キミが働く理由
何のために働くのか?
はっきりと理由がいえるだろうか?
ボクは、この本を手にしたとき考えました。
何のため?
生きるため、確かにそうだ。
家族のため、これもそうだ。
自分のため、たぶんそうだ。
そして、この本を読んで今いえる理由は、「夢」のためです。
小さい頃の夢は、学校の先生でした。
なぜ、学校の先生なのか?
ボクの家の近くに歳が5つ下の男の子がいたんです。
ちょうど、ボクが6年生で彼が1年生。
一緒に遊びながら、勉強も少しは見ていた時、すごく楽しくって、将来は学校の先生になりたいって思いました。
それから、数年後高校を卒業したボクは、KCGに進学しました。
すでに、この段階で学校の先生という職業は無理だと思い、それだったらコンピュータを一生懸命勉強して、就職しようと決意したのです。
そして、その努力の甲斐あって、国家試験(第二種情報処理試験)に合格しました。
すると一緒に試験に受かった友人から、奨学生試験を受けないかと誘われ、特別奨学生を受ける事にしました。
結果、特別奨学生に合格したのです。
特別奨学生とは、奨学金を受給していた期間、学院に残って後輩の指導にあたるという奨学制度です。
つまり、卒業するとKCGの先生になれたわけです。
これって、夢がかなったわけですよね。
だから働いているって言いたい所ですが、ちょっと待った。
なぜ、学校の先生になりたかったんだろう?
人に何かを教える事の楽しさ?
いやいや、その人がそれを知って喜んでくれる事が楽しかったのです。
つまり、ボクの夢は「学校の先生」ではなく「先生という職業を通じて人を喜ばせたい」だったんです。
これが、ボクが働いている理由です。
これは何も教えて喜ばせるだけじゃないんです。
就職きまったらみんな喜んでくれます。
そのためには、履歴書を添削します。模擬面接だってします。証明書だって受け付けます。履歴書だって売ります。つまり学校の業務全部がボクの夢を叶えるためにあるんです。
この本は、その事に気づかせてくれました。
社会人のみなさん、読んでみてください。
学生のみなさん、読んでみてください。
そして、考えてください。
あなたは、何のために働くのか?