耶律楚材と光武帝と煬帝と李世民

みなさん,こんにちは。

先日,覇帝フビライを読了し,先ほどブログを更新しました。
そこで,気が付いたのですが,なんとブログ上では,2017年2月に書いた安禄山が最後に読んだ本でした。
いやいや,今年は2020年ですから,もう少しは読んでいます。

ということで,ご紹介します。

耶律楚材です。遼,金,モンゴルに仕えた名臣です。

草原の風は,後漢の光武帝を描いたものです。
光武帝といえば倭の国王の金印を授けた皇帝です。

煬帝は隋の二代目皇帝です。
中国歴代ダメ皇帝でもトップではないかと思われます。
しかし,彼の業績は実は大きくその後の様々な国に影響を及ぼしているのです。

李世民は,唐の二代目皇帝で有名です。
貞観の治などで有名ですね。

ということで,3年で9冊でした。

 

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覇帝 フビライ

みなさん,こんにちは。

不要不急の外出自粛中の土日いかがお過ごしでしょうか?

普段できない家のことをしたり,ゲームをしたり,ゴロゴロしたり・・・

さて,4日に一冊の本を読み終わりました。といっても1日ではありません。3月31日から読み始めて,昨日(正確には5日になっていましたが,寝る前なので4日としておきます)読み終わりました。1週間かかりました。

読んだ本は,「覇帝フビライ」

皆さん,ご存じのフビライ・ハーンです。
知ってますよね,中国は元の初代皇帝です。
日本には,元寇を行った皇帝です。

まあ,僕の知識はこれくらい。

フビライは,チンギス・ハーンの末子トゥルイの次男。
つまり,チンギスの孫です。
大モンゴル国としては,5代目の大ハーンとなります。
初代チンギス→オゴタイ→グユク→モンケ→フビライです。
オゴタイはチンギスの三男,グユクがその子供。
モンケはトゥルイの長男(フビライの兄)。

5代目のフビライになって,ついに南宋を滅ぼして中華を統一します。
まさに世界を視野に入れた大帝国の皇帝です。
大ハーンになるところから,元建国,そして反乱の鎮圧と目まぐるしく戦いが繰り広げられます。
フビライは人材を求め,「欠点よりも長所を,失敗より功績を見よ」という信念に基づいて異なる民族を能力重視で登用していきます。
まさに,グローバルで成果主義な人事です。現代世界に通じるわけです。

中国の名君や名臣といわれる人のやることは,現代ビジネスでも十分活用できる考え方をしています。「なるほど!」とか納得できるところも面白さの一つです。

 

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