昨日,京都日本語研修センターの学生は来る日本語能力試験に向けて,模擬試験を行ったのですが,試験監督(試験しながら採点,添削作業)していた私の歯に耐えられないほどの鈍痛が襲ってきました。痛みに悶え,心頭滅却すれば・・・・と,採点を続けるも,継続不可能な痛みです。
最近,歯医者に通っていて,数日前に違う場所の歯の神経を抜いたので,炎症鎮痛剤(ロキソニン)を処方されていたので,聴解試験中の教室を抜け出し,事務所で薬を飲みました。しばらくして薬が効き始め,30分ほどで痛みが消えました。
実は,前の晩も同じ痛みに襲われ,ロキソニンで難を逃れていました。
これは普通じゃない痛みと思い,すぐさま通いつけの歯医者に緊急予約。
午後にあった京都府警で大学・専修学校の留学生担当者会議が終わって,歯医者に直行しました。
先生によると,右上の親知らずが伸びているとのこと。
私「歯茎が痩せてきているのでは?」
歯医者さん「いや,伸びています」
40歳手前の私。30代,40代で,親知らずが生えるとう話を聞いたことがありましたが,本当だったのですね。
といっても,今回痛んだ親知らずは真っ直ぐ生えて既に普通の奥歯として生えていたエライ親知らず。
それでもさらに伸びるとは。。。。。
実はその他の3本の親知らずは,青年海外協力隊に参加して,パプアニューギニアに派遣される前に強制的に抜歯していたんです。
その他の3本は横向きになっていて,パプアニューギニアで生えたら大変なので,抜歯しました。
抜歯と言っても,砕いて取るという感じで「バキバキ,メキメキ」音をたてながら抜いたのを覚えています。
抜歯後は思いっきり腫れ,しばらく顔の形が変わりました。しばらくマスク生活でした。
さて,このレントゲン写真の上の噛み合わせのない歯が今回の親知らず。
歯医者さんに抜きましょうと言われたのですが,「抜歯」に良いイメージはないので躊躇しましたが,レントゲン写真のように噛み合わせがないので,あまり存在価値がないなと思ったのと,歯医者さんに,モノが詰まりやすく,虫歯になりやすいし,虫歯になっても奥にありすぎて治療が困難だと聞き,抜歯する決意をしました。
麻酔を打って,麻酔が効いたところで,抜歯開始。横向きの親知らずと違って,「メキメキ」音はしましたが,すんなり抜けました。
抜けた歯がこれ!
*汚い歯ですが,参考になる方もいらっしゃると思いますので,あえて掲載します。
根っこが3本!!!また割れ大根みたいだ。
そして,でっかい虫歯!これは痛むわけですね。
先ほどのレントゲン写真をよく見ると,隣の歯との隙間に虫歯らしき影が映っていました。
やはり,親知らずは虫歯になりやすいのですね。
抜歯後は,化膿止めの抗生物質と消毒用のうがい薬,そして万が一の痛み止め(いざというときのロキソニン)が処方されました。
抜歯後もしばらく出血はありましたが,大したこともなく,痛みもなく過ごしています。(抜歯翌日)