五山の送り火Webライブ中継

大文字山(京都)

京都のお盆に「大文字焼き」というイベントがあります。

お盆の終わりの8/16に,山肌に大きな炎の「大」の字が描かれます。これはお盆のときに帰ってきた先祖の霊を送る「送り火」としておこなわれます。

大文字焼きというのは実は日本各地にあり,近いところでは8/15に奈良高円山で行われる大文字焼きがあります。

京都の送り火は特徴的で,「大文字」だけではなく,「妙法」,「舟形」,「左大文字」,「鳥居」の5つがあり,「五山の送り火」と呼ばれています。京都をぐるりと囲む山々にそれぞれの炎の字や図形が浮かびあがり壮大な光景です。

KCG洛北校舎の屋上からは五山のうち,「大文字」,「」,「舟形」,(「左大文字」がちょこっと)が望るので,毎年洛北校の学生がWebで見えるようにライブ中継をおこなっています。

準備している学生をみていると,こちらまでソワソワしてきます。
(準備している学生さんの様子がこちらのブログで紹介されています。)

8/16は20:00から順次点火されていきますので,直接見られない方はぜひウェブ中継で見てください。

五山の送り火中継ページmobile ver.

上記を運営してくれている制御通信部(CINCS)のページ

鴨川校よりお送りする大文字のページ(By KCG)

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モワレ模様

モアレ画像

モアレ模様:規則性のある模様をカメラやスキャナで取り込むとできる,実際の模様にない模様。
同心円状に円が描かれている上に,小さな円が見えていると思います。これがモアレ模様です。

周期の異なる波の干渉でできる「うなり」がその原理。
画像ではその模様の周期と,画像を取り込む画素の周期で干渉が起こるそうです。
原理的にカメラやスキャナで取り込むときだけでなく,印刷の際などにも発生します。

画像処理関連の仕事をしている友人がいます。画像にモアレ模様が発生しないように日夜努力しています。デジカメをつかってもモアレ模様が目立たないのはこんな人々のおかげです。

さり気ないことであまり気付かれませんが,こんなところにも技術と努力が注ぎ込まれているのですね。

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選挙に行ってきました

参議院選挙に行ってきました。

今日はお仕事だったので,帰りに寄ってきました。
投票を最後にすると,投票箱の施錠を確認させられるという話を聞いたので,ちょっと期待しながら。

選挙会場はいつもの通勤路からちょっと入ったところにあるので,フラフラと入っていったら,知らない人に声を掛けられ,
「選挙ですか? 急いでください。8時で閉まります!」
「8時までに会場に入ればいいですから。」
と,せかされました。

到着時間は19:57。まさにギリギリ。
狙ったわけではなかったのですが,これなら投票箱の施錠確認ができると期待を膨らませます。

投票用紙に名前を書いていたら後ろからカウントダウンが聞こえてきました。

「5! 4! 3! 2! 1! はい!」

とたんに,あわただしい空気。

次々と片づけが始まる中,投票用紙を投票箱に入れたのですが,特に声を掛けられず出口へ促されました。
後ろを振り向くと,「投票箱閉めました!」と叫び,スタッフどうし確認し合ってました。

残念。私には施錠の確認をさせてもらえませんでした。
のんびり投票者に確認させるよりも,さっさと開票作業に移らないといけなかったのでしょう。

家に帰り速報を見ていたらいつもより速報が早い気がしました。
うわさに聞く自動開票器が活躍しているからでしょうか。手作業より100倍早いそうです。
こんなところにも組込み機器が活躍しているのですね。

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