ども,サスペンダーです。
今回も,銭形平次で「呪ひの銀簪」です。簪は「かんざし」です。
これは,殺人事件です。
しかも,片目を銀の簪(かんざし)で貫かれるという,なんとも凄惨な事件です。
それを見事に平次が解決し,犯人を捕まえるという物語。
長屋のおばさんが平次を訪ねてきた女性を勝手に家に入れるとか,
簪が銀メッキされているというだけで,犯人予想するとか,(これはハズレだったけど)
泥棒してそれに銀メッキして売ってる人を逃がすとか。
やっぱり,銭形平次は面白い!
それでは。
ども,サスペンダーです。
8月になりました。毎日暑いですね~。
さて,今回ご紹介するのは,野村胡堂著 「銭形平次捕物控 002 振袖源太」です。
またもや銭形平次です。
今回もテンポよく,なぜそうなった?なぜ犯人が分かった?などの謎解きはありません。
おそらく,平次は勘がいいんですね。
テレビの平次は,ここぞの時に銭は投げて犯人などを捕らえるのが気持ちいいのですが,この原作は違うんです。
まずは,銭ですが,確かにここぞの時なんですが,犯人にというわけではありません。
例えばこの巻では,自殺しそうなおじさんに投げて自殺を辞めさせるだけなんです。
しかも,おじさんはその後,平次に感謝ではなく,「何をするんだ!痛いじゃないか!」(現代的に言えば)と文句を言います。
平次は人情派なので,犯人を追い詰めて,逃がします。
上司の侍からは,縮尻(しくじり)平次といわれます。
この辺りは,ルパン三世の銭形警部と似てますね。
おススメは★★★
それでは。