蘭陵王

ども,サスペンダーです。

今回は,田中芳樹著 「蘭陵王」をご紹介します。

時代は,南北朝時代。
南朝は梁から陳に。
北朝は,北魏が東魏,西魏に別れ,東魏が斉,西魏が周に。
南北朝といっても,三国が並立した時代です。

蘭陵王は,この斉の初代皇帝の孫で,第2代皇帝の第4皇子にあたります。
しかし,この兄弟は皇帝になることがなく,皇帝は第2代皇帝の弟によって受け継がれていきます。

蘭陵王はこの斉の武将として周や陳に対して大勝して,斉を支えました。
しかし,斉は蘭陵王や有能な将軍が殺害され,周に滅ばされました。

この本は,蘭陵王の戦闘シーンは面白いのですが,半分は皇族などの殺害の話になっており,なんだかやるせなさが残ります。
蘭陵王

おススメは,★★★

それでは。

 

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