マンギーたち

goroka

今朝,届いた写真です。

パプアニューギニアのゴロカ大学に到着した寄贈パソコンと大学生たちです。

新型インフルエンザなど,どこ吹く風という感じですね。。。

メキシコから世界中に新型インフルエンザが広まって,1カ月もぜずに京都へ来たかと思うと,新型インフルエンザって何?っていうような国もあるんですね。

それにしても,男ばかりの写真って。。。。
(一番後ろにかろうじて女性もいますが)

立派なヒゲのせいで,さらに厳つく見えますが,みんな大学生です。はい。

現地では,男の子のことをマンギーといいます。
BoyとかGuyとかの意味です。

そして,ゴロカの男の子たちは,マンギー・ゴロカといいます。

PNG PC

写真の男の子たちは,マンギー・キョートとかマンギー・KCG!

マンギー・ラクホクとかマンギー・ロボでもOKです!

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顔の見える支援

ゴロカ大学

京都コンピュータ学院寄贈の53台のパソコンがパプアニューギニアのゴロカ大学に到着したことは、以前にもお伝えしたとおりです。

上の写真は、そのパソコンを手にしたゴロカ大学のスタッフです。

以前から、寄贈した後の様子をKCGに関係する人たち、そして日本のたちに見てもらいたいなと思っていました。

こういった寄贈後の情報をこれからも、お伝えできたらと思っています。
いわゆる顔の見える支援というやつですね。

このブログを始めたのもこれをしたかったからなんです。
インターネットの時代だからこそできることですよね。

よく『デジタルデバイド』といって、情報を得られる人と得られない人の格差が、そのまま経済的格差になることが問題になります。

これもインターネットの時代だから起こる問題なのですが、逆にインターネットを使えば発展途上国でも先進国と対等にビジネスができる利点もあります。

まずそのための環境を提供する。
これがKCGの海外コンピュータ教育支援活動の意義あるところではないでしょうか。

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マイケル・ソマレ首相

パプアニューギニア首相

19日(火),北海道トマムで開催される太平洋島サミットのために来日したパプアニューギニアのマイケル・ソマレ首相の来日記念レセプションに出席してきました。

ちなみにソマレ首相は,1975年にパプアニューギニアが独立したときの初代首相で,最高額紙幣の50キナに肖像が印刷されている人物です。

50キナ札

1975年~1980年,1982年 ~1985年,そして2002年~現在までパプアニューギニアの首相を務めています。
野党に下ったり,首相に返り咲いたりを繰り返しているものの,これだけ長く1国のリーダーをしている人はあまりいないでしょう。

今回,KCGからパプアニューギニアのゴロカ大学へ中古パソコンを寄贈したことを報告するのが目的でした。

2005年にもソマレ首相が来日したときも個人的にレセプションに参加しているのですが,ソマレ首相は今年で73歳になられるとのことで,さすがに首相も年を召したなという感じでした。

今年,今までビルに賃貸で入っていたパプアニューギア大使館を目黒に建設するとのことで,そのお祝いもあり前回よりも盛大でした。

おかげで,首相の奪い合いが激しく(笑),なかなか話すことができませんでした。
話したのもほんの少しでした。。。

写真を撮るにも,おばちゃんが入ってきて話し始めて。。。。

いやぁ,大変でした。

何とか首相と話ができたし,マウエ駐日大使にはさらに突っ込んだ話ができたので,満足です。大使はKCGのことを御認識いただいていて,45周年記念式典には参加できなかったものの(ドレウェイ一等書記官が参加),次回は大使自ら参加いただけるとおっしゃっていただけました。

パプアニューギニアは,資源大国で銅,石油,金,天然ガス,木材などが取れます。
2013年からは日本へ天然ガスの輸出を始めるそうです。

中東などある偏った一地域へのエネルギーや資源の依存を避けるため,日本にとってもパプアニューギニアは大切な国になっていくのかも知れません。

しかし,豊かな大自然が残るパプアニューギニアへの環境への影響がされるし,ただでさえ治安のよくないパプアニューギニアにとって一部の利権をつかんだ人たちとそうでない人たちの貧富の格差は,更なる治安の悪化も懸念されるところです。

何はともあれ,パプアニューギニアと日本の距離が近づくのはいいことですね。

その一翼を,KCGの海外コンピュータ教育支援活動が担えればと思っています。

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寄贈パソコンがようやく到着!(パプアニューギニア)

2月に京都を出発した京都コンピュータ学院寄贈のパソコン53台がようやく,寄贈先のパプアニューギニア,ゴロカ大学に到着しました!

いや長かった!

3月にはパプアニューギニアの港には到着したものの,関税の手続きなどで遅れに遅れ,ようやく高地のゴロカという町に到着したのです。

コンテナ内

上の写真はコンテナ内に積まれた寄贈パソコン。
そして有志の方にいただいた古着も入っています。

その荷物をワンボックスカーでゴロカへ輸送。

陸上輸送

実はその輸送中に事件が起きました。
強盗によるロードブロックに遭いPC本体8台とモニタ6台が盗まれたのです。

輸送中の日本人ICTマネージャーとドライバーも襲撃により負傷しました。

しかし!!!

なんと,先日,その事件のあった村のカウンシル(お偉いさん)との交渉の末,PC本体8台とモニタ6台が還ってきたのです。
これは奇跡と言っても過言ではないでしょう。

日本では考えられない出来事ですね。

オフィス到着

そして寄贈先のゴロカ大学では,この京都からのコンピュータを設置する教室を『KCG Lab』と命名してくれることになりました。

現地では,受け取り式が行われる予定です。

現地からの情報が入り次第,このブログでもご紹介しますね。

お楽しみに!

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