さて、先日はしごした展覧会のもう一つは、
「ロシア皇帝の至宝展」。
国立国際美術館です。
国立国際美術館に行くのは初めてで、
案内図を見ると、大阪市立科学館に隣接してるっぽいのですが、
近づいても、それらしき建物はなし・・・。
と、思ったら、地下にありました。
展覧会は地下3階。
こちらは、ペルシャ文明展とは違い、わりと新しいものばかり。
古いのは11世紀くらいのものから、新しいのは20世紀初頭。
イコンなど、宗教的なものがたくさんありました。
ですが、「皇帝の至宝」でやはり期待したのは、
黄金やら宝石。
こちらもたくさんありました。
宝石がたくさん付いてりゃいいのかっ!
といいたくなるようなものもたくさんあり、
なかなかおもしろかったです。
宝石をはじめとした貴重なもの、高価なものは、
皇帝の権威の象徴。
品がないほど、ごてごてしてます。
勝手な思い込みですが、
このごてごて感は、ロシアやトルコのイメージ。
19世紀末の戴冠式用マントのふちは、
オコジョの毛皮でふちどられているのですが、
長くたっぷりしたマントのふちって、一体何メートル?
すごい数のオコジョが・・・。
これも、権威の象徴なのでしょうが・・・。
基本的に、強い女性が好きな私は、
アンリ・トロワイヤ作の「女帝エカテリーナ」が大好き。
(池田理代子の漫画もあります。)
エカテリーナ2世にまつわるものは、大変興味深かったです。
さて、次に見に行きたいのは、
京都文化博物館の「世界遺産 ナスカ展」。
そして、「トプカプ宮殿の至宝展」。
こちらはもちろん、宝石目当て。
一番楽しみにしているのは、10月からの、
神戸市立博物館「インカ・マヤ・アステカ展」!
今年は、おもしろそうな展覧会が多いので、
うれしいです。