パイレート・クィーン

2010年のミュージカル始めは,
梅田芸術劇場で「パイレート・クィーン」となりました。
久々の保坂知寿さん主演です。
劇団四季を退団して以来で,前に観たのは大阪「マンマ・ミーア」の
ときだから,ずいぶん間があいて・・・すでに・・・5年近く???
でも,パワフルな知寿さんは健在でした!

舞台は,16世紀のアイルランドに実在した
海賊グレース・オマリー(知寿さん)と,
イギリスの女王エリザベス1世(涼風真世さん)の物語。
アイルランドが舞台ということもあり,
リバーダンスさながらのアイリッシュダンスが各所に
散りばめられていて,それがまた,めちゃめちゃ楽しかったです。
本場のダンサーも数名混ざっていて,魅せてくれました。
「リバーダンス」ももう一度見たくなってきました。。。

でも。難点が。。。
山口祐一郎さんが・・・。
知寿さんの恋人役で,ストーリー的にも,かなり格好いい役どころなのですが,
歌はいまいちで,以前のような迫力がないし,声も伸びていない。
立ち姿もいけてない。。。
なんか,ひざが曲がって前かがみになっているように見えます。
(山口さんファンの方,すみません。)
背も高くて,歌もうまくて,かなり好きな役者さんだったのですが,
ここ3作品(「エリザベート」,「レ・ミゼラブル」,今回)とも,納得がいきません。
いっしょに行った友人とも,「そこだけ消化不良だよね」と言っていました。

さて,舞台や映画は2~3時間に話が集約されているので,
歴史などを知っていないと,背景がわかりにくいことがあります。
今回も,「海賊」というと,悪い人達かと思っていたら,
アイルランドのために戦う,いい人達っぽい。
この時代のアイルランドについても,もう少し知らなくては。
あ。族長が死んだときに,船に乗せて火を放ち,海に流す・・・
というのは,某マンガにもあったな。。。

今回は,大阪では11日間と短い公演なので,
再演に期待です!

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