履歴書の写真がスピード写真ではダメな理由(わけ)

「先生、履歴書の写真ってこれでいいですよね」
って、スピード写真を持ってくる学生がいる。

スピード写真とは、駅やコンビニの前などにある「あれ」だ。

確かに、顔は映っている。
しかし、スピード写真を撮った事がある人なら分かると思うが、目の焦点が合っていないことが多い。正直どこ見ているのかわからない。すぐにスピード写真だと分かってしまう。

写真なんてどうでもいいんだ。
なんて思っている君、それは大間違いです。

履歴書は応募する時、一番最初に出す物だ。
採用担当者は、まず履歴書に目を通す。
その際、一番最初に見るのは、間違いなく写真だろう。
最初に見るという事は、この写真で第一印象が決まってしまうわけだ。

じゃあ、どんな印象なんだろう。
男前だな〜、なんて思う担当者なんていないだろう。
実は、写真に映っている顔なんてどうでも良いのだ。
(そりゃそうだろう)
写真をみて、この写真を貼る事に対して気遣いがされているかが問題なのだ。
一生を決める大事な履歴書に、スピード写真を貼る事に抵抗感はないだろうか。
この抵抗感こそ、気を遣うっていうことなんだ!
一生を決める大事な履歴書には、写真屋さんに撮ってもらった良い写真を貼る。
という気持ちが大事なんだ。

スピード写真は「やっつけ」のような印象を与えてしまうのだ。
「やっつけ」=「手を抜いている」と思ってもらいたい。
つまり、就職活動で手を抜いている感が出てしまうと印象が悪くなるのは当たり前。
それどころか、仕事でも、手を抜くんじゃないだろうかなんて思われるかもしれない。
普通、これだけのことが分かれば、絶対にスピード写真は使わないだろう。
それでも使うというなら、さらに「悪く思われる事に鈍感」という印象さえついてしまう。
「悪く思われる事に鈍感」というのは、社会人にとっては大問題だ。
お客様に悪く思われても気づかないのだから、ドンドン悪く思われる。
周りの人に悪く思われてても気づかないのだから、人間関係も悪くなる。

それから、見た目もチェックされる。
見た目と言っても、男前かどうかじゃない。
例えば、髪の毛。
眉にかかっていないか。耳にかかっていないか。髪の色。などなど。
チェック項目は結構ある。
要は、就職する事への意気込み・・・気持ちなんだ。
就活は一般的に、髪の毛はサッパリし、色は黒髪って決まっている。
個人的な事を言えば、別に仕事をするのに髪の色なんてどうでも良いと思う。
社会人で髪の色を変えている人なんていっぱいいるんだから。
でも、それではいけないんだ。
なぜって?
就職活動は「そういうもん」だからだ!
つまり、「そういうもん」なのにあえて髪の色を変えるというのは、意気込みを疑われてしまうのだ。逆にどうしても入りたい企業なら、「そういうもん」に従うっていうわけさ。

こんな理由で、スピード写真は、就職活動に向いていないのだ。
履歴書に貼る写真は、写真屋さんに撮ってもらおう!!

KCGなら、プロのカメラマンによる履歴書用証明写真の撮影会が12月にある。

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