はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術篇⑥

こんにちは、ペンギンです。

今回は前回に引き続き、”音羽病院に入院して親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術を受けたよ”というお話をしたいと思います~。

ちなみに今回に至るまでの親知らずストーリーはコチラ☆

はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・術前検査と麻酔科受診篇②
はいたの国のペンギン 右側親知らずで救急外来篇③
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院手続き篇④
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院初日篇⑤

・・・というわけで、4月12日(月)。
入院2日目、手術日がやってきました!

午前7時前に起きて、条件反射でご飯を食べる体勢に入りかけて……・。

「違う違う違う違う!」

と、一人悲しんでいるうちに、どんどん時間は過ぎ、10時半頃に家族がやってきてホッとしている・・・まもなく11時過ぎ。

「ペンギンさん~、点滴前に術衣に着替えてくださいね~」

看護師さんが登場。
術衣に着替えたら、ぶすっと針を刺されて、抗生剤とブドウ糖の点滴が始まりました。

音羽病院・親知らず抜歯手術前の点滴

滅多にないチャンスなので、とりあえず1枚♪
ちなみに下に履いているのはパジャマのズボンで、手術室への移動前に脱げ言われました。

音羽病院・親知らず抜歯前の点滴と術衣

そして11時50分ー。
看護師さんが病室へ戻ってきて、彼女の誘導で・・・・・・ついに、ついに2階の手術センターへ向かいました。

「うわわ、緊張する~~~!!」

でも同じ建物の中だから、それほど長いこと考えている暇もなく。

「××(病棟と病室ナンバー)のペンギンさんをお連れしました~」

と、センター前で、引率してくれた看護師さんが中から出迎えてくれた緑色の術衣姿の看護師さんに引継ぎを行い・・・。

「頑張ってね~」

手術センターに足を踏み入れました。

そこで看護師さんから本人確認があり、”手術室3”と書かれた部屋へ誘導され・・・。

「!!」

緑色の術衣を着た方が5,6人。
壁には時計、その横に”手術時間”を示す赤いデジタル時計。
天井の丸いライトの下に・・・・・・歯科の診察台ではなく、普通の横になるタイプのベッド・・・と言うより”台”があって・・・。

ドラマで見るまんまの手術室がそこにあり、私は一瞬、フリーズしてしまいました。

「・・・・・・」

おかしいな、どこか部屋を間違えたのかしら?
だって私、親知らず4本+その他を取ってほしいだけだし・・・。

こんなはず、ないよ♪

・・・と、私が懸命に、”ここから自然に出て行く言い訳”を考え始めていたときに、看護師さんから声がかかりました。

「ペンギンさん、ベッドにあおむけになってください」

・・・間違いない。
どうやらここは、私がいるべき場所のようです。

「えっと、あおむけって・・・あおむけって何だっけ・・・。あ、天井を見るのか」

と、一人、うなずきながら横になったら足元に2メートルほどの台にのったブラウン管のテレビを発見。

これで口の中を映し出すのかな・・・と思ったら、知らなくていいことを知ったことにとても後悔しました。

出来るだけピュアな方が幸せ・・・というか。
・・・・・・いい年して、何言ってんだか・・・。

まあ、それはおいといてー。

スタッフの方がそろったらしきそこへ、これまたドラマのように両手を上げた誰かが入ってきました。

「お願いします~」

聞き覚えのある声です。
間違いありません、いつもポーカーフェースで笑いのツボがイマイチよくわからない私の主治医の先生、登場です。(ちなみに担当医は他に2人、可愛い女医さんがいます)

その声に、周りの方も応えて、・・・それで私は、ここで自分も挨拶していいものかどうか迷っているうちに、主治医の先生がこちらを向いてきて、

「ペンギンさん、よろしくお願いします」

「よ、よろしくお願いします!」

その挨拶のあとに、頭上から麻酔医らしき方にマスクをあてがわれ、深呼吸を2回したら・・・・・・あっという間に意識がなくなりました。

麻酔開始時刻:11時59分
手術開始時刻:12時41分
手術終了時刻:16時1分
麻酔終了時刻:16時32分

主治医の先生いわく、予定通りに終わったらしき、私の人生初の手術。
意識がはっきりと戻ったのは18時頃で、その後から・・・・・・親知らず抜歯の本当の苦しみが始まったのでした。。。

・・・っと、長くなりました。
この続きは、次回のエントリーで。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)  

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はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院初日篇⑤

こんにちは、ペンギンです。

今回は前回に引き続き、”音羽病院に入院して親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術を受けたよ”というお話をしたいと思います~。

ちなみにこれまでの親知らず関連レポートはコチラ☆

はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・術前検査と麻酔科受診篇②
はいたの国のペンギン 右側親知らずで救急外来篇③
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院手続き篇④

ところでタイトルにある嚢胞摘出手術ですが、私の場合、音羽病院・口腔外科の初診時に、ちまちま炎症を起こしていた右下の親知らずを”袋”のようなものが包んでいるから、それも一緒に摘出してしまいましょーと言われていまして。

というのも、この”袋”さん、摘出せずに放っておくと、ゆっくりゆっくり大きくなって、やがて顎の骨を破壊してしまうそうなのです。なので私の場合、放っておくと親知らずは痛い上に、右の顎が割れてしまうので、そこに顔の造形手術のようなものを受けなくてはならなくなる・・・ということになってしまう・・・らしいのですね。

なので、親知らずの抜歯と同時にそれも摘出し、病理に回して、悪性か良性かみてもらうということになっていました。(一応、17日に結果が出て、良性だとわかりました)

・・とか言っても、私自身は嚢胞のことよりも、親知らず抜歯への恐ろしさやら初めての入院やらで変にハイになっていたのですが(汗)。

というわけで、4月11日の16時ー。

やっとこさ入院準備をすませ、音羽病院へやってきました。

看護師詰所に立ち寄って、病院へ戻ってきたことを報告してから、病室へ行き、ちまちま周囲を整えてみました。

「いよいよ入院するんだな~」←してるし!!

音羽病院の準個室

とか、しみじみしたり、あちこち探検して病室へ戻ってみたら、さすが病院の夜は早い!
あっという間に6時が過ぎて、夕食タイムがやってきました~。

親知らず4本と一緒に最後に食べる食事です。

音羽病院・入院食

茶碗蒸し、ご飯、唐揚げ3個ににんじんの煮物、きゅうりの酢の物・・・。
少ないなぁと感じてしまったのは、私が普段食べ過ぎているからか、世俗の欲求にまみれて暮らしているからか(何)・・・はさておいて。

美味しく、楽しくいただきました♪

次に普通の食べ物が食べれるのはいつかな・・・と思いながら(4月19日現在、厚さ1センチ以上のものは食べれてません。。。口がそれ以上開かないし・・・)。

ご飯を食べてしみじみしていたら、看護師さんがこんなものを持ってきて、ベッドのそばにかけていきました。

音羽病院・親知らず絶食プレート

・・・これで確実に誰かが間違って、私に食べ物や飲み物を分けてくれる心配がなくなっちゃったわけですねー・・・。。。
ちょっと悲しい・・・。

夜7時が過ぎました。
日がくれて、病院の長い長い夜が始まりました。

「・・・とりあえず、テレビでも見るか」

と、7時のニュースを見て、大河ドラマの龍馬伝が始まるまでに飲み物でも買いに出かけることにしました。

24時以降は絶飲食らしいですしね。
なんとなく飲んでおこうという気になったのです。

少し暗い廊下を歩いて、地下1階のコンビニへ行って・・・みたら閉店。

「・・・20時までやってるのは平日だけなのねー」

ちょっとガッカリして、2階の談話室の自販機フロアーへ・・・行ったら、お向かいは手術センターと大きく書かれた扉が。

「ここでやるのかー・・・」

ちょっとだけ緊張しつつ、お水のペットボトルを買って病室へ。
お水を飲み飲み、楽しみにしていた龍馬伝を見るも、アナログ放送で、また、ちょっとガッカリ。テレビ、タダじゃないですしね・・・余計にちょっと。

龍馬伝を途中で諦めて、新しいお水を買いに2階の談話室まで降りたら・・・先程の手術センターの扉があいていて、ストレッチャーにのった方が運び込まれていくのに遭遇!
人ごととは思えず、ちょっと凹みました・・・。

そんなこんなで2リットルちかくの水分をとったあと(飲みすぎだ!!)、11時過ぎに就寝~。

「眠れなかったら、お薬出しますよ~」

と言ってくれていた看護師さんにお願いすることもなく、無事、眠ることができたのでした。

・・・っと、長くなりました。
この続きは、次回のエントリーで。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院手続き篇④

こんにちは、ペンギンです。

ここのところ、寒くなったり、さらに寒くなったりで大変なようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

・・・って、今週はほとんど室内にいたので、気候というものがイマイチ、ピンとこなかったりしますが。

といいますのも・・・ですねー。

ここのところ、このブログで何回かお話してきました”親知らず抜歯ストーリー”。それを締めくくるべく、先週末の10日から14日まで山科区民の駆け込み寺こと、音羽病院・京都口腔健康センターに入院して、抜歯手術を受けてまいりました。

ちなみに、これまでのお話はコチラ☆

はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・術前検査と麻酔科受診篇②
はいたの国のペンギン 右側親知らずで救急外来篇③

・・・う~ん、こうやって並べてみると、我ながら結構、マメに書いてますねー。まるですべてを楽しみにしているみたい(汗)。

もちろんそんなことは全然なくて、入院に必要な荷物も入院手続をすませてから持ってきたくらいで、気づかぬうちにしっかり現実逃避していたみたいですけどねー。

あははー。

ではでは、まずは4月10日のお話から・・・。

4月10日(土)。
13時30分に総合受付に来て下さいと言われていた通り、音羽病院本館の受付へレッツラゴー♪

「今日から入院する、ペンギンと申します」

「はい・・・(ここで何かのボードを確認して)、伺ってます。ご案内しますね」

と、きれいなお姉さんに誘われて(ここだけ読むと、アヤシイな)、3階の看護師詰所へ。
ここでお姉さんからバトンタッチされた看護師さんに言われて、身長と体重測定~。

そして病室まで案内されて、必要書類を提出したり、病棟内の案内を受けたあとに、外泊を申し込んでみました。
まだ入院用意が不完全だったし(汗)、手術は月曜日のお昼からだったし、本来、親知らず抜歯は前日の午後4時に入院すればいいと聞いていたので・・・。(今回、土曜日に入院したのは日曜日が事務方がおやすみのため)

そしたら外泊は主治医のOKが出ないとNGとのことで、

「口腔外科の診察もありますし、そちらでおっしゃってください~」

と言われ、口腔外科へ行くことに。

たどり着くと、いつも微妙にポーカーフェイスな主治医の先生が出てきてくれて、

「前回、術前検査で撮れなかったので」

と、歯科用CTで、今回抜歯する4本分のCT撮影をしてくれました。

そしてついでに外泊の申し込みもして、あっさり許可をもらって、それを看護師詰所の看護師さんに渡して、外泊申し込み完了!

「明日、お風呂に入ってから、16時までに戻ってきてくださいね~」

と、言われて、音羽病院を後にしたのでした。

で、あとはバタバタと準備をして、翌日の日曜日に病院へ戻って手術に備えるわけなのですが・・・この続きは次回のエントリーで♪

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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「マリア様がみてる」実写映画化決定、主演はなんとあのモデルさん!!

こんにちは、ペンギンです。

KCG京都駅前校周辺では桜が満開、花びらフワフワ春爛漫の今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

・・・え、私ですか?
・・・聞かないでくださいよ、もう・・・そんな・・・ねえ・・・。

なんて、凹んだお話ではなくて、今日の話題はコチラ!
私の大好きな少女小説・マリア様がみてるの実写版映画のキャストが一部発表されたので、それについてお話したいと思いますです。

あ、ちなみに私がもう1つ、注目しているシリーズの風野真知雄先生の時代小説最新作・若さま同心徳川竜之介シリーズは、最新刊の風神雷神が好評発売中です~。
記憶を失った孤高の少年剣士・柳生全九郎に勝ったものの、重症を負った徳川竜之介は・・・・・・。

・・・って、その話じゃないですね。
そう、マリア様がみてる・実写版(映画)のお話でした。

[eiga.com 映画ニュース] 今野緒雪の人気ティーンズ小説「マリア様がみてる」の実写映画化が決定。ファッション誌「ラブベリー」専属モデルの未来穂香と、ファッション誌「Seventeen」専属モデルの波瑠がダブル主演で臨むことになった。
原作は、累計発行部数540万部を誇るライトノベルで、テレビ東京系でアニメ化もされた話題作だ。「カラスコライダー」「イケメンバンク THE MOVIE」の寺内康太郎監督がメガホンをとる同作は、37巻まで刊行されているコミックスの1巻の内容を映画化する。

2010年4月1日 06:00 エイガドットコム”「マリア様がみてる」実写映画化決定、主演は未来穂香&波瑠”より引用

ほかに関連記事としては、ORICON STYLE(ティーンズノベル『マリア様がみてる』が人気モデルのW主演で実写映画化) や シネマトゥデイ(セブンティーンとラブベリー専属モデルがW主演で実写映画化!540万部のライトノベル「マリア様がみてる」)などがあり、そこで詳細を見ることができます。

あと、忘れちゃいけない公式サイトはコチラです。

・・・と言っても、今秋公開なだけあって、キャスト発表は小出しにするのでしょう、今のところヒロインの福沢祐巳と、その憧れの上級生こと紅薔薇のつぼみ(ロサキネンシス・アン・ブゥトン)の小笠原祥子を担当する女優さんしか公表されていませんが。。。

ほかの人は、誰になるんでしょうね~。

いつでもGOGO青信号・・・だけど一巻当時はか弱い女の子・島津由乃とか、彼女のお姉さまの支倉令とか、そのお姉さまで黄薔薇(ロサフェティダ)の鳥居江利子とか、祥子のお姉さまで紅薔薇(ロサキネンシス)の水野蓉子とか、1年生にして白薔薇のつぼみの藤堂志摩子とか、そのお姉さまで白薔薇(ロサギガンティア)の佐藤聖とか・・・。
薔薇の館の外では、武嶋蔦子とか、山口真美とか、築山三奈子とか・・・。

いろいろ気になります!
楽しみです!!

登場する女子高生役も、どどーんとオーディションするらしいですし♪

映画『マリア様がみてる』出演者オーディション~同名の大人気ライトノベルの映画化。女子高生役のキャストを一般から募集~

楽しみです♪

ところで、今回発表になった小笠原祥子役の波瑠さんですが、セブンティーンの看板モデルをしながら女優さんへの階段を上がっている方というのはよく知られていますが、今回、彼女の起用にあたって、私はふとあることを思い出しました。

・・・といいますのも、マリア様がみてるシリーズ34冊目の”マリア様がみてる 卒業小景”の35ページからのシーン。
主人公・祐巳の同級生でテニス部に所属している 桂さんは、1学年上で同じ部のお姉さまが卒業を前にして、自分の妹にラケットをあげたのを知り、動揺します。
なぜかというと、その前の年、桂 は当時、尊敬していたテニス部の副部長にラケットをもらうという、ちょっとお姉さまに後ろめたいことをしてしまっていたからだったのでした。

「瑞枝ちゃん(注・桂 の妹でテニス部員)が私のあげたラケットを無邪気に振っていたら、あなただって使えずにいるあのラケットを使えるんじゃないか、と思ったのよ」
「私が使えないラケット、って何ですか」
心臓がドックンドックンと鳴り出した。まさか、まさかと打っている。
「去年ーー」
「波瑠(注・振り仮名で”はる”とついています)先輩からラケットをもらったこと、どうしてお姉さまがご存知なんですかっ!」

ここを初めて読んだとき、実はひそかにセブンティーンもちょくちょく読んでいる私は、

「なんでモデルさんと同じ名前? マリみての世界にも近代化が訪れたの??」

なんて首をひねっていましたが、今思えば、その頃にはもう実写映画のお話があったのかもしれません。
この作品が出たのは2008年10月とずいぶん先ですが、映画化という大きなプロジェクトが動くには、いろいろな人の都合やスケジュールを前もってすり合わせていかなければならないかもしれませんし・・・。

なんて、考えすぎかもしれませんけど。

でもまあ、そうやって今出ている情報などを見てワクワクするのも楽し、想像するのも楽し♪

いったいどんな作品に仕上がるのでしょう?
今後の動きに注目です!

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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はいたの国のペンギン 右側親知らずで救急外来篇③

こんにちは、ペンギンです。

いや~~、春ですね♪
あたたかい気候に恵まれて、京都市はもちろん、KCG京都駅前の桜たちも満開御礼状態。

思わず見惚れて目線を上げていたら、自然と背筋が伸びて、

「あぁ~。こうやって人間は、冬のちぢこまった体を伸ばしていくのね~」

と、感心してしまいました。

春ですねっ♪

・・・・・・とか、”♪”つけてみたけれど、そんな私は、もうすぐ全身麻酔で親知らずを4本、一気抜きするんですよね。。。。。。

あんまりうれしくないです。

だって4本ですよ?
何それ、多すぎないと思うのは・・・まあ、当然でしょう。
目下、腫れ時々静かの右下と、同じような姿勢で生えている左下、・・・うん、これだけ取ればいいのではないかな~と思ってしまうのは、まあ、当然といえば当然でしょう。

だって、ものすごく痛そうですし。

・・・で、手術予約はそのままに、どうしようこうしようと迷っているうちに術前検査が終わり、そして3月28日日曜日の夜に・・・・・・事件が起こりました。

右下親知らずの反乱です!!

まず、朝起きたときから、微妙に歯茎のあちこちに違和感をおぼえたのですが、日曜日だし、病院はやっていないし、それほど痛くないしで放っておいたのですが、それが間違いのもとで。

午後8時過ぎに、痛みが階段を急激に駆け上がっていき、午後9時―。

「イタタタタ・・・!」

いきなり、経験したことのないような激痛が右下親知らず付近を襲いました。

いや、激痛なんて生ぬるいものではありません。

鉄球でガンガンやられている親知らずの周りが激しく脈打って、歯の中の神経をペンチか何かでギリギリとねじり上げられ、その都度、頭に向かってすごい勢いで何かがどくどく脈打っている・・・・・・といった痛みで、動けないどころか、口も開けられない状態になってしまいました。

薬を飲もうにも、手元にあるのは術前3日前から飲むようにと指示されていた強めの抗生物質と子分その1があるだけ。

これが効くのかわからないし、そもそも、何かを食べて薬を飲むという行為すらも出来ないような痛みで何も出来ず・・・ただただ、壁際にじっとうずくまってうつむいて、1時間半もの間、ずうっと、

「イタイイタイイタイイタイ・・・」

と、言いながら、部屋の隅っこに丸くなっていました。(人間、弱ると狭いところに行きたがるのでしょうか)

それが2時間にさしかかろうとしたときに、さすがにこれはもうダメだと思い、痛みの合間を縫って、這うような思いでパソコンの電源を入れ、京都市内の歯科で日曜祝日も診てくれる病院を検索。

・・・するも、日曜日の午後10時過ぎにやっている歯医者さんなんて、あるはずもなく。
結局、親知らず抜歯手術をしてもらう音羽病院の救急外来へ電話し、

「痛み止めくらいしか出せませんけれど・・・どうぞお越しください」

との言葉にすがる思いで、眠り込んでいた家族を起こして、音羽病院へ。

すると、若いシニアレジデント(専門研修医という意味みたい。ちなみにトをスにするとマンションの意味になりますから注意)の先生いわく、

「こんばんは~。今日はどうされましたか?」

「はい~~・・・。歯が、・・・歯が、痛くて・・・・・・」

すると先生は困ったような顔をしてうなずきました。

「そうですか~。・・・・・・ところで今日はどうされましたか?」

「えっ・・・!」

一瞬、夢を見ているのかと思いましたが、この微妙な空気は間違いなく現実だから、きっとそう。

考えてみれば、救急外来ってひどい風邪とかインフルエンザとか、いろいろ・・・、とにかく歯痛で来る人はかなりレアなのかもしれません。
とりあえず説明をして、血圧測定後に頓服を処方され、帰宅~。

薬を飲んで、ようや歯痛から開放されたときには、日付が変わっていました。

いや~~、おそるべし・・・ですね・・・歯痛。
解放されて気がついたのですが、ずっと頬に添えていた手が、じんじん痺れていました。

言葉はあまり良くないけれど、ナメていましたよ・・・親知らず。

それまでずっと、2本抜歯ですまないかなとか、あんまり抜きたくないなとか思ってましたが、もう、前言撤回!!
あんな痛みが残した歯の回数ぶん来るとしたら、もう、耐えられません!!

・・・・・・というわけで、今月中に4本抜歯、いってきま~す。

腹はくくった、もう頑張るぞ~。

皆様も、歯にはお気をつけくださいませ。
彼らはナメると、恐ろしい力を発揮しますけん。

というわけで、・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

この続きの親知らず記事はコチラ

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はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・術前検査と麻酔科受診篇②

こんにちは、ペンギンです。

3月ですね~。
それももうすぐ終わりの年度末です。
先日の土曜日はKCGKCGIの卒業式でしたし、来月は入学式。

校舎のあちらこちらで、別れと出会いが交錯して、何かとにぎやかな日々が続くこの時期。

とにかくめでたくて、KCG隠れキャラの私までもちょっと浮き足立ってしまいそうな日々が続いています。

卒業生の皆様、ご卒業、おめでとうございます~♪
そして入学される皆様、ちょっと早いですがご入学おめでとうございます~♪

皆様の行く末が光に満ちた日々でありますように。

・・・とか、言っている私は微妙にくら~い気持ちだったりするのですが・・・(汗)。

というのも、先日のお話。
親知らず出現ストーリー(1本)”につづき、”親知らずは4本だったよ、入院&全身麻酔でいこうぜストーリー”がございまして、そして先日。

術前検査と麻酔科受診のために、またも行って参りました。

山科区民の駆け込み寺こと、洛和会音羽病院京都口腔健康センター(歯科・口腔外科・矯正歯科)です。

集合時間は午前8時半。
今回の所要時間は半日はみておいてほしいとのことだったので、お休みの日を選んで、普段、あまり読んでない本を持って。

受付からほどなくして、術前検査のフルコースが始まりました。

①CT撮影(口腔外科)
歯科・口腔センター内にある、歯科専用と思われるCTで、右下親知らずを包んでいる袋(嚢胞)の大きさなどを調べる・・・予定だったのですが、突然、機械が故障(汗)!
後回しになりました~。

②尿検査(麻酔科)

③HIVおよび肝炎の検査についての説明(麻酔科)
麻酔医の先生から、感染症検査同意書(HIVと肝炎等の検査をやってもいいかという同意書)への署名を求められました。
あとでもらったパンフレットによると、

”輸血の予定がない場合も、緊急に輸血が必要になる場合もあります。輸血前検査として、HIVの検査も行いますので、拒否される場合はお申し出ください。
輸血前に感染がなかったと証明ができなければ、輸血後の感染について公的な保証は受けられません”

とのこと。

なるほど、そういう意味があったんですね~。
新たな知識に目からウロコ状態になりつつ、署名終了。

④採血(麻酔科)
 2時間後におおまかな結果が、その他細かい内容については数日かかるとのことです。

 このとき看護師さんから、麻酔に関するアンケートと、”麻酔科・歯科麻酔科からのお知らせ~歯科麻酔科で管理する麻酔について~”というパンフレットをもらい、

 「全部読んで、それから記入しておいてくださいね~」

 と言われました。

⑤胸部レントゲン

⑥心電図
 「緊張せずに、だら~んとしてください」 
 と言われつつ、手首、足首、胸に数箇所ほど機械をつけて、1分弱くらいでしょうか、それくらいチェック。
 
⑦血が止まるまでの時間測定
 耳たぶにぶすっと針(?)を刺して、血を出して、看護師さんがストップウォッチで血が止まるまでの時間を計ってくれました。

⑧肺活量の測定
 「普通に吸って~~吐いて~~~、いっぱい吸って~~、吸って~~、吸って~~、限界まで吸って~~。いっぱい吐いて~~、吐いて~~、限界まで吐く~~」by看護師さん

⑨CT撮影
 歯科のものが調子が戻らなかったとかで、全身用の機械で撮影。

⑩歯型をとる
 ここで私の抜歯予定歯の4本中、3本が奥深いところにあることが発覚!
 止血の関係などで、1週間ほど専用プレートのようなものを付けておく必要があるとかで、歯型をとって、そこから作るのだそうです。。。
maji desuka・・・・・・。
 
⑪麻酔の説明(麻酔科)
 麻酔科の先生より、先ほどのアンケートを回収され、パンフレットを読んだか確認されました。
 そしてその中で重要と思われる点を念押ししたり、

 「手術まで日があるので、まだ担当の麻酔医は決定してないんです」

 などなど、話したあとに説明終了。
 
⑫歯科診療・手術説明
 簡単な診療後、主治医の先生から、”手術説明書(智歯抜歯)”と”手術説明書(嚢胞)”と”手術・麻酔同意書”の3枚をなぞる形で説明。

 ここで、右下の親知らずが神経に近いので、まれに抜歯時にふれてしまって、唇付近の神経が麻痺してしまうことがあるという話や、左右上の歯が深いところにあるので、抜いた際に副鼻腔(上顎洞)とつながってしまうことがあり、つまり、

「口と鼻がつながってしまい、たとえば飲み物を飲んだときに鼻から出る」

 ということなどが起こり得るので傷がふさがるのをたすけるために、専用のプレートを一定期間はめ込む必要があることなどの説明を受けました。ちなみにコレ、専門用語で言うと”口腔上顎洞瘻孔の可能性がある”というお話みたい。

 難しいことこの上なさそうですが、同時に、嫌なことこの上なさそう。
 ・・・まあ、世の中広いから、もっともっといろいろなことがあるのでしょうが・・・(汗)。

 とりあえず、1週間は安静にしておいた方がいいとのことです。

 1週間かぁ・・・。
 思ったより長くて、ちょっと凹みました。 

⑬神経が通っているかどうかの検査
 CT撮影で、右下の埋没親知らずの一部が顎の骨と同化し始めているのが発覚したとかで、その前の歯にちゃんと神経がきているかどうかの検査を受けました。
 時間にして1分少々。

⑭入院の説明
 事務の方から、入院に関する書類等をもらいつつ、説明~。
 

 ・・・ってな感じで、今日の検査は終了。
 もらったパンフレットを並べてみたら、こんな感じになりました。

音羽病院の親知らず抜歯書類と入院のしおり

 

 いっぱいありますね、嬉しくないです。

 ついでに本日のお会計の内訳は、こんな感じ。

 麻酔科の検査料(1489点)・・・4467円
 麻酔科の画像診断料(210点)・・・630円

                  計5100円

 口腔外科の再診料(57点)・・・171円
 投薬料及び処方箋料(68点)・・・204円
 処置料(120点)・・・360円
 画像診断料(1420点)・・・4260円

                計5000円

 今日の合計金額・・・10100円

 こうして書いてみると、結構、高いですね・・・。
 親知らずが発覚して以後、これまではだいたい1万円ちょっとはかかっていると思うので、大まかに考えて現時点で2万円ちょっとかかっていることになります。

 ・・・終了までにいったい、いくらかかるんでしょ・・・?

 いろんな意味で、凹みそうです。。。

 ま、抜いたらスッキリ、楽しい人生が待っているのでしょうけれど。
 
 がんばるべ~~♪

 というわけで、・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①

こんにちは、ペンギンです。

ここ最近、日増しに過ごしやすい気候になってきていて、ちょっとだけ浮かれていたペンギンです。

そう、”浮かれていた”・・・過去形です。

・・・というのも、・・・・・・ですねー。

先日、このブログでお話をしました”親知らず出現ストーリー”。

その後、定期的に歯医者さんに通って、あとは抜歯したらメデタシメデタシ・・・という流れになるはずだったのですが。

なぜだかどうして今日のペンギンは、山科区民の駆け込み寺こと、洛和会音羽病院京都口腔健康センター(歯科・口腔外科・矯正歯科)の待合室のソファに、緊張してちんまり座って待っていました。

総合病院だから待ち時間があるだろうと考えて、持ってきたのはあまり家では読まない本で、ジャンルはホラー。
でも、よくよく考えてみれば親知らずの抜歯のための初診を待つのに、怖い本なんてそうそう読み続けられるはずもなく。

おだやかな雰囲気の中、不自然に良い姿勢で待っていました。

・・・というのも数日前、かかりつけの先生に、

「ペンギンさんの親知らずは、顎の神経に近くて難しいから」

と、口腔外科を紹介されてしまいまして。。。

それから昨夜まで、グーグル大先生の手を借りて、さまざまな親知らず抜歯レポートを見ながら、

「私はどんなふうになるのかなー?」

とか、

「抜くのは1本だから、ちゃちゃっとやって日帰りかなー」

とか、あれやこれやと想像したり、変な汗をかいたりしながら、想像をして・・・本日の受診を迎えました・・・。

で、緊張しながら、変に良すぎる姿勢で待っていた・・と。

そんなこんなで待つこと20分弱、しばらくして呼ばれて、顎のレントゲンを撮ってもらったあとに・・・ついに診察タイムがやってきました。

それで私が言われたのは・・・・恐るべき言葉でした。

「ペンギンさん、今、悪い親知らずは1本だけれど、ほかにも3本ありますよ」

・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぃぃぃ!!??

「よ、4本ですか!?」

頭が真っ白になりそうになりながらも、必死に尋ねる私に、とってもエライらしい歯医者さんいわく、

「はい、4本ですね。ほら、この写真にも出てるでしょう? ここ、ここ、ここ、ここ」

上下左右を指差して、・・・・・・確かに4本。
4本あります。

そっかぁ~~、1本じゃなくて4本だったんだね♪

4倍、4倍、4本です~~~♪

・・・・・・・・・・・・・って、全然うれしくないし!!!

だいたい、親知らずの抜歯って1本でも日帰りでメチャクチャ大変らしいのに、4本って、それはものすごくものすごく大変なんじゃないですか!?

「・・・・・・」

予想外の数字に呆然としている私。
あまりに呆然としすぎていて、術前の申し込みのために問われた年齢にも答えられない始末で・・・。

そうこうしている間に、手術(親知らずの抜歯って、小手術みたい)を担当してくれる先生がやってきて、今後の手順を説明しつつ、申し込み~。

↓もらったプリントの歯のイラスト。本当にこんな感じで生えているのです。・・・というか、これよりもっとひどい、顎の骨に埋まっている状態らしいですが。。。

親知らず(智歯)抜歯・下顎埋伏智歯の抜歯について

結局、3月中旬に術前の健康診断をし、4月に・・・・・・あぁ、考えたくもないし、想像したくもありませんが、全身麻酔で4本抜歯の上、2泊3日の入院をするはめになりました・・・。(3月は予約がいっぱいなんですって)

こうして書いている今も、油断したら力ない笑いがこぼれてきそうです・・・。

病名:下顎右側智歯部含歯性嚢胞、左上・右上・左下・智歯周囲炎
手術形式:嚢胞摘出術、智歯抜歯

漢字だらけで、素人の私から見たらちょっと戒名のような・・・・・・って、縁起でもないです!!!

あぁぁ~~~~~・・・・・・。

思えば、Aliceさんから親知らずの話を聞いたのが1月下旬。
それからほぼ1ヶ月で、まさかこんな事態になってしまうとは・・・。

人生、どこにどうすっころぶかわかりません。。。

とりあえず、親知らずレポートはまだまだ続きそうです・・・。

マイムマイムを踊る中に割り込んできたオッサンは、ひとりではなかったんですね・・・。まだまだいた・・・・と。。。

あーあーあーあーあーあー・・・・、もうやだ・・・けど、抜かないと・・・ふぅぅーーー・・・。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(半泣き)。。。

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はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇

こんにちは、ペンギンです。

寒くなったり暑くなったり、雨が降ったり降らなかったりと、なんだか嫌な天気が続きますが・・・、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

・・・え、私ですか?

それがですねー、聞いてくださいよ、もぉ・・・。

1月下旬頃、KCG某所にて、Aliceさんが物悲しげに頬をおさえている風景に遭遇しました。

「あれー、Aliceさん。どうかしたのー?」

と、半ばドラマティックな展開を想像しながら聞いてみたら、親知らずが痛いとのこと。

そうか、歯が痛いんだ。
それで私はなんとなく、過去に親知らずらしきものを抜いたときの話をしておきました。

・・・今となってみれば、あのときの私はまだ幸せだったのですが。

それから数日経った、2月の上旬―。

右の奥歯がなんだか痛いな?と思った私はAliceさんのこともあって、そそくさといつもの歯科へ~。

ペンギン大好き・話し上手で説明上手な歯医者さんに症状を説明したところ、

「あれれ? それはちょっと匂いますね~」

と、どこかの名探偵のような台詞のあとでレントゲン室へ誘われ・・・。

数分後―。
思ってもみなかった恐ろしい言葉を宣告されてしまいました・・・。

「あらら~、ペンギンさん。これ、親知らずですよ~。ほら、横向きに生えてるこの歯」

親知らずって!
しかも横向きに生えてるって、何ですかそれ!?

たとえて言うなれば、みんなが仲良く手を取り合ってマイムマイムを踊っていたときに、どこからともなくオヤジさんがやってきて、

「オジサンも仲間に入れてくれよ~」

「きゃ~、やめて~」

「やめて~、ギュウギュウになっちゃう~」

「横向きでいいからさ~、仲間に入れてくれよ~。ほら、入った♪」

「きつい~~」

「やめて~~」

・・・とまあ、こんな感じですよね、たとえて言えば。

そんな光景が、歯茎の中で起こっている・・・と。

で、現実、私の目の前では、見事、推理を的中させた名探偵よろしく歯医者さんが、にこにこと言いました。

「んっとね、これはちょっと大変かな。院長先生にやってもらった方がいいですね。処置自体はね、1時間くらい前に来てもらってね、それでね、ここを・・・して、・・・・・・・・・して・・・・・・で・・・・・・」

ここから彼女が何を説明してくれたのか・・・私は覚えていません・・・。。。

なぜなら私、頭が真っ白、気分的には髪の毛も真っ白になった気分で処置台の上に横になっていましたから。。。

ちなみに歯医者さんいわく、私がかつて抜いた”親知らずらしきもの”は親知らずではないらしく、”ただの歯”と推測されるそうです。

・・・”ただの歯”って・・・。
いや、一応、抜いたのだから、”ただではない歯”だったのでしょうけれど。

それはさておき。

とりあえず、今週は様子見で、来週にどうするか決めましょう・・・とだけ言われて、帰宅した私。

しくしくしく・・・と心の中で泣きながら、今週、どことなくスッキリした顔でKCGを闊歩しているAliceさんを羨ましげに見つめる日々なのでした。

・・・いやですね、”親知らず”。
ってか、何、”親知らず”って可愛らしい名前は。
”魔犬の牙”とか、そんな名前の方がお似合いでしょう。それか”悪魔の悪戯”とか。

・・・・・・なんて、名前に八つ当たりしてもしょうがないですね・・・。

次回は「はいた(歯痛)の国のペンギン 右側親知らず・抜歯するかもしれない篇」です。

・・・って、続くのでしょうか? ・・・・・・わかりません。
今度、レントゲン撮ったら、消えているといいけれど。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー。。。

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工場見学へ行こう⑩~八ツ橋を作る・おたべ本館・後編~

こんにちは、ペンギンです。

いやー、寒いですねー。
寒いと思ったら、雪、降ってきましたよ。こりゃ寒いはずで・・・。

こういう日は、あたたかいお部屋の中で、コタツぬくぬく、工場見学レポートをまとめるのが一番♪

ってなわけで、前回のつづいて、”おたべ道場本館”でのお話。
今回も”おたべの歌”から、いってみたいと思います~。

おたべ、おたべ、おたべったらお~た~べ~~♪(おたべのテーマソング)

さあ、気が済んだところで、関西の工場見学情報満載の過去のレポート一覧です。

工場見学へ行こう①~京都ヤクルト工場編~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・上~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・下~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・上~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・下~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・チキンラーメン体験工房編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・マイカップヌードルファクトリー編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・写真集~
工場見学へ行こう⑤~造幣局 編・上~
工場見学へ行こう⑤~造幣局・下~
工場見学へ行こう⑥~関西国際空港・わくわく見学ツアー・ダイナミック関空コース~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・上~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・下~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・1~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・2~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・3~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・4~
工場見学へ行こう⑨~明治乳業ヨーグルト館編~
工場見学へ行こう⑩~八ツ橋を作る・おたべ本館・前編~

さてさて、前回、米粉と砂糖にお水を足して、”ねるねるねるね”・・・じゃない”練り練り”して、蒸す・・・というところまでお話しました。

で、今回はその続き~。

蒸している間、係のお姉さんに誘われて”おたべ小路”なるところへ行きました~。
通路の片側がガラス張りになっていて、その向こうにはおたべの生産ラインが見学者に見やすく、きれいに並んでいるこの”おたべ小路”。
ここではおたべの材料等について、

「福井産の米粉と瓜割の水(後日、見に行ってきました)、それからベトナム産のニッキと北海道の小豆を使ってるんですよ~」

という説明や、

「黒おたべは、ごまと食用竹炭を使ってるんです。ごまだけだと、青みがかった色になってしまうので」

という豆知識や、

「おたべの生産量が最も多いのは、修学旅行生や観光客の方が多く京都を訪れる秋なんです」

という豆知識その2などを教えてくれたあとに、ガラス張りの壁にある小窓から出してくれた、出来立てホヤホヤのおたべを試食~♪

出来たばかりのおたべって、柔らかくってプニプニしてるんですね~。
店頭の商品ほどニッキの主張がなく、”おたべ”って感じよりも”お~た~べ”って感じ。

売っているものとはちょっと別物みたいだと思いました。

ちなみにペンギンが訪れた日の午後は、ちょうど生産が午前で終わってしまっていたらしく、残念ながら、おたべは出来立てホヤホヤ・・・とまではいきませんでした。。。

なので、お姉さんいわく、

「今度、来てくださるときは、午前中の方がおすすめですよ~」

とのこと。

そうですね、確かに午前中の方がいいかも。
アドベンチャーワールドの仔パンダも、午前中にたくさん遊びまわったあと、午後は爆睡モードに入るというし、早起きは三文の徳、ってことなのでしょう、きっと・・・うん。

さて、おたべについてちょっと詳しくなったところで、体験道場に戻り~。

蒸された生地は、こんなふうになっていました。

ちょっと”ういろう”みたい。
もう、すでに美味しそうです。

「食べたい・・・・・・」

おたべ作り⑥蒸された生地

砂糖を足して、こねます。

おたべ作り⑦生地を丸める

生地を1本の棒にします。

おたべ作り⑧生地を1本にまとめる

スケッパーで3つに切ります。

おたべ作り⑨スケッパーで3つに切る

分割した生地の中央を、それぞれ軽く指で押して凹ませてニッキを入れます。

おたべ作り⑩ニッキ穴

これを何度も伸ばしたり丸めたりしながら、全体がニッキ色になってきたところで、麺棒を使って生地を伸ばします。

おたべ作り⑪生地をのばす

スケッパーで生地が正方形になるように切り落とし、中央にあんこ(ごま、栗、小豆の中で好きなものを)をのせます。

欲張ってのせると、中身がにゅーっと出てきそうですね~。
まるで、生き方やら性格やらを見透かされているようです。
おそるべし、おたべ!!

・・・とか思いつつも、結構、どっさり小豆をいれました(笑)。

おたべ作り⑫あんこをのせる

でっきあがり♪

おたべ作り⑬できあがり

抹茶色のは、ニッキを練りこむときに抹茶の粉も入れてみたら、色が変わってこうなりました~。
おもろいですね、おたべ作り♪

KCG京都駅前校から最も近い、工場見学&体験教室”おたべ道場”!
皆様もぜひ、行って見られてはいかがでしょうか~? 話のタネにもなって、オモロイですよ~♪

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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工場見学へ行こう⑩~八ツ橋を作る・おたべ本館・前編~

こんにちは、ペンギンです。

最近、工場見学日記と化しているこのブログ。 
今回は、これまで行った工場の中で最もKCG京都駅前校に近い・・・おそらく徒歩20分ほどで行けてしまうのではないかと思われる、知る人ぞ知る、あの工場に行ってまいりました♪

おたべ本館・体験道場

ここは、京都土産の定番中の定番・おたべ(生八橋)を作っている工場と、来場者がおたべ作りを体験できる体験道場(要予約)、そして売店等が併設された、比較的新しい施設です。

↓外に止まっていた、おたべちゃん号(この車の話は後述ってことで)

おたべちゃん号

おたべ、おたべ、おたべったらお~~た~~べ~~♪(たくましそうな男性たちが歌う、どこか”かに道楽”に似た雰囲気が漂うおたべのテーマソングです。知ってました? 知らないのなら、ぜひ、見学に行って聞いてみてください~)

・・・っと、おたべの歌を歌って楽しい気分になったところで、これまでの工場見学リストをどうぞ♪

工場見学へ行こう①~京都ヤクルト工場編~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・上~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・下~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・上~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・下~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・チキンラーメン体験工房編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・マイカップヌードルファクトリー編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・写真集~
工場見学へ行こう⑤~造幣局 編・上~
工場見学へ行こう⑤~造幣局・下~
工場見学へ行こう⑥~関西国際空港・わくわく見学ツアー・ダイナミック関空コース~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・上~
工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・下~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・1~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・2~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・3~
工場見学へ行こう⑧~食品サンプル工場・森野サンプル編・4~
工場見学へ行こう⑨~明治乳業ヨーグルト館編~

というわけで、おたべ本館にやってまいりました。
KCG京都駅前校から、歩いておそらく20分程度と思われる距離にある、おたべのおもしろ施設です。(大事なことなので、2回言いました)

・・・って、実際に歩いたわけではないので、保障はできませんが、近いです、ホントに。

さぁ、中に入ってみましょう~。
入り口で受付をすませ、係のお姉さんに誘われて・・・いざ、おたべ体験道場へ! 

ガラス戸の取っ手が、おたべです。
こだわってますね~♪

おたべ体験道場入り口

きれいに手を洗って指定された調理台の前に立つと、すでにおたべ調理セットが用意されていました。

おたべ、おたべ、おたべったらお~~た~~べ~~・・・は、これらを使って作るんですね♪

胸が高鳴ります♪

おたべ作りの材料

さて、セットを見てみましょう~。

ビニールの手袋と、麺棒とスケッパーと、

おたべ作りに使うもの

米粉と砂糖の入った袋が2つあります。

おたべを作る材料・米粉と砂糖

それらのそばには、おたべの中身となるあんこセット。左から”ごま”、”栗”、”あずき”です。美味しそうですね~。

おたべの中身・ごま栗あんこ

おたべ作りの説明書もありました。
イラストつきでわかりやすく、お子様からお年寄りまでとっても優しい内容になっていました♪

おたべ作りの説明書

・・・と、調理台にあるものを確認したところで、開始時間になり・・・おたべ体験道場の始まり始まり~♪

最初に各テーブルごとに記念撮影をしてもらい(これは終了時、おたべ道場免許皆伝というフレームつきの名刺大のカードにして、参加者全員に無料で配られます)、作業開始~。

まずは米粉と、お砂糖1袋を混ぜます。

おたべ作り①米粉と砂糖を入れる

次にそれらを水で溶きます。

おたべ作り②水を入れて混ぜる

この水は福井にある、日本の名水100選の1つに数えられている”瓜割の水”で、米粉も福井産、小豆は北海道産で、ニッキがベトナム産だそうで。

福井産の2つを、冒頭でご紹介したおたべちゃん号が毎日、南区のこの工場まで運んでくるのだそうです。

なるほど~、おたべちゃんは生まれは~~~で京都育ちなんですね~。

さて、さくさく混ぜ、トロトロになったところでいったん手を止めます。

おたべ作り③トロトロになったら

クッキングペーパーを敷いた蒸し器に流し込みます。
トロトロですね~。

おたべ作り④ペーパーに入れる

係の人に回収された蒸し器に、それぞれ調理台のナンバーが付けられて、釜の上に置かれます。

おたべ作り⑤釜蒸し

どんなふうに出来上がるのかな?
高鳴る胸をおさえながら、蒸し時間を生かして、工場見学が行われます。

・・・っと、長いレポートになってしまいました。

この続きはまた次回、ってことで。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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