プロレスラーです。

プロレス好きなら誰もが知っているマスクマンです。
「千の顔を持つ男」という意味で、「仮面貴族」とも言われます。
いつも、いつも違うマスクをしてくるんです。
しかも、リングアナウンサーの紹介のときに、マスクをぬいで、客席に投げるんです。
当時はあれ欲しかったな〜。
あっ、もちろん下にはもう一枚マスクしてます。
テーマ曲はスカイハイ（ジクソー）

僕は小さい頃は怖くてプロレス中継を観れなかったんです。
しかし、あるときマスカラスを観てファンになりました。
すごく紳士的でかっこ良かったな〜。
それから、プロレスにハマっていきました。
だから、僕にプロレスの面白さを教えてくれたのが、このミル・マスカラスなんです。

得意技は、もちろん「フライングクロスチョップ」
他にも、プランチャも得意ですが、彼のプランチャは最後まで相手を観ている所がすこい。
時々、プランチャをよける選手がいるんですが、そんなときは、ロープをつかんで一回転、そのあと相手が油断したところにプランチャという見事さなんです。

たぶん、知らない人がこれを呼んでも何のこっちゃ？と思うかもしれませんが、知っている人なら、「そうそう！」と言ってもらえると思います。

僕が小学生の頃は、ちょうどタイガーマスクが新日本プロレスに登場したころです。
ダイナマイトキッドやブラックタイガー、小林邦昭たちとの戦いも面白く、
日本中がタイガーマスクに夢中になりました。
覆面レスラーといえばタイガーマスクという具合です。
残念ながら、当時はマスカラスは全日本に出ていましたから対戦はなかったのですが、僕はマスカラス派でした。

マスカラスは映画にも出演しています。もちろんマスクつけてです。
メキシコでは英雄なんです。
こんな話があります。
プロレスの大舞台アメリカの「マディソン・スクエア・ガーデン」はその昔、覆面レスラーは試合が出来なかったそうです。しかし大人気ミル・マスカラスを出場させるためにその規則を変えたんだそうです。すごい人気だったんですね。

ちなみに、マスカラスの弟は飛鳥仮面「ドス・カラス」です。
現在はその息子のドス・カラスJrが活躍しています。

という事は、マスカラスは過去の人？と思うかもしれませんが、いえいえ、まだまだ現役です。(たぶん)

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