春です。
最近,すっかり寒さが戻ってきているけど,
やっぱり春です!
あちこちで,桜が咲き始めて,見ているだけで,
なんだかうれしくなってきます。
お花見までは,まだもうちょっとかな。
・・・というわけで,一足早く,桜気分。
セカンドハウスの『桜モンブラン』です。
椿姫をベースに,舞台を第二次世界大戦のさなかのパリに移した,
新作のミュージカル。
昨年,ワールドプレミアが行われたばかりで,もちろん日本語版初演。
東京・大阪をあわせて2ヶ月だけの公演で,
「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」を手がけた二人の作品,
ということで,これは見とかなきゃ!
と行ってきました。
「レ・ミゼラブル」と「ミス・サイゴン」は,
私がどうしようもなく好きな作品で,まあ,それで期待しすぎたかな・・・。
『現代ミュージカルの水準を上げてしまった』というコピー
(外国紙の批評らしい)にも,ついのせられたというか・・・。
音楽もストーリーもなかなかよかったです。
主演の春野寿美礼さんは,宝塚退団後の第一作ということでしたが,
さすがに歌がうまい!(しかも,めちゃめちゃ細い!)
相手役の田代万里生さんは,今注目の若手テノール歌手で,
こちらもさすが!
なのですが,「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」と比べると,
迫力がないというか,深みがないというか。。。
アンサンブルが比較的人数が少ないのや,
舞台セットが普通だったせいもあるとは思いますが。
まあ,比べる作品が作品ということもあるので,
単体で考えると,なかなかよかった,というところでしょうか。
世間の評判がちょっと気になるところです。
再演を重ねて,育っていけるかどうか,ですね。
でも,再演したら,やっぱり見に行ってしまうと思います。
(結局,けっこう好きってことですね。。。)
さて、書くのが遅くなってしまい、もう終わってしまいましたが、
劇団四季の「トロイ戦争は起こらないだろう」に行ってきました。
今回も、ミュージカルではなく、ストレート。
劇団四季創立55周年を記念しての公演だそうです。
フランスの戯曲で、元々劇団四季は、こういう作品を上演する目的で
創立した劇団だそうです。
今では、すっかりミュージカルのイメージですが。
やっぱり、ミュージカルのほうが好きだけど。
元々は3時間を越える作品だそうですが、
今回は、味を損なわないように、でも、現代の人にも楽しめるように、
と、2時間くらいにカットしたとのこと。
元を知らないので、比較のしようはありませんが、
長すぎるというような感じはなく、なかなか楽しめました。
舞台セットの「足」が圧巻!
四季の舞台の「初日」というのは、実は初めてだったのですが、
いつもとちょっと違う雰囲気でした。
招待客が多いらしく、客層も様子が違う。
京都の企業のあの方や、ん?この方は、確か元四季の俳優さん?
という方や、いろいろな御方をお見かけしました。
ロビーにも、四季の部長さんクラス(?よくわからないですが)の方が、
ご挨拶にでていて。
でも、どおりで先行予約発売開始直後にチケットを買ったのに、
後ろのほうの席だったわけです。
ひとつ、勉強になりました。。。
3月は旅立ちの季節。
今日、京都日本語研修センター(KJLTC)の留学生たちが、
卒業しました。
みんな、とてもいい顔をしていました。
4月からは、京都コンピュータ学院に進学する人と、
京都情報大学院大学に進学する人と。
これからは、日本語の勉強ではなく、
日本語を使っての勉強になります。
まだまだ、不安な学生もいるけれど、みんなそれぞれに
がんばってくれると信じています。
卒業したとはいえ、私たちは、すぐ近くにいるから、
何か困ったことがあったら、いつでも相談に来てね。
何よりも、うれしい報告を待っています。
加油!
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学
京都日本語研修センター(KJLTC)
京都文化博物館では,
「ノリタケデザイン 100年の歴史」を開催中。
明治34年(1904年)に創業し,わが国の洋食器産業の礎を築いた
ノリタケの歴史を振り返る展覧会です。
図案の画帖がすばらしかったです!
でも,紙に描かれたその装飾図案を,
立体的な食器の上に再現できるその技術がまたすごい,
とほれぼれと見入ってしまいました。
圧巻だったのは,ノリタケがこれまでに売り出したディナー皿が,
(すべてではないですが)壁にずらーっと飾られているコーナー。
あ,これほしい・・・などと思いながら,堪能しました。
名古屋駅の近くに,「ノリタケの森」という,実際の制作課程なども
見られる施設があり,以前,見学にいきました。
手で一枚一枚のプレートにスミレの花を描いている工程に,
そりゃ,手描きの食器は高くなるのも無理ないな・・・と思いました。
それだけの魅力があります。
もちろん,手描きではなく,プリントのものも多いです。
「ノリタケの森」には,アウトレットコーナーもあって,
高くてなかなか買えないものも,中には非常にリーズナブルになっている場合も
あり,食器好きにはたまりません。
3月14日まで。
食器好きな方も,デザインに興味がある方も,ぜひ。
Mamma Mia
映画も公開中の「マンマ・ミーア」ですが,
こちらは舞台のオリジナル・キャスト版。
初めて劇団四季の舞台を観にいったときに,
感動のあまり,思わず購入してしまいました。
英語なので,(たまにセリフは入るけど),アバの歌詞そのまま
(なんだろうな,たぶん。細かいところまでは知らないけれど)。
日本語版を観た後で買ったので,「舞台そのまま」というわけには
いかないけれど,雰囲気はそのままで,聴くたびに元気が出て,
HAPPYになれる1枚です。
ブロードウェイで観たときに,幕間の休憩時間に,
口ずさんでいる人がけっこういて,
「英語だと歌詞そのままだから,すぐ歌えるよな・・・」と
うらやましく思ったものです。
日本語版は,カーテンコールで初回からいっしょに歌う,
というわけにはいきませんから。
とはいえ,さすがに5回も観ていると,カーテンコールの歌
(「マンマ・ミーア」と「ダンシング・クイーン」)は日本語の歌詞も覚え,
いっしょに歌って踊っています。
まわり中,そんな人たちばかりです。
日本語版のCDも早く出してほしいのですが,
なかなかでないところをみると,権利関係とか,
何か問題があるんでしょうね。。。
出たら,即買いなのですが。
舞台版があまりにも好きなので,
映画は見に行くか,思案中。
本日のミュージカルは,劇団四季の『夢から醒めた夢』。
赤川次郎原作の,オリジナルミュージカルです。
劇団四季の中では,xiao的ベスト3に入る作品。
4回目です。
このミュージカル,まずは開演30分前には劇場に行くことをオススメ。
劇場に入る前から,夢の世界が始まります。
魔法使いや,ハンドベルを演奏する小人さんたち,ピエロなどなど,
たくさんの『夢』に出会えます。
始まる前からどっぷりと夢の世界につかって,
いざ始まると,笑いあり,涙あり。
今日のピコは吉沢梨絵さん,マコは前回『オペラ座』のクリスティーヌに
引き続き,苫田亜沙子さんでした。
苫田さん,あいかわらず子供っぽかったけど,
今回は子供役だから,いいのか・・・。
元々,時代にあわせて,歌詞を変えていく幅の大きい作品なのですが
(オリジナルなので,それがしやすい,ということもあるし),
今回は,前回の観劇時と,かなり大きく変わっていました。
曲のアレンジが変わっているものもあったし,曲そのものが変わっているものも,
歌詞がまったく違うものになっているものも。
メソの自殺の理由が,以前は「受験戦争に敗れて・・・」だったのが,
今回は別のものに。「受験戦争」というのも,大学全入時代で,
もうほとんどなくなったのかな。
部長さんも,以前ほど「オヤジ」じゃなくなってしまっていました。
部長さんの歌は,曲も歌詞もまったく違うものに。
前の部長さんがけっこう好きだったので,これはちょっと残念。
そんな「オヤジ」ももう減っちゃってるのかな・・・。
お気に入りのキャラクターは,超善人のエンジェルなのですが,
今回エンジェルを演じた藤原大輔さんは,童顔で,ほんとにいい人そうで,
エンジェルにぴったりでした。
カーテンコールも,ものすごく盛り上がって,
ほんとに,何度観てもいい作品です!
子供もいっしょに楽しめる作品。2月28日まで。
もう一度行くかな・・・。
今日は節分。
ということで,午後の授業は「校外学習」にして,下鴨神社の節分祭にみんなで行ってきました。
京都日本語研修センターのある京都コンピュータ学院鴨川校は,
下鴨神社にもほど近いので,みんなでお散歩がてら,歩いて。
まずは,お祓いの神事。
神官の方が,四方に向かって弓を射る真似をします。
その後,実際に的を射る神事。見事に的中すると,的が割れてくだけます。
で,終わったとたん,みんながその的の破片を取りに!
・・・という流れを,理解していなかったので,
突然みんなが割れた的に向かって走り出したときは,私も留学生たちも,ちょっとびっくりしてしまいました。
それから,年男・年女の人たちが,豆まきをします。
還暦の方は赤い単衣,年男・年女は,下鴨神社の厄除けの色である黄色の単衣に
それぞれ裃をつけたいでたちで,まずは,お祓いをしてもらい,
私たち,一般参拝客もお祓いをしてもらい,豆まき開始。
少しずつ,紙につつんだ福豆,福餅がまかれるのですが,
みんな押しつぶされそうになりながら,必死で受け取ります。
けっこう壮絶でした・・・。
終わってみると,女の子たちは,普通にいくつかずつ取っていましたが,
男の子たちは・・・異常にたくさん持っている学生も・・・。
つい夢中になって,取ってしまったんでしょうね。
でも,あまり取れなかった人(知らない人にも)に,ちゃんと”福”のおすそわけをしていました。
ちなみに,京都タワーのマスコットである「たわわちゃん」も豆まきに参加していました・・・。
今日はあいにくの小雨模様でしたが,なかなか楽しんでもらえたようです。
さて,ちょっとは日本文化を理解してもらえたでしょうか・・・。
鴨川校に帰って,鴨川校の先生方にも福豆をおすそわけ。
ちなみに,その後私は,お昼ごはんに一人で「恵方巻き」を丸かじりしてました。。。
明日は立春。
暦の上では,春です!
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留学生の方も,オープンキャンパスへGO!
京都日本語研修センター(KJLTC)
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学
「作文」の授業も少しずつ進み,みんなも慣れてきたようです。
そこで,今までは原稿用紙に手書きだったのを,
今回から,ワープロ打ち(WORD)で,メール添付で提出,
という形に変更してみました。
進学後は,基本的にレポート類は,ワードファイル等で提出することに
なると思うので,今のうちから慣れておくために。
とはいえ,パソコンに慣れていなかったり,
日本語入力に慣れていないと,時間がかかり,
作文を書くこと自体よりも,入力に力を注いでしまうことにも
なりかねないので,しばらくは,手書きでもOKということに。
さすがに,大連外国語大学軟件学院(ソフトウェア学院)出身の
学生たちは,何の迷いもなく,ワープロ打ちを選択。
やっぱり,慣れているんですね。頼もしいです。
それ以外の学生たちも,「一応・・・」と原稿用紙をもらったものの,
ちゃんと,ワープロ打ちで提出してくれました。
京都日本語研修センターは京都コンピュータ学院の別科であるので,
コンピュータなども自由に使える環境が整っています。
コンピュータを扱う授業もあるので,
ファイルでの提出方法に自信のない学生は,
ITの授業担当の先生に助けてもらったようです。
日本人学生からすると,ワープロ打ちをすると,漢字がわからなくても
変換してくれるから楽・・・と思いがちですが,
留学生からすると,漢字は書けても,読み方がわからないと
入力できないので,なかなか大変なようです。
いざとなると,手書き入力をしているらしい・・・。
読み方も,ちゃんと覚えてね。
さて,今回のお題は,「貨幣には紙幣と硬貨の2種類があるが,2種類とも必要か」
というものでした。
たいていの学生は,どちらもあったほうがいい,という意見でしたが,
中には,紙幣だけでいい,という意見も。
さすがに,硬貨だけでいい,という意見はありませんでした。
高額になると,重いですからね・・・。
根拠も人それぞれで,硬貨のほうが,「神社で参拝するときに投げやすい」
という意見も。先日の初詣で,投げたのかな。
確かに,紙幣を入れる人もいますが,硬貨のほうが,多少遠くからでも
投げられますしね。
そのほかにも,硬貨のほうが丈夫で長く使えるから,
貨幣発行の費用も抑えられる,という意見もありました。
毎回,いろいろな発想で書いてくれるので,添削しているほうも
かなり楽しいです。
今はまだ400字程度ですが,だんだん,
長い文章も書けるようにがんばっていってもらいたいです。
京都日本語研修センター(KJLTC) ~留学生が学ぶ日本語学校
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学
今日は京都コンピュータ学院京都駅前校で、
ギョウザ販売をしました!
留学生たちは、朝からはりきって準備し、
10時ころから販売開始。
今朝の京都新聞にも、記事を掲載していただいて、
それを見て来てくださったご近所の方も!
うれしいことです。
留学生たちも、ちょっと緊張しながらも、
一生懸命ギョウザを売っていました。
お昼どきには行列もできて、なかなかの盛況ぶり。
お待たせしてしまったみなさん、ほんとにごめんなさい。
でも、たくさんの方に食べてもらえて、とってもうれしかったです。
結局、いったいいくつ作ったんでしょう・・・。
最後は、ちょっと皮があまってしまったらしく、
お砂糖を少し混ぜて、平たく伸ばして焼いたものも
いただきました。
お菓子感覚で、ちょっと新発見なおいしさでした。
来年もお楽しみに!
京都日本語研修センター(KJLTC) ~留学生が学ぶ日本語学校
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学