今週は『COCO』でした。
ココ・シャネルを主人公にした物語です。
主演のシャネル役は鳳蘭さん。
実は、このミュージカルを観るために、予習がてら
『シャネルの真実』という本を読んでいたのですが、
そのイメージそのままでした!
シャネルの強烈な個性が、魅力的でした。
「ココ・シャネルという生き方」を貫いた、かっこいい女性です。
この作品は、1969年にブロードウェイで初演され、
ロングラン上演されたのですが、その舞台のクオリティの高さに、
再演に挑む方がいなく、伝説のミュージカルとなっていたそうです。
シャネルの晩年を描いた作品で、いったん第一線を離れていたシャネルが、
もう一度コレクションを発表し・・・という話なのですが、
「真剣勝負」的なお話かと思っていたら・・・
けっこう笑う場面が多かったです。。。
実は、最近は日本初演ものを何本か観ていて、
正直なところ、やはり再演を重ねて舞台というのは育っていくのだな・・・
という印象も受けていたので、どうだろう・・・と思っていたのですが、
けっこう完成度が高く、これはやはり個性的な役者の面々の
力によるものだろうな・・・と思いました。
とはいえ、まだまだ育つ余地がありそうなので、
再演してくれることを期待しています。
この夏には、シャネルの人生を描いた映画も公開されるとのことで、
すっかりシャネルの人物像にひかれてしまった私は、
こちらも楽しみです。
(でも、いわゆるブランドのシャネルのバッグとかは、
ひとつも持っていません。。。)