ミス・サイゴン

いよいよ大阪に初上陸した『ミス・サイゴン』。
旧演出では、セットが大きすぎて、東京の帝国劇場と福岡でしか上演できなかったのが、
新演出となって、セットも変更になったため、それ以外の都市でも上演できるようになりました。
新演出は、夏に名古屋にも見に行ったので、今回の大阪は2回目となります。
旧演出とあわせると、3回目にして、ようやく新妻聖子さんのキムを観ることができました。
笹本玲奈(前2回)さんも悪くはないのだけど、やっぱり新妻聖子さんのほうが、
迫力がありました。
彼女の歌は、やっぱり最高です!

さすがに、大阪初上陸だけあって、待っていたファンも多いらしく、がんばったけどチケットがなかなかとれずに、2階席。舞台が遠いのは残念でしたが、これはこれで、全体が見えるので、ときどきならありかな。
ところどころ、マイクの調整がうまくいっていないところもありましたが、
やはり、かなりの迫力の作品で、何度見てもいいものです。
初演からは21年だそうですが、初演時から出演している市村正親さんも、
初の大阪公演には感無量のようでした。
カーテンコールでは、けっこうしゃべってたし。

さて、夏には新演出版の『レ・ミゼラブル』も来阪し、その新キャストも発表されたのですが・・・。
え・・・。
というキャストで。。。楽しみにしていた人たちが、入っていない・・・。
かなりがっかりです。
まあ、観てみたら意外といい人もいるかもしれないし、新フェスティバルホールでの上演だし、新演出も気になるので、もちろん観に行く予定ですが・・・
旧演出があまりにもすばらしかったので、あまり期待しないでおくことにします。
期待度が高いと、採点がからくなってしまうので。

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