時速330km体験

アーノルド・シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事が東京駅からJR東日本の最新型新幹線「E5系」の特別車に試乗したと14日のニュースで報道されていました。

2030年をめどにロサンゼルス・サンフランシスコ間を高速鉄道を走らせる予定だとのこと。

実はシュワ知事,来日前の12日には中国上海で中国の新幹線「和諧号」を視察しています。

さて,日本は新幹線を売り込めるのでしょうか?
何としても売らなきゃいけません。

前原さん(国土交通大臣から外務大臣:鉄ちゃんです)!

新幹線と言えば,先日,中国滞在中に北京南駅⇒天津駅間で「和諧号」に乗ってきました。

中国新幹線

↑これこれ↑。

58元(約750円)!
30分の旅,安いですね。

おまけに,山もトンネルもなくカーブも少ないので,な・な・なんと

時速330km

時速330km!!!

すごい!

私とは別に乗ったSさんは333km出たそうです。
(ちょっと悔しい。。。)

中国新幹線土産

和諧号の模型の車内販売もあります。

きっちり,30分で天津駅についたのも驚き。

車だと,2時間半から3時間かかるのですから。

あら,日本の新幹線に負けてませんね。

日本は安全で勝負ですか?
ターミネーターが乗っても大丈ブイ?

(はい,おやじギャクです。。。)

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黄金のブタちゃん

3週間の中国天津科技大学での講義を終え,12日の日曜日に帰国しました。

KCGI+福建師範大学のJiang(江)老師から,もっとブログを更新してくださいと言われていたのですが,結局,1度しか書けませんでした。
すみません。。。。

金ブタ貯金箱

この写真ですが,天津科技大学での私の授業を担当してくれたTAの1人SOくんがプレゼントしてくれたブタの貯金箱です。

写真ではわかりにくいですが,巨大です。
(私の手の大きさを参考にしてください)
頑張って,京都まで運んできました!

どうして,このブタちゃんが来たのか,
SOくんと大学周辺を散歩していた時の会話から振り返ります。

~~ある土曜日の夜,他の先生たちが外出してしまったのでTAのSOくんに連絡して火鍋屋さんに連れて行ってもらうことに~~

SO:「先生,プレゼントをあげます。何が欲しいですか?」

私:「何もいらないよ。気持ちだけでいいよ。」

SO:「中国のスポーツブランドの靴は欲しいですか?」

私:「いらないよ~。」

SO:「シャツはどうですか?」

私:「いらないって。」

(このままだと,SOくんの金銭的負担になったり,おまけに何かとんでもないものをくれる可能性もあるので,何かリクエストしたほうがいいかな。。。。。)

私:「じゃあ,この前,かわいい金のブタの貯金箱を見たんだけど,それの小さいのがほしいな。大きいと持って帰るのが大変だから小さいのね。」

SO:「はい,わかりました。友達に聞いて探します。」

~~数日後~~

SO:「先生,金ブタ,買いました!」
(段ボール箱の中に黄金に輝く金のブタちゃんが!!!)

私:「え~っ!!!デ,,,デカイ!!あ,あ,ありがとう。」

ということで,スイカの大玉サイズの,黄金の金のブタちゃん貯金箱は,かさばりながらも,微笑みを絶やさず京都へ到着したのでした。

今日も黄金の金のブタちゃんは置き場所も定まらないのにもかかわらず,微笑み続けています。

SOくんありがとう。
非常感謝!

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中国の勢い!

tianjin1

KCGの姉妹校、中国天津の天津天津科技大学に来ています。
天津天津科技大学のKCGコースの短期授業を担当しています。

天津に来て1週間。
あと2週間天津にいます。

中国に来て度肝を抜かれています。

今月こちらに来る前に、中国が日本のGNPを抜いたととの報道がありました。

もちろん、一人当たりのGNPはまだ日本に及ばないのですが、それでも中国に来て、この国の勢いを肌で感じています。

高層ビル(奇抜な形が多い)、新幹線(時速330キロ!)、ピカピカのデパート、地下鉄も近代的などなど。

一部ですが、日本に追いつき、すでに追い越しているものもあります。

もちろん、まだ煉瓦の家に住んでいる人たちのほうが多いのですけど。

今、大学でHTMLとCSSを教えたり、KCGへの留学説明会をしています。

中国はいつまで日本の技術をありがたがってくれるのでしょうか。

写真は天津科技大学のTA。
みんな優秀でいい子たちです。

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2泊5日のパプアニューギニア

先週,パプアニューギニアへ行ってきました。

2泊5日です。

10年前,青年海外協力隊の日本語教師としてパプアニューギニアのソゲリ国立高校というところで2年5カ月日本語を教えていました。

今回は,青年海外協力隊のパプアニューギニア派遣30周年の記念同窓会に参加するための訪問でした。

ソゲリ高校1

写真は思い出のソゲリ国立高校で現在の学生たちとの一枚。

ソゲリ高校2

現在この学校での日本語教育は終了し,思い出の日本語の教室は何の因果かコンピュータルームに改造されていました。

教室ではAccessの実習中。

いつかKCGに留学する学生がいるかもしれません。

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古着寄贈その後(パプアニューギニア)

昨年,京都コンピュータ学院の海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)で53台のパソコンをパプアニューギニアに贈りましたが,それらを送ったコンテナの空きスペースでKCGの職員から寄付された古着も一緒に送りました。

古着をいただいた方々には,後日報告をしますと言いつつ,なかなか報告ができず,申し訳ございませんでした。

パプアニューギニアに,写真を送ってとお願いして送ってもらった写真がこれ。

古着

ちょっとしか写っていませんか,写真のシャツに心当たりがある方はいらっしゃいますか?

もうちょっと写真が欲しいところですが,こればっかりは相手がいることなので何ともなりません。
ごめんなさい。

古着の写真ではなかったのですが,偶然に見つけたのが次の写真。

FC Tシャツ

緑のTシャツに見覚えのある方はいらっしゃいませんか?

そう,KCGのフレッシュマンキャンプのTシャツです。

これはUさんからの寄贈品です。

中途半端なご報告となってしましましたが,いただいた古着はパプアニューギニアのゴロカに届き,現地の人たちに使われています。

この場を借りまして,お礼申し上げます。
ご協力ありがとうございました。

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コーヒー豆を売って,ネスカフェを買う

今年KCGIDCE(海外コンピュータ教育支援活動)でPC53台を寄贈したパプアニューギニア・ゴロカ大学のあるゴロカ地方は,標高約1500mの高地にあり,コーヒーの産地でもあります。

ちょっと町から出ると,コーヒー畑を目にすることができます。

コーヒー豆

わたしが10年前に青年海外協力隊でパプアニューギニアに住んでいた時,聞いた話です。

「コーヒー豆を町に売りに行ったコーヒー豆農家は,町のスーパーでネスカフェ買って村へ帰る」

これは,本当の話です。

スーパーには「ネスカフェ・ニューギニブレンド」なるインスタントコーヒーが,現地産のコーヒー豆よりも数倍のスペースをとって陳列棚で売られています。

ネスカフェ

それにパプアニューギニア人が豆からコーヒーを入れている姿を,未だに見たことがありません。

実際に,わたしが10年前に配属されていたパプアニューギニアの高校の毎日の休憩では,ネスカフェかパプアニューギニアの紅茶No.1 Teaが出ていました。
おそらく,パプアニューギニアで豆からコーヒーを入れるのは外国人か一部のお金持ち,もしくはホテルかレストランぐらいだと思います。

まず,コーヒー豆を栽培する村ではコーヒーメーカーや,フィルターを持っている人も少ないだろうし,お金もかかるし,何よりも面倒です。
電気も水道もないような山の中で,コーヒーを豆から入れるなんて,普通ではないのです。

コーヒー豆農家が「町のスーパーでネスカフェ買う」という行為にコーヒーづくりは,現金収入のため手段であることが,集約されています。

そして,そのコーヒー豆を求めるのは,先進国や大企業であるのです。
それを支えるのが,コーヒー豆を栽培する農家たちという構造が見えてきます。

コーヒー農家の人々にとっては「コーヒー豆 → お金」となる換金作物なのであって,「コーヒー豆 → 飲み物」ではないのです。

ここが,野菜を作っている農家とは大きく異なるところです。
野菜だったら,自分の家でも食べられますからね。

では,農家がコーヒー豆を業者に販売して,その代金で裕福になり,コーヒーを豆から入れて味わえる日が来るのかというと普通のコーヒー栽培の農家では,まず無理だと思います。

かといって,コーヒー豆の栽培は,村の人々にとって貴重な現金収入であることは変わりなく,子供たちを学校に行かせたり,生活品を買ったり,するためには必要不可欠なものとなっているのです。

コーヒー豆栽培は,生活をしていくための貴重な現金収入であるけれど,それが生活レベルの向上につながるかというと,その暮らしを裕福にするまでもいかず,せめてものぜいたく品としてネスカフェを飲む(ネスカフェだけが贅沢じゃないのですが)。

おいしいコーヒーは,主に先進国に輸出され,自分たちはネスカフェを飲む。
どうも,私には富める者を貧しい者支える構造の縮図に見えてしょうがないのです。

と,あれこれ考えて飲むコーヒーは,美味しいけれど,いつもより少し苦いのでした。

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おっさんだけじゃありません

9月28日のブログ記事『行ってきましたパプアニューギニア』へのサスペンダーさんのコメント

「みんな、おっさんや~」への返信記事です。

おばちゃん

おっさん(に見える学生)だけじゃないですよ~。

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