日本留学試験の日がせまってきました。
日本留学試験の科目は「日本語」「理科」「総合科目」「数学」とあって,
進学する学校を受験するために必要な科目を受験するわけですが,
今,xiaoが指導しているのが,「日本語」科目の中の「記述」問題。
これが,かなり難しい!
その場で初めて見た問題に対して,20分間で400字程度の作文を
書かなくてはなりません。
自分の考えをまとめて,論理構成を考えて,文法や語彙も考えながら,
日本語で400文字を書く!
どうでしょう?日本人であっても,20分間という短い時間では,
けっこう難しいのではないでしょうか?
それでも,留学生たちは,何題も書いて,練習しています。
問題は,たとえば「『テレビのない生活』と『電話のない生活』のどちらかを選ばないと
いけないとしたら,どちらを選ぶか」というようなもの。
もちろん,どうしてそれを選んだのかの理由も含めて書いていかなくてはなりません。
他にも,「絶対に死なない薬があったら飲むか?」
「『脳死』を人の死と考えることに賛成か反対か」など,けっこうシビアな問題も
出てきます。
90分間の授業で,たいてい3題書きますが,授業のあとは,さすがに
みんなぐったりしています。
でも,書いたものはなかなかの出来で,添削するほうは,
結構楽しんでいます。
今日は「地球以外の星に移住することになりました。一つだけ持っていけるとしたら,
何を持っていきますか」という問題で,ある学生は「パソコン」という意見,
別の学生は,「『移住する』というくらいだから,住める環境ではあるのだろうし,
何かを持ち込むことで生態系を崩すかもしれないから,
何も持っていかない」という意見でした。
あなたは・・・?