一歩ずつ復興への道を歩む石巻 - ボランティアの記録 - その1

一歩ずつ復興への道を歩む石巻 -ボランティアの記録-
その1
その2
その3
その4

ゴールデンウィークを利用して,2011年4月30日から5月7日まで,東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の一つ宮城県石巻市で復興支援ボランティアに参加してきました。

今日から,少しずつその報告をしていきます。

津波の被害を受けた石巻

石巻市の被害状況は5月6日現在で,人口162,822(2月末現在)に対して,死者2,244人,行方不明者2,770人(4月4日現在),避難者8,920人となっています。

私が石巻に入った4月30日の時点では,震災から7週間が経過していたのですが,津波の被害を受けた地域では,未だに潰れた家屋やひっくり返った車などで溢れていました。

街がかき回されてグチャグチャになっているという表現でも言い足りないくらいの状態です。2階建ての家の2階に突き刺さるトラック。ガソリンスタンドの中に流れ込んだ家屋。海岸の堤防近くの住宅街では,住宅の土台部分のみを残してきれいさっぱり何も残っていない場所が100メートル位近く広がる光景も目にしました。

流された車

↑ 積み身により被害を受けた家屋と重なる自動車

ガソリンスタンドに家

↑ ガソリンスタンドに流され入った家屋

2階にトラックが突き刺さる

↑ よく見ると家の2階にトラックが突っ込んでいる

そのような状況にある石巻で,私は青年海外協力隊OB・OG(以下OV)を中心としたグループ『協力隊OV石巻市震災支援プロジェクト』 に参加しました。

つづく

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