京都コンピュータ学院の海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)でKCGで使用したPCを西アフリカのニジェールへ寄贈する話の続きです。
前回,寄贈のための梱包作業(10セット)をした話を書きました。
今回は,第2回目の梱包作業と第一弾の10セットを発送した話です。
3月16日(水),3月なのに小雪の舞う中,前回梱包した10セットの残り,21セット分の梱包作業を行いました。
1回目の作用は留学生1名と私の2名の作業だったのですが,今回は中国人留学生5名がボランティアで参加してくれました。(+職員2名の合計7名)
10セットで5時間ぐらいかかったので(すべてのPCの運搬や第2回の作業の準備も含む),1日仕事を予定したのですが,これだけ集まってくれると早い!
21セットが2時間半で梱包完了!
いやぁ,感動!!
こちらは学生の手が空かないように仕事を振り分けたり,サンプルを作って作業を教えたりするだけで,作業がどんどん進んでいきました。
この場を借りて,謝謝!みなさん!
そして,3月18日(金)10セットのパソコンが郵便局に引き取られて旅立っていきました。
小雪の舞う,京都から灼熱の西アフリカ,ニジェールへ!
以前も書きましたが,寄贈先であるニジェールのカルマハロ技術訓練校では,現在,青年海外協力隊の方がコンピュータ技術の指導をされています。
日本がこんな状態になってしまっている今,青年海外協力隊の方の心境も複雑なことでしょう。親類や知り合いが被災地にいる方も多いでしょうし,途上国を助ける前に東北の手助けをしたいと思う方も多いはず。任期途中で帰国する方もいらっしゃるのかもしれません。
被災地ではない,京都や日本の他の地域を含めて,今やれることをしっかりすることが大切だと思います。
とにかく,まずPC10セットが無事にニジェールへ届きますように。
期間を置いて,第2弾を発送する予定です。