kindle Paperwhiteを入手

ども,サスペンダーです。

先日,電子書籍リーダーを,いつ買うの?今でしょ!っていいましたが,kindle Paperwhiteを入手しました。

kindle

エレファントブックス
という電子書籍専門出版社の「いいね」キャンペーンに参加したら,当たりました。

実にいいです。
まず,見やすいことです。
紙見ているようですが,明るい所とかは紙以上かな。
それに,やっぱりAmazonというところですね。
試し読みもできるし,検索も簡単。
そして,Send-to-Kindleという機能がいい。
kindleにはメールアドレスが設定されているので,そのアドレスにデータ(今回試したのはPDF)を送れば,簡単にデータを移せるのです。
これは便利かも。

まだまだ使い込んでいませんが,これからが楽しみです。
(早く,リアル本読まないと!)

それでは。

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太陽の初入力(かな入力)

みずいたいよう

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楊家将

ども,サスペンダーです。

今年こそは,電子書籍リーダーを思い切って買おう!と思いました。
そこで,今ある未読リアル本(紙)を数えてみると,なんと12冊!
読書スピードがそれほど速くない僕は,1冊読むのに1ヶ月。
つまり,12ヶ月かかるということ。これって,1年じゃん。
来年までお預けです。
と思っていたら,1冊追加で13冊に。
このまま,先延ばしにしていくと,どんどんリアル本が増える予感が。
今買わなくて,いつ買うの?
今でしょ!

今年最初にご紹介する本は,北方謙三著
「楊家将」

楊家将上
楊家将下

です。
上下の2冊です。

ついに,北方謙三に手を出してしまいました。
これで,気兼ねなく水滸伝や楊令伝,三国志に手が出ます。
って,またリアル本増えるじゃん。
(読み始めるまでに,電子書籍リーダー手に入れないと。)

楊家将ですが,これは中国では三国志と人気を二分する演義ものだそうです。(知らなかった~)

楊家は,宋時代の武門の一族です。
最初は,北漢の臣で,宋を苦しめましたが,宋に下りました。
宋は,あの趙匡胤が立てた国です。
物語は,中原を支配している宋と,北の遼との,燕雲十六州をかけての戦いです。
主役は,楊家の長,楊業,そしてその息子7人です。
楊業率いる楊家軍強いのです。
その活躍を描くのですが,遼も強いのです。
遼には「白き狼」と呼ばれる耶律休哥(やりつ・きゅうか)という将軍がいます。
騎馬対騎馬のすさまじい戦闘シーンを描いた場面などは,本当にドキドキします。
そして,物語は楊業の死で終わります。

読み終わって考えたことは,なぜ楊業は死んだのかということです。
そもそも,楊業は宋建国時からの将軍ではなく,いわゆる外様なわけです。外様であれば,宋が滅んだとしても運命を共にする必要はないのです。しかし,楊業は死ぬとわかっていても戦った。息子たちはどうでしょう。
長男,次男,三男は死に,四男は捕まり,五男は行方不明。
なぜ,そこまでして楊家は戦うのか?
武門だからでしょうか?
宋という国にそこまでする必要はあるのでしょうか?
僕だったらとつい考えてしまいます。
やっぱり,家族を大事にします。息子に,「死んでくれ」とは言えません。
息子を何とかして生かしたいと思うのではないか。
最後に,楊業は,七男(末っ子)に逃げろと言います。
やはり,家族は守りたいのだと思うのです。
しかし,それ以上に国を守るとはどういうことなのか?

現代社会でいえば楊業が守ったものは,国なのか?
それとも会社でしょうか。
仕事をするうえで,なにもそこまで,家族まで犠牲にして,というのはよくある話です。
考えてみると,国でも会社でも人でも「守る」ということを,他人事と思わないことこそが楊業の生き方ではないでしょうか。
一旦宋の臣下となったからには,今できることを必死にする。
きっと誰かがやるだろうなんて思っていたら,そんな生き方はできません。
他人事にしないことこそが,彼のそして楊家の生き方なのだと思います。

仕事をするうえで大事なことは,他人事にしない事です。
いえ,生きるということは,そういうことなのかもしれません。

楊業のように必死に生きることは難しいことかもしれません。
しかし,この本を読んで,必死に生きるという事を少し学んだように思います。
大人気の理由がわかりました。

さて,次は,北方謙三著 「血涙」を読む予定です。
これは,新楊家将で,楊業亡き後の楊家で,六男が後を継ぎます。
どんな活躍をしてくれるのか,今からドキドキします。

おススメは,
★★★★
です。

それでは。

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