さざれ石

京都コンピュータ学院顧問,米田貞一郎先生が百歳の誕生日を迎えたことをお祝いし,出版された『古都逍遥~百賀の祝い~』,もう読まれましたか?

私は,その『古都逍遥』を拝読していて気になっていたものがありました。

それは下鴨神社の「さざれ石」です。

先日,下鴨神社の節分祭を見に行ったとき,参道にありました「さざれ石」!!
(桜門前の鳥居の近くにあります)

さざれ石

今まで気付かなかったのですが,こんなところにあったんですね。

「さざれ石」と言えば,「君が代」でしょう。

君が代は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて苔のむすまで

お恥ずかしながら,「さざれ石」の理解をしていませんでした。
この石を見ると「小石が時を経て大きな岩となり苔が生えるまで」ということだというのがよくわかります。

*この下鴨神社のさざれ石が君が代で詠われたわかではありませんのでご注意を。

また,『古都逍遥』によると神武天皇の軍の先導役「八咫烏(サッカー日本代表のエンブレムにある三本脚のカラス)」は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の化身でこの下鴨神社に祭られているそうです。

もう一つ,「みたらし団子」は下鴨神社近く(下鴨本通り)にある加茂みたらし茶屋が発祥で,下鴨神社境内にある御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模してつくられたそうです。土用の丑の日の御手洗祭では,参道に「みたらし団子」の店も出ます。
(これは『古都逍遥』に載ってません!)

この世界文化遺産の下鴨神社,正しくは賀茂御祖神社は京都コンピュータ学院鴨川校より徒歩10分。

学生のみなさんディスプレイの見すぎで目が疲れたら,ちょっとしたお散歩に下鴨神社に行ってみてはいかがでしょうか。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*