが出来ません。

おっとと、思い切って戦場から離れてしまいましたが、

もう一度「戦場」に戻ります。

今回の場合でも、ダルクス人は「じゃ、俺らは皆のために、犠牲になるわ」と自ら判断することなく、

立場が上の義勇軍は、ガリア公国の利害で判断し、

義勇軍よって、勝手に決められてしまうのですね。

「仕方なかったんだ」と言う人は、大体自分は痛くないのです。

ちなみに、ゲーム版では、とあるガリア義勇軍の人は、

劣勢を一変させるために、味方を狙撃し、死ぬかもしれないような怪我をさせました。

これも、「大局のために、やむをえないことだ」と撃った人は言う。

まあ、実際に大局のためだったし、

その後もちゃんと(?)償いましたが。

ここでちょっと思い出すのは、

小説の銀河英雄伝説の「ヤン・ウェンリー」が残した言葉。

「戦う以上、犠牲が皆無ということはありえない。だが同時に、犠牲の増加に反比例して戦勝の効果は減少する。この双方の命題を両立させる点に用兵学の存在意義があるはずだ。」
「つまり最小の犠牲で最大の効果を、ということであり、冷酷な表現を用いれば、いかに効率よく味方を殺すか、ということになるであろう。司令官はそれを理解しているのかな。」

この言葉を頭に入れたら、

今回の「ファウゼンの選択」をより理解できるじゃないかと思います。

さて、次回は「歌姫の過去」です。

タイトルからしてみれば、話の本筋は、

恐らく「なぜロージーはダルクス人を嫌うのか」ということかと思います。

しかし、予告の映像を見る限り、

どうやら第6章「従軍記者、奮闘す!」と同じような、

軽いタッチのドタバタ劇のになるみたいですね。

無差別虐殺の後で、ちょっと一息…の気持ちも分からなくもありませんが、

今回の「暗~い」話から、いきなりサンサンな明るい話になるのも、

ちょっと…と感じております。ちょっと間を置きたいよね。

だがしかし、第6章「従軍記者、奮闘す!」の軽快なノリそのものは嫌いじゃないので、

それはそれで、次回も楽しんで行きたいと思います!

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!アニメの後、ゲームもいかがですか!?

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第13章「戦慄の移動要塞」

それといった大きな進展が無かった今週の戦ヴァル。

クローズアップされているのは、恐らくダルクス人の問題、今回で三回目ですね。

まあ、軽く行きましょう~

まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html

第13章「戦慄の移動要塞」

今回ウェルキンたちが攻略命令を下されたのは、ガリアでも有数のラグナイト産出量を誇る工業都市ファウゼン。この街はダルクス人が住民の約3割を占め、山岳地帯に位置する。
ドライ・シュテルンが一人グレゴール率いる帝国軍は、この地形を利用し装甲列車エーゼルで難攻不落の要塞を作り上げた。
ウェルキン達に課された目的は、装甲列車エーゼルの破壊と、占拠している帝国軍の指令中枢である採掘基地の制圧、そして帝国の支配の象徴である"ダルクス人強制収容所" の解放である。
この作戦への参加に気が重いロージーの前に、ダルクス人レジスタンスのリーダーである、ザカが現れた…。

第13話のあらすじ:

  1. 雨のファウゼンの中、工場が爆発される。それに振り向くのはダルクス人レジスタンスのザカ氏
  2. ガリアの一室の中、戦局は好転するが、ダモン将軍はその立役者である義勇君と、英雄の息子であるウェルキンに不満を抱く。
  3. それならば、亡き者にしてしまえばよいということで、ファウゼン奪還作戦の先陣を、義勇軍に任せることに。
  4. ファウゼン前の荒野に、黙々と進軍するガリア義勇軍に対し、空からクラスタ爆弾らしき弾丸が落ちてくる。
  5. 歩兵は逃げ回り、戦車は強行突破を図る、
  6. その一方、山の小道に、軍服を着ていない第一小隊・第七小隊の面々が小休止していた。第七小隊からは、ウェルキン・アリシア・イサラ・ラルゴとロージーの5人。
  7. この作戦はなぜ義勇軍がやるかについて、ロージーは疑問を抱く。そしてダルクス人のイサラと共に行動するのも、不満を抱いている。
  8. 無茶な作戦ではあるが、それだけの意味があるとウェルキンは言う。ファウゼンは、ガリア一のラグナイト鉱山である。
  9. ウェルキンは、アリシアの話を聞くと、前回のラストシーン(ファルディオのアリシア好き好き宣言)を思い浮かび、ちょっとウツになる。
  10. 帝国軍の装甲列車エーゼルの中、グレゴールはガリアの戦法を罵る。
  11. 再び山道。「桁外れの射程を持つ列車砲により、一方的に攻撃し、近づくことさえままならないエーゼルのせいで、本来なら防御に向かないファウゼンは難攻不落の要塞となった」とラマールは言う。
  12. それに対し、ファルディオは「ガリア軍の上層部は腐っているが、帝国軍もあの兵力はすべておとりとは思わないだろうし、やる価値がある」と、蹂躙されているガリア義勇軍はおとりだったことを明かす。
  13. 義勇軍が撤退し始める。装甲列車エーゼルの中、グレゴールはこれを自分の戦果とせずに、地形と列車のお陰とちょっと謙遜気味だ。
  14. 荒野の中、屍となったガリア義勇軍と、燃える戦車が映される。
  15. 夜のファウゼン、義勇軍らはレジスタンスが用意したロープを使って、ファウゼンに侵入する。
  16. 鉱山のトンネルに入った義勇軍らを出迎えたのはレジスタンスのリーダーであるザカである。
  17. ザカはダルクス人であることにロージーは反発し、ウェルキンとラルゴに止められる。
  18. 鉱山の一室に、ラルゴはロージーをなだめる。
  19. 寂しそうな街だなとアリシアが感想を述べると、帝国軍に占領されてからこうなったとザカは言う。一番大きく変わったのは、「帝国支配の象徴、ダルクス人の強制収容場」だそうです。
  20. レジスタンスは、あの強制収容場をぶち壊し、帝国から取り戻すためにずっと戦ってきた。
  21. ブリーフィングが始まる前に、ファルディオはアリシアにちょっとアプローチする、その様子を見たウェルキンは面白く無さそうだ。
  22. ブリーフィングが始まると、まずウェルキンが挨拶し、それからはアリシアによる作戦説明。

  23. この作戦は、三つの作戦目標がある。第一は装甲列車エーゼルの破壊(リーダーはロージー)、第二は敵司令部への攻撃(多くのメンバーはこっちに配置される。)、第三はダルクス人強制収容場の解放(チームリーダーはラルゴ)。
  24. 作戦は深夜から開始される。優先順位について、列車破壊はもっとも重要、他の二つは陽動レベルである。実質的なファウゼン解放は、列車破壊後の正規軍進軍の後になる。
  25. イサラ、この作戦の意義を熱弁する。
  26. 地形を調べるため(?)にロージーは出歩く、お目つきはザカ。
  27. 道の中に佇むダルクス人の子供に、ロージーは思わず助けようとするが、子供は無事親と再会する。
  28. その後、帝国軍のパトロールに鉢合わせたため、ザカは機転を生かし、ロージーを壁のほうに押し倒す。「いいだろうーたっぷる払ってあげるからさーサービスしてくれよ」とスカートをもぞもぞ。
  29. パトロールが去った後、ロージーはザカにひじを入れる。
  30. やっぱりオンナだなとザカがからかうと、ロージーはさらに怒る。
  31. 待機時間に、ファルディオは積極的にアリシアに話しかける。
  32. ウェルキンの様子がちょっとおかしいとアリシアは気にする。
  33. 別の一室の中、イサラとザカは戦車談義をする。
  34. そろそろ時間になり、ザカはロージー隊に参加する。ザカはロージーにちょっかいを出し、「あんたはだれよりも人間くさいぜ」と謎なコメント。
  35. その他の陽動部隊も、動き始める…。

今回はこんな感じですね。

ロージーとザカの絡みはほとんど無かったが、

ここらへんはアニメ版のほうで大幅に改編されていますね。

どうも、アニメ版の製作者たちは、とてもカップリングがお好きなようで。(*´Д`*)

今度の作戦は、ダルクス人の町でもあるファウゼンの奪還である。

原作では、ここから徐々にロージーのダルクス人差別が解けていきます。

前にも言及しましたが、原作のゲーム版では、

人類共通の大きなテーマとして、反戦・および差別問題などが取り上げられています。

作戦の最初に、(第7・第1小隊のメンバーではないが、)

義勇軍が戦死するシーンも初めて出ていますので、

そういう意味では、今回も比較的にシリアスな回になっていますね。

あんまり恋沙汰もありませんし。

と言っても、前回のファルディオのアリシア好き好き発言を意識したシーンは、

あっちこっちに撒かされています。

どうやら、恋沙汰もシリアス方面に入っていくようです。

そういえば、今回は戦ヴァルのアニメが始まって以来、

初めて一回に通じて、全くアリシアが頬を赤く染めなかった…かもしれません。

しかし、今回はあくまでファウゼン奪還作戦のオードブルですね。

レットクリフ的に言えば、パート1に相当する部分になりますね。

本番は次回になりますが、

次回こそ、ここ二ヶ月でほとんど無かった本格的な「戦場」を見せて欲しいところです。

というわけで、次回の「ファウゼンの選択」にはちょっと期待しても良いかもしれませんね。

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!新しいDLC,イーディ中隊の挑戦状も出たよ!

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戦場のヴァルキュリア新DLC「イーディ分隊の挑戦状!」6月26日配信スタート

買って攻略しました。

戦場のヴァルキュリアDLC「イーディ分隊の挑戦状!」をオールSで攻略しました

さて、ちょっとした戦ヴァルのニュースです。

去年の四月で発売された戦場のヴァルキュリアですが、

今年六月で新しいダウンロードコンテンツ(DLC)が配信されるそうです。

一年前のタイトルなのに、ちょこちょこ新要素を追加し、

変貌し続けるのも、最近のゲーム機のトレンドの一つですね。

で、今回新たに発売…ではなく、配信されるDLCのタイトルは、

「イーディ分隊の挑戦状!」、価格は300円也。

アニメ版のほうでは、相変わらずほぼ空気のイーディ・ネルソン様ですが、

陣中日誌も含め、ゲーム版のほうは大人気…かも?

肝心の内容ですが、戦場のヴァルキュリアの公式サイトから節録します。

『戦場のヴァルキュリア』ダウンロードコンテンツ第3弾!!

『戦場のヴァルキュリア』を支えていただいている皆様に感謝を込めて、ついに追加ダウンロードコンテンツ第3弾の配信が決定いたしました!

今回は本編の「遊撃戦闘」にこれまでとひと味違う、新規チャレンジバトルを6つ追加! イーディ分隊からの挑戦ということで、イーディ・ホーマー・ヤン・スージー・マリーナがプレイヤーにミッションを挑んできます。(5兵科+戦車で6ミッション)

難易度を追求したHARD-EXモードとは異なる『本編には無かった、ちょっと変わった遊撃戦闘』として、中級者~上級者まで楽しんでいただけるミッションバトルとなっています。

各ミッションは、そのキャラクターの兵科をどう使うかが作戦のポイントとなります。
戦略を立て、各兵科の特性を活かし、チャレンジミッションをクリアせよ!

PV(プロモーション・ビデオ)もあるのですが、

このPVを見る限り、どうやら今までの本編やDLCとはかなり毛色が違います。

今までは、小隊レベルの戦術級ウォー・シミュレーションだったのですが、

新しいDLCの「イーディ分隊の挑戦状!」では、

各兵科(偵察兵、突撃兵、対戦車兵、支援兵、狙撃兵)+戦車の、

6種類の兵科に特化したチャレンジモードに成っている…らしい。

実際のところ、遊んでみないと分からないのですが、

PVを見る限り、十分に300円以上の価値はありそうですね。

特に突撃兵の部分、なんか弾幕の中を走り抜けるような感じになっているようで、

ちょっと燃えますね!

で、イーディ様は相変わらずパニックってますがな。(*´Д`*)

まあ、ぉぅぇぃは購入決定!です。

だがしかし、6月25日は多数のタイトルが発売されることになっています、

ぉぅぇぃもその中から一つくらい選ぼうかな~っと思ったりしていますので、

DLCの購入は、もう少し後になりそうです。

しかし、ゲームにしても、DLCにしても、こんな一所懸命6月末に発売しなくでも良いのに…、

と思う反面、決算対策だから、仕方ないな~っと思ったりするけどね~

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第12章「さらわれた姫君」

う~む、期待が大きかった分、落胆も大きいのです。

前回の「招かれざる客達」で、

美味しそうな前菜をいっぱい並べたので、

メインディッシュも美味いだろうな~っと予想しましたが、

どうやらぉぅぇぃのお口に合わなかったようです。(TдT)

まあ、気を取り直して、行きましょう。

まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
セルベリアが何の気なしに手にした、床に残されていたラグナイトの結晶。それはファルディオがアリシアにプレゼントしたものだった。
アリシアの身に何かが起きたことを察したウェルキンたちに、イェーガーーはこの城で起きている陰謀について教える。
ガリア義勇軍と帝国軍、相容れない両者ではあったが大胆にもウェルキンは共闘作戦を持ちかけた。
同じ頃、目を覚ましたアリシアは銀髪の少女がぐったりとしている様子に息を呑む。ヴァルキュリア人の末裔であると言われている、コーデリア姫その人だったのだ。果たして公主誘拐の裏に潜む陰謀とは。ウェルキンたちは助け出すことができるのか…。

第12話のあらすじ:

  1. 前回の回想(約一分)
  2. アリシアとコーデリア姫が乗せられた馬車、城から出発する。
  3. それを密かに見守っているのは、帝国軍のセルベリアちゃんの補佐官であるカール少尉。
  4. 城の中に、カールは自分が見た事象をセルベリアちゃんとイェーガーに報告する。
  5. セルベリアちゃん、何気なく見渡したら、アリシアの手から落ちた遺跡の破片を見つける。
  6. ファルディオ、ウェルキンらと合流し、アリシアが居ないことを気づく。ファルディオ走り出す。
  7. セルベリアちゃんが遺跡の破片を拾うと、ファルディオが都合よく現れ、アリシアについて問う。
  8. 馬車の中、アリシアが目覚め、自分とコーデリア姫は縛られ・誘拐され、連邦側に連行されていることを知る。
  9. 城の中、イェーガーは遺跡の石をウェルキンに返し、コーデリア姫と一緒に誘拐されたのはアリシアであろう…という的確な推測を告げる。
  10. ファルディオ、黒幕は帝国じゃないかと問うと、イェーガーは利が無いことをやらない。「ガリアを連邦を売り渡して権力を得たい人の仕業だろう」と的確に推測する。
  11. 城の一室の中、コーデリア姫の誘拐を連邦亡命劇に見せかけることについてボルグ宰相と連邦大使が密談。。
  12. ガリアが連邦の属国になったら、ボルグはガリアに任されるだろうと連邦大使が約束する。
  13. アリシアが連れさられる理由が無いとウェルキンが問うと、イェーガーは「巻き込まれただろう、たまたま居合わせたとか」と的確に推測する。
  14. ハンス、廊下の床で頑張ってクンクンしてアリシアを探すのも、見つからずに悲しげに見上げる。
  15. セルベリアちゃんたちが去ろうとしたら、ウェルキンは義勇君と帝国の共闘・共生を提案する。
  16. イェーガー、あっさり受け入れる。
  17. 従軍記者のイレーヌ、ウェルキンらと帝国側の話し合いを目撃してしまう。
  18. その後、ウェルキンに話し合いの内容を問う。
  19. 車の中、カール・イェーガーとウェルキンは無線で作戦について連絡しあう。
  20. セルベリアちゃん、なぜイェーガーが協力したと問うと、「ウェルキンらは戦う相手に見合うかどうかを計るため…。」と。
  21. エーデルワイズ号のそば、ウェルキンとファルディオがこの作戦について語る。
  22. 銃をウェルキンに渡した後、ファルディオとラマールは一足早くバイクで出発し、ウェルキンとイサラはエーデルワイズ号で追う。
  23. 城の外、イレーヌは何かを張っているが、何も起こらない。
  24. ついでにウェルキンとの対話「この件は応援してもよい?」と回想する。
  25. 振り向いたら、そこには連邦の車。
  26. 馬車からトラックに乗り換えられたアリシアはコーデリア姫を起こす。
  27. 心配せずに一緒に逃げましょうとアリシアが言うと、「1人で逃げてください」と諦めのお言葉。
  28. バイクでファルディオとラマールが急行中、「間に合うはずだ」とファルディオ。
  29. ファルディオ「派閥争いをする軍部、存在感のない統治者、好き勝手にする大臣たち、この国は泥舟だな」。
  30. 前を見たら、怪しいトラックを発見。このことを無線でウェルキンに伝える。
  31. イサラ、エーデルワイズ号で近道。
  32. 王女拉致者、後から接近してくるファルディオらを気づく。ファルディオ、バイクからトラックに飛び移る。
  33. 助手席の人は攻撃しようとしたら、ファルディオに引き落とされる。
  34. 運転席の人、発砲したが、当たらない。
  35. いつの間に、近道エーデルワイズ号はトラックの前に現れる(右は壁、左は峠の山道だけど…。)。
  36. トラック、あっさりとエーデルワイズ号を追い越す。
  37. 後方のエーデルワイズ号からウェルキンが現れ、誘拐された二人に「こちらに飛び移れ」と指示する。
  38. コーデリア姫、相変わらず「一人で逃げてください、私が居なくなっても、ボルグはうまくやってくれるだろう」と。
  39. シーンは城の中に戻り、去ってゆく連邦大使は、「コーデリア姫の亡命の置手紙はどんな内容?」と聞くと、見送りのボルグは「連邦大使の話に感銘し、連邦への憧れが強まった」と。
  40. この二人の対話、イレーヌは目撃してしまう。
  41. 再びトラックの上、アリシアは無気力のコーデリアに「いい加減にしなさい!」とキレる。
  42. 「なにをしても変わらないと思っているみたいだけと、今まで何か本気でやったことある?」など、いろいろお説教。
  43. 「ウェルキンを信じて、飛びなさい」と指示。
  44. ファルディオに落とされたと思われた助手席の人、トラックに這い上がり、アリシアを人質を取る。
  45. トラックとの合流場所と思われるところに、イェーガー一行が到着し、蒼く光るセルベリアちゃんが降りる。
  46. 再びトラックの上、人質を取った誘拐犯と義勇軍がこう着状態になった。
  47. と思いきや、ウェルキンは銃を構えると、「やめろ!アリシアに当たったらどうするんだ」とファルディオは吼える。
  48. アリシアとウェルキンがアイコンタクト、アリシアの「撃って!」の叫びの後、ウェルキンは発砲する。
  49. 激しく振動している戦車の上のウェルキンは、激しく振動しているトラックの上の誘拐犯の右腕を精密射撃。お見事!w
  50. アリシアとウェルキンに励まされ、コーデリア姫はエーデルワイズ号に飛び出す。自ら踏み出す第一歩か?
  51. 当たり前のように、ウェルキンはナイスキャッチ。
  52. いつの間に、ファルディオは助手席の外から運転席の外に移動し、運転席に居る誘拐犯を蹴り飛ばす。
  53. そうしたら前は急カーブ、曲がらなければがけ下に落ちてしまう(ガードレールが無い)。
  54. ファルディオは急ブレーキを掛ける、危機一髪!
  55. ギリギリなところで、トラックは踏みとどまる。
  56. ファルディオ、アリシアの縄を切る。
  57. そこに、ウェルキンが駆けつけ、「大丈夫か!?」と。
  58. アリシア、「全然大丈夫じゃない、スージーから借りたドレスはボロボロ汚れてとほほ」
  59. ウェルキンが安心すると、いつものウェルキンとアリシアの平和な掛け合い。
  60. 郊外、ウェルキンから連絡を受けるイェーガーは、「一度属国になれば、元に戻すのは難しい。オレのように」と(イェーガーーは帝国の属国になってしまった国出身って設定です)。
  61. 夜が明け、城の中でコーデリア姫はボルグと共に、ウェルキンとファルディオを接見する。
  62. ウェルキンの助言の通り、コーデリア姫はこの件を公にしないことを決意。
  63. 城の外、イレーヌはアリシアらに近づけ、「お姫様をどうした?」と問う。
  64. 説明を受けた後、イレーヌもこの件を公にしないことを約束する。
  65. 「でも気をつけて、(今回の一件で)、強すぎるジョーカーを引いてしまったようなものだよ」と。
  66. 再び城の中、コーデリア姫はボルグに「これからも力を貸してくれますね」と尋ね、ボルグは快諾。
  67. ウェルキンに「アリシアに伝えて、あなたの言葉とウェルキンへの信頼が無ければ、私はここに居なかった」と。
  68. 城の廊下に歩くファルディオは、「なぜ撃てた・アリシアに当たると思わなかったか」とウェルキンに問う。
  69. 「考えてなかった、なんでだろう。アリシアなら大丈夫と思った」と、ウェルキンは振り返る。
  70. ウェルキン、遺跡の石をファルディオに返し、「この石のお蔭でアリシアが誘拐されたことを知った、助かったよ」とお礼の言葉。
  71. ボソっと「助かったよ…か」と、ファルディオは「お前の言葉は、時々、酷く傲慢に響く」と。
  72. 「もしオレが、アリシアを好きだと言ったら、どうする」とファルディオ言葉を残し、去ってゆく。ウェルキン、呆然。

いや、何と言うか、ご都合主義にもほどがある。

何かここまできたら、興ざめですね。(´・ω・`)

前回でテンションが上がったのに、ちょっと凹んでしまいました。

結局「招かれざる客達」のスネークイェーガーらは、

本当に趣味の潜入を楽しんできただけ。

何となく見渡すと、そこにはヒントとなる石を見つける。

イェーガーはレベル7の接触感応能力者(サイコメトラー)並に的中しまくる。

ウェルキンとの共闘を計るも、実はあんまり役立っていない帝国軍側。

蒼く光るセルベリアちゃんは、

普通に拳銃で片付けるストリートファイトを、

素手で処理しただけ(しかもそのシーンはアニメで描かされていない!)。

一国の指導者であるコーデリア姫王女誘拐作戦by一国の摂政の宰相だったのに、

実行部隊合計4人で、使う機材は拳銃2丁と、馬車とトラックと乗用車一台ずつ。

誘拐された人は手だけ軽く縛って、

人質を取るときは、お姫様ではなく、

正体が明かされていない一般人であるアリシアを取る。

しかも情報がただ漏れ、普通に帝国軍にも普通の記者にもバレてしまう。

どうみてもプロではなく、

普段はラグナイト工場で働いている兼業工作員に違いない。

エーデルワイズ号を戦車ではなく、普通のトラックの代わりに使ったり、

トラックを止めることを考えずに、姫を車間飛び越えさせる。

ウェルキンの射撃の腕はシティハンター冴羽りょう並みだし、

誘拐犯の射撃の腕はショボすぎる(1.5メートルの距離で当たらない)。

あ~思い出すだけで、何か悲しくなってしまう今回の「さらわれた姫君」。

ぉぅぇぃ的に、今回は今までの12話の中で、

もっともガッカリした回になりますね…。

まあ、期待が大きかっただけ…という可能性もありますが。

何はともあれ、ガッカリしても、時間が進んだら、来週になります。

予告を見てもそうですが、

タイトルを見ても、来週の「戦慄の移動要塞」は、

とても久しぶりの「戦場」が見れる「戦場のヴァルキュリア」に成りそうですね。

ちなみに、予告のセリフはグレゴールでした。

彼曰く、彼は「悪魔ではなく、断罪者である」と。

まあ、ある意味当たっているかもしれませんね。

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!アニメにガッカリしたら、ゲーム版で口直し、これ最強!

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第11章「招かれざる客達」

原作通りの展開ながら、いろいろと独自のアレンジが加えられている、アニメ版の戦ヴァル。

今回の「招かれざる客達」も、予想外なことがいくつか重ねる形となりました。

が、やっぱり基本的な本筋はゲーム版の通りですね。

ゲーム版と違って、相変わらず戦場成分不足だけどな~

では、いつもの通りで行きましょう~

まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第11章「招かれざる客達」

これまでの善戦を称えられ、ウェルキンとファルディオはガリア公国の公主コーデリア姫主催の晩餐会に招かれることになった。正装の二人に同行するのは、ドレスアップしたアリシア、イサラ、ラマール、ハンス。
ランドグリーズ城で一行を待ち受けていたのは、華麗な装飾に、笑いさざめく貴族たちと、人形のように表情のないコーデリア姫だった。
その頃、次々と招待客が車から降り立つ中ひと際目立つ一組の貴族が現れる。美しい妻の笑みがアリシアを見て凍りついた。なんと貴族夫婦は、イェーガーとセルベリアが変装した姿だったのだ。
かくして波乱の晩餐会が幕を上げる…。

第11話のあらすじ:

  1. 昼のランドグリーズ城内、マウリッツ・ボルグ宰相がガリア公国の元首である、無表情なコーデリア・ギ・ランドグリーズ姫に説教。
  2. 説教の内容「我々貴族の権利を守り続けていくことこそ、最優先されるべき事項である」と。姫はそれを無表情に聞き流す。
  3. 夜、ホテルの一室の中、ウェルキンはネクタイをうまく結べない。
  4. 待ちきれないアリシアは部屋に入る。ウェルキン、おめかしモードのアリシアを見て、「油サバのようだ」と感心し、「こんなの誉めてることにならないよね」と一人突っ込み。アリシア、これに慣れたようで、むしろ嬉しそう。
  5. アリシア、ウェルキンのネクタイをうまく結び直す。
  6. ホテルのロビーで、イサラはスーツ姿のハンスを抱きながらウェルキンらを待っている。
  7. 再びホテルの一室、ウェルキンとアリシア、第7小隊のみんなへの土産について相談していると、ファルディオが乱入。
  8. 「ウェルキンのネクタイを結ぶのは俺の仕事だったけどね」と、ファルディオはウェルキンらをからかう。
  9. ウェルキン達、ラマールが運転する車で城に向かう。
  10. 車の中、ファルディオは相変わらずウェルキンとアリシアに軽口。
  11. ランドグリーズ城内、ラジオGBSの記者であるイレーヌ・エレットさん(第6話で登場済み)が連邦の大使ダウンゼント夫妻に取材するも、軽くかわされる。
  12. その後、入場するウェルキンらに取材する。「今晩、何かありそう」と記者の勘をこぼす。
  13. 城の外、車の中。イェーガー少将とセルベリアちゃんは晩餐会について話し合う。アルセン伯爵とその妻と偽って、晩餐会に潜入する模様。
  14. セルベリアは乗り気ではなくで不満そう、潜入が趣味なスネークイェーガーは嬉しそうだ。
  15. 城に到着、お二人、仲良く登場(セルベリアちゃん曰く、猿芝居…だそうな。)。
  16. 麗しいカップルということで、注目を集めるが、来賓の皆さん、都合よく、誰も彼らの正体を気付かず。
  17. その中、セルベリアちゃんとアリシア、目が合う。
  18. アリシアは走り出し、蒼い魔女が晩餐会に入場したことを、義勇軍の皆さんに伝える。
  19. イェーガー、セルベリアからウェルキンらのことを聞いて、なぜか喜ぶ。
  20. 城の中の一室で、無表情のコーデリア姫の前で、ボルグと連邦大使夫婦と歓談。ボルグが頷けば、コーデリア姫は指示通りに動く。
  21. 義勇軍の皆さん、セルベリアちゃんらについて議論していると、コーデリア姫一行が通りかかる。アリシアと無表情のコーデリア姫、何となく目が合う。
  22. 立ち止まる姫に、ボルグが催促すると、再び歩き出す。
  23. 城のメインホールの中、コーデリア姫が登場。
  24. ボルグの指示の後、姫が来客に挨拶。
  25. その後、連邦大使が檀上へ。
  26. それらの様子をカメラに収まるイレーヌが会場を見回すと、セルベリアちゃんらを気付き、驚く。帝国軍の方々の面を知っている様子。
  27. 連邦大使、来賓に乾杯の辞。イェーガーは「くだらん式辞だな」と一蹴。
  28. その後、義勇君の小隊長2人の勲章贈呈式が始まる。
  29. イェーガーは、「こんなところでグレゴール将軍の思う人(エーテルワイズ号の小隊)に会うとはね~」と軽口
  30. ウェルキン少尉、ギュンダー将軍の子息として紹介される。
  31. 姫から勲章を受け取る2人に、人が集まる。
  32. アリシアは二人を見て、風を当たりに外へ。「2人は、ちゃんとした家の人だよね」とお互いの身分の差にため息?
  33. そこに、イェーガーはアリシアにちょっかいを出しにくる(2人は第5章「クローデン奇襲戦」で対面済み。)。
  34. アリシア、社交礼儀として手の甲がチューされる。アリシア嫌がる。
  35. 人ごみの中のウェルキン、適当に理由で抜け出す。ファルディオも後に続く。
  36. ファルディオ、ウェルキンに「吹雪の夜」の出来事について聞くと、ウェルキン、見当違いのことを答える。「手ぐらい握ったか」っと聞き直すと、やっぱり見当違いの答えが返ってくる。
  37. ファルディオ「お前の頭の中は脳みそではなく、トカゲとカブトムシが詰まっているのだな」と呆れる。
  38. 一方、アリシアはイェーガーに来場の目的を問うと、「面倒なことに巻き込まれたくないなら、早めに帰った方がいい」と忠告される。
  39. セルベリアちゃんとイェーガーが離れ、アリシアが追いかけようとしたら、廊下でウェルキンらと遭遇。
  40. メインホールの中、コーデリア姫とボルグが退場、控え室へ。
  41. ウェルキンら、アリシアから取得した情報を整理し、ウェルキンはイサラ達を探しに動く。
  42. ファルディオ、アリシアにバリアスの遺跡で拾った破片をプレゼント。
  43. 素直に喜ぶアリシア、照れてウェルキンの後を追う。
  44. が、ウェルキンと別方向に行ってしまう。
  45. コーデリア姫一行、控え室に到着。ボルグが控え室が出て、コーデリア姫は疲れきった表情で、ドレッサーの前に座り込む。
  46. 控え室に、不審の人物が侵入し、コーデリア姫を薬で寝かす。
  47. 迷子のアリシア、歩き回ると、コーデリア姫を運び出そうとする不審者と遭遇。
  48. アリシア、不審者に殴られ、気絶する。
  49. 不審者を仕切っていたボルグが現れ、2人を連れていくと指示。
  50. 連れ去られるアリシアの指先から、先ほどファルディオからもらった遺跡の石を落とす。

ふーむ、とりあえずイェーガーらは別に招待されてなかったのですね。

原作では、ガリア公国のボルグ宰相はしたたか…というか、

連邦と帝国の両方をうまく取り込もうとしている…みたいな記述があったので、

普通に帝国側の人も招待したのかな~と思いましたが、そういう展開ではなかったのですね。

今回の話の本筋は、コーデリア姫の誘拐…ですね。

原作のゲームでは、ウェルキンらがエーデルワイズ号で姫を救出した…という展開でしたが、

それに「姫と共に行動するアリシア」と「セルベリアちゃん達」など香辛料を加えて、

次回はゲームとはちょっと一味が違うストーリーになりそうですね。

それにしても、コーデリア姫の人形ぶりは見事でしたね。

一挙手、一投足にすべてボルグに支配されていることをうまく表現されています。

コーデリア姫の声優さんは、ゲーム版と同じく能登麻美子さんが担当していますが、

能登さんの声質はこの役柄にかなりはまっていますので、結構良い味を出しています。

まあ、ぉぅぇぃは能登さんのことについては、マリみての志摩子さんくらいしか知らないけどね~。

前回の「吹雪の夜」から、今回も少しだけウェルキンとアリシアの仲についてアプローチしたが、

ぉぅぇぃの前回のレビューでは、「ウェルキンが意図的に逃げた」と表現しました。

が、今回のウェルキンとファルディオのやり取りを見ると、

どうやらウェルキンは意図的に逃げたではなく、何かに怯えて、本能的に逃避したかもしれない。(´д`)

本当に女の子に興味がないのか、あるいは本当にファルディオの言うとおり、

「頭の中は脳みそではなく、トカゲとカブトムシが詰まっている」のか…。

むむむ、原作のゲームでは、普通にのほほんとした恋バナが出来る、普通の男子だったのに…。

アニメ版のウェルキン、一体どんな人格改造がなされたのか…。

なんか、「変人」というカテゴリを超えているような気がします。

草食系の動物を飛び超えて、一気に草食性の昆虫系男子に行っちゃってるかもしれない…。w(TдT)

ところで、一国の元首が招待する晩餐会に、ペットのハネブタを連れていくのは、どうかと思います…。

ハンスもつまらなさそうにしていましたし…。

彼も普通にマリーナからエサをもらったほうが幸せそうだ…。(;´д⊂)

結局「招かれざる客達」は、セルベリアちゃん達…のことだったようですが、

今回の話の主軸は帝国軍のお二方ではなく、

どう考えてもガリア公国側の陰謀からみで、最重要人物もコーデリア姫だよね…。

サブタイトルも、もうちょっと姫の境遇を表すようなものにしても良かったかな~。

そう言えば、原作のゲームでは、コーデリア姫があのターバン(?)を脱ぐのは、

かなり終盤だったような気がします。

コーデリア姫の髪色から、ヴァルキュリア伝承とランドグリーズ家…に係る重大な秘密が隠されている…はずなんですが、

アニメ版では、かなりあっさりと髪色をばらしてしまいましたね。

ここらへんも、ちょっとゲーム版と異なる展開になるかもしれません。

しかし、コレは非常に物語の核心に近いところなので、本当にいじるのかな~っと思ったりします。

なにはともあれ、今回の展開から、次回の「さらわれた姫君」にはちょっと期待しています。

能登姫による予告の中に出てくる蒼く光るセルベリアちゃんは、

姫の誘拐話にどう絡むか、ちょっと楽しみです~。

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!お買い求めのベスト版、オススメです!

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戦場のヴァルキュリア(アニメ):第10章「吹雪の夜」

来た来た来ました!

と言っても、真の主人公イーディ・ネルソン(自称)ではなく、

ウェルキンとアリシアのちょっといい感じのシーンですね。

しかし、ウェルキンは草食系男子というか、

道程が長いのか、さっさと寝たふりをして、二人の仲は進展せず!

まあ、ウェルキンは学者気質ですし、武士じゃありませんので、

「据え膳食わぬは武士の恥」には成りませんがな~

まあ、そこまで行かなくでも、ちょぴっと進んだ感じかな?

さてさて、では行きますか。

まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第10章「吹雪の夜」

山岳部へ偵察に出たウェルキンとアリシア。しかし山の天候は不安定で、快晴から一転、猛吹雪に襲われる。仕方なく二人は、山小屋で嵐が去るのをやり過ごすことにした。
そこへ突然、帝国兵が現われ事態は急変する。敵兵はひとり。しかし、その手にはピンを抜いた手榴弾が握り締められていた…。
一方、二人が戻らぬことに不安を隠せない第7小隊の面々。ここは敵の勢力圏内で、二人の帰還を待てる時間には限りがある。指揮権を委ねられたラルゴが下した結論とは。ウェルキンたちは無事隊に戻れるの…。

第10話のあらすじ:

  1. 帝国軍支配の山地に偵察しているアリシアとウェルキン。突如、「吹雪が来る」とウェルキンが予告し、二人は山小屋へ。
  2. 長く使われていない山小屋に入ると、本当に吹雪が来た。春の嵐…だそうな。
  3. ウェルキンが焚き火していると、アリシアは「ウェルキンと一緒に来て良かった」っと。
  4. クシャミをするアリシアを見て、ウェルキンは毛布を見つけ出す。
  5. ウェルキンもクシャミすると、二人は同じ毛布を使うことに。
  6. 同じ毛布を使い、二人は頬を染めて、沈黙に。
  7. アリシアは「何か話して、第7小隊のみんなのこと、戦争のこと、あるいはあなたのことでも…」とリクエストすると。ウェルキンはリクエストを無視して、「フンコロガシの習性、雨の日にハエの生息地」などを語りだす。
  8. 自然に興味を持ったのは父親の影響とウェルキンは語る。「将軍なのに昆虫採集」とアリシアはビックリする。
  9. 「有名人の息子はつらいけど、居ないよりはいい」と、アリシアは孤児だったことを明かす。家族があることが羨ましいと。
  10. 「でも、家族はなんでしょう」と、二人は語る。
  11. ウェルキンの母は戦争に巻き込まれて亡くなった、ウェルキンの父はずっとそれで自分を責めてた。
  12. 悲しい思いをする人を増やさないために、この戦争を一日でも早く終わらせないとウェルキンは言う。
  13. 話題一転、アリシアの赤いスカーフについて聞くと、それはパン屋に就職したに買って、ずっと使ってきたものとアリシアは言う。
  14. それは義勇軍である前に、パン職人であることを忘れないための証。
  15. ウェルキンがその考えを褒めると、二人はちょっといい雰囲気。
  16. ふっとアリシアはウェルキンに近づき、手をウェルキンの手に重ねると…。
  17. ウェルキン、目を丸くして「もう休もう、体力を温存するのも僕らの役目だよ」と、寝たふりをする。アリシア苦笑い。
  18. ウェルキンは熟睡しているアリシアを起こし、外敵の存在を伝える。
  19. 安全ピンが外れた手榴弾を掴んでいる帝国軍兵士が山小屋に入る。
  20. 両方、膠着する。
  21. 山の麓、大7小隊のメンバーら、ウェルキンとアリシアの安否を心配する。
  22. ロージーはスグ迎えに行くと提案するが、指揮権を持つラルゴは、二時間後で判断すると明言する。
  23. イサラが黙々とエーデルワイズ号のメンテをしていると、ロージーが「おい、ダルクス人」と絡むと、ラルゴが間に入る。
  24. 再び、山小屋の中で、お互い口論になる。血が流れている帝国兵を見て、アリシアが立ち上がり、近づこうとすると、帝国兵は威嚇射撃をした。
  25. 「オスワリ」と命じられるが、アリシアは「いい加減にしなさい!」と一喝し、まずは怪我の治療を優先するべきことを説く。「我々は兵士、だけど、その前に1人の人間なのよ」っと。
  26. 怪我の治療を許すが、帝国兵は相変わらず手榴弾でアリシアらをけん制する。
  27. 山の麓、ロージーとヤンは「形はそれぞれだが、みんなはアリシアたちを心配している」と。
  28. 二時間が過ぎ、ラルゴは「捜索・撤退・待機」から判断を下すことになる。
  29. 山小屋の中、顔色がどんどん悪くなる帝国兵は、アリシアから水をもらう。
  30. 水をあげる時に、ついでに毛布を被せると、帝国兵、少しだけ気を許す。
  31. なぜ怪我したかとウェルキンが聞くと、「自分はここで死ぬでしょう」と帝国軍は言う。
  32. 悪化する帝国軍は、自分の生い立ちを遺言として残すことに。
  33. 帝国兵は学も無く、手に職も無い農家の三男、立派な人にのし上がるために軍に入った。
  34. が、戦争が始まると、敵を殺し、仲間は殺され、「人を殺してまで、オレは何を手に入れようとしたんだ」と、彼は逃走兵になった。
  35. 逃げ出す際に、仲間に背中から撃たれた。
  36. 「悪いのはあなたじゃない、悪いのはこの戦争」とアリシア。
  37. 帝国兵、義勇軍の人らの名前を尋ね、安全ピンを再び手榴弾に刺す。
  38. 最後に、「俺は生きていた、この世界で、覚えていてくれ、俺の名はミヒャエル・ウェーバー」と、帝国兵は息を引き取る。
  39. 朝、帝国軍の捜索隊は山小屋の前のミヒャエルの墓を見つかる。そのほか、ガリア兵の足跡二つも発見。
  40. 中隊長、「脱走兵とはいえ、仲間の面倒を見てもらった」と、見逃すことを決める。
  41. アリシアとウェルキンが山の麓に下りると、第7小隊の隊員たちが待っていた。めでたしめでたし。

と、まあ、こんな感じですね。

相変わらず戦場成分が少ない戦ヴァルですが、

予想に反して、前回に続き、今回もぉぅぇぃ的に結構アタリ回でした。

ウェルキンとアリシアの生い立ちなども語ったし、

仲も少し進展したし。

っと思ったら、アホアホなラブコメ路線に突入…というわけではなく、

戦場のヴァルキュリアのテーマの一つである、

「反戦」についても、下っ端兵士の目線で語ったのも良かったと思います。

アリシアやウェルキンらが語る「反戦」は、

日ごろ日本で見かける「反戦」は、全然性質が違うものである…っと感じております。

彼らは戦争を嫌うが、しかし、自分の郷土を守るため、戦い続けています。

ぉぅぇぃの出身の台湾は徴兵制に成っています。

ぉぅぇぃも小学校から大学まで、いわゆる軍事訓練のような教育を受けました。

実際に、台湾では、成年男子は約二年の兵役が義務付けられています。

ある意味、台湾人であるぉぅぇぃは、

日本人の皆さんよりもガリア義勇軍の気持ちが分かるような気がします。

多くの台湾人の男子は戦争を備えていますが、

別に、戦争を望んでいるわけでも、

銃を取って敵兵を殺したいとも思っていないはずです。

寧ろ、「戦争にならないために」、

市民レベルから国家レベルまで、日々努力しています。

台湾のような弱小な存在は、他の国にケンカを売ることはまずありません。

ケンカ売られたら、まずは外交面も含めて、最大限を努力をしますが、

その努力が至らなかったり、万が一、

台湾がどこかの国と戦争になってしまったら、

台湾人として、やはり銃を手に取り、国を守らなければ成らないでしょう。

そういう意味では、やはり、ぉぅぇぃはアリシアらの気持ちを理解できます。

おっとっと、ちょっと脱線気味してしまいましたね。

まあ、戦場のヴァルキュリアは、主要なテーマは結構重厚でしたが、

ゲームのほうは語りつくせなかったところも多いにありました、

アニメでそれらを補完してくれることは、基本的に大歓迎ですね。

次回予告のイーディ…哀れ…ですが、

次回は宴会ですよ、パーティですよ。

みんな大好きセルベリアちゃんもアリシアもイサラもパーティドレス姿ですよ!

原作のゲームでは顔を出さなかったが、

なんとセルベリアちゃんはイェーガーと共にパーティに出席。

次回の「招かれざる客達」に期待が膨らみますね!

しかし、山小屋の中、

「もう休もう、体力を温存するのも僕らの役目だよ」を言い出したウェルキンの頭の中は、

どんな体力が消耗されるようなことを想像したのかしらね…。(*´Д`*)

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!お買い求めのベスト版、オススメです!

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カラオケで戦場のヴァルキュリア!

いや、まあ、タイトル通りです。

今日は久しぶりにお嫁様と二人とおデートです。

コースは至って単純。

  1. ベーカリーレストランサンマルク京都山科店で昼ごはん
  2. シダックス京都山科クラブでカラオケ(フリータイム)
  3. ゲオ山科東野店に寄って漫画読んだり、DVDチェックしたり

食事から娯楽まで、すべて山科区の中で完結しました。Ψ(`∇´)Ψ

久しぶりのカラオケでしたが、

折角なので、最近毎週見ている戦場のヴァルキュリアのOP・EDも歌わねば…、

と思う次第です。

が、今回選んだJOYSOUNDですが、

「ジャンル」→「アニメ」の「さ行」の中に、

「戦場のヴァルキュリア」を見つけ出せませんでした。

むむむ、シングルは既に発売済み…ということで、

曲名や歌手名から直接検索しました。

そうしたら、OPもEDも存在していました♪

うむ、歌はシステムに入っているが、

アニメのほうのカテゴリ作成が遅れている…ということかな?

というわけで、ぉぅぇぃは頑張って、

HIMEKAさんの「明日へのキズナ」とpe’zmokuさんの「アノ風ニノッテ」を熱唱しました。Ψ(`∇´)Ψ

実はいずれもあんまり上手く歌えなかったり……トホホ。

カラオケ道は険しいですね…。

次回こそ!?

後、JOYSOUNDのパンフを見たら、

なんと、「みんなでスペランカー」とのコラボ企画がありました。

折角なので、歌ってみました。

いや、これはこれで結構面白かったですね♪

一応、コラボ企画のHPは下記の通りです、

→「みんなでスペランカー×JOYSOUND

歌詞はゲームの内容にぴったり過ぎて、かなり楽しんでしまいましたー

というか、このウェブページに、歌そのものが載せています。

よかったら、聞いてみてください。

「カラオケの歌い方はコチラ!」ってところです。

クソゲー難しいで評判なスペランカー二興味がある方、

是非JOYSOUNDで歌ってみてくださいー

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